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ちょっと教えたいお話

.NET

■Microsoft .NETの概要
「.NET(Microsoft.NET)」は2000年6月にマイクロソフトが発表した同社の次世代インターネット戦略であり、Windows環境を越えた広範囲なビジョンで、MS-DOSからWindowsへの移行に匹敵する根本的なパラダイムシフトと言えます。
「.NET」は、全ての情報機器がインターネットに接続されることを前提として、従来のような単体としてのコンピュータではなく、インターネット全体に分散配置されたアプリケーションやデータを、必要に応じて情報機器を柔軟に利用可能とするというものです。

 「.NET」実現のためにマイクロソフトが提供する製品/サービス/技術の全てを包括する情報プラットフォームを「.NETプラットフォーム」と呼びます。「.NETプラットフォーム」の中で、「.NET」に準拠したソフトウェアを開発/実行するための環境として提供されるものが「.NET Framework」です。また、「.NET Framework」は、マイクロソフトの次期OS:Longhorn(開発コード名)の基盤となっています。


■Microsoft.NETの具体的なメリット(スマートクライアントの実現)
「スマートクライアント」とは、マイクロソフトの造語ですが、簡単に言うとファットクライアント(従来型の専用アプリケーション)とシンクライアント(ブラウザベースのWebアプリケーション)の利点を両立させたものです。
スマートクライアントでは、Webサービス(Webアプリケーションでは無い)を使うことで、配布や運用を楽にしたクライアントアプリケーションでありながら、従来のファットクライアントと同様にローカルマシンのパワーを100%活用した高い機能と操作性が実現できます。


■スマートクライアントの主要な要素
(1)Webサービス
   スマートクライアントは、基本的にブラウザベースのシンクライアントを使う多層モデルと同じ
ような構造を持っています 。但し、クライアントはブラウザではなく、マシン上で直接実行されるGUIアプリケーションでありWebサーバーとは「Webサービス」を使ってデータ交換を行います。
Webサービスは、コンポーネントソフトウェアのようにプログラムで再利用できるオープンなインターネット標準に基づいて構築されるものであり、ネットワークを通じて利用できます。

(2)ローカルマシンのパワーをフルに活用
   スマートクライアントは、ビジネスロジックを提供するサーバーとWebサービスを使ってデータを交換しますが、プラットフォームにネイティブな実行コードを生成するため、ファットクライアントと同等の高い機能性や軽快なレスポンスを実現できます。

(3)自動的な配布や更新
 スマートクライアントソフトウェアは、ブラウザベースのアプリケーションと同じくWebサーバーから配布でき、アプリケーションに自動更新の機能を追加すれば、Webに匹敵する運用性を実現する事も可能です。(勿論、CDやDVDなどを使っても配布可能です。)
 一旦配布されたスマートクライアントアプリケーションは、サーバーにおかれた最新版のソフトウェアに適合するよう自動的に更新されるため、利用者は常にアプリケーションの最新版を使用できることが保証され、IT部門の配布コストは大幅に低減できます。また「.NET Framework」にはWebサーバー上にアプリケーションを配置するだけで、セキュリティ管理下での配布/実行を実現するノータッチデプロイメントという機能や従来のインストール形式をネットワーク上で展開する「Click Once」という機能も「.NET Framework 2.0」で提供される予定です。

(4)オフライン作業のサポート
 スマートクライアント技術では、ユーザーはWebサービスを提供するインターネットやネットワークに接続していない場合でもデータを扱うことができるようになります。これは、スマートクライアントがブラウザベースのアプリケーションと大きく異なる点であり、社外で活動する営業員やリモートオフィスにおいて大きな利点をもたらします。

(5)マルチデバイス対応
 Webサービスは言語やプラットフォームに依存しない標準であり、スマートクライアントアプリケーションは、PDA(Personal Digital Assistant)を始めとする、様々なデバイスに対応できます。
マイクロソフトは、PCやタブレットPC、Pocket PCなどに向けて.NET Frameworkや.NET Compact Frameworkといったプラットフォームを実装しており、Microsoft Office 2003のようなアプリケーションをスマートクライアントのプラットフォームとして使えるようにしています。
 
■長期的な視野に立った.NETのビジョン
 最終的には、デスクトップPCやサーバーばかり
ではなく、携帯電話やSPOTデバイスまで、全てが
「.NET」テクノロジ(Webサービス)で連携されるよう
になります。
※図中の赤丸はWebサービスに対応した.NETプラット
  フォーム 対応ソフトウェアを意味しています。



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