Civil Engineer's Forum-FORUM8
このページをスタートページに設定する QR

Facebook - FORUM8

Twitter - FORUM8

YouTube - FORUM8

 サイトマップ | ご利用条件 | お問い合わせ | 英語翻訳サイト | Japanese | English | Korean | CHS/CHT | Vietnam | Francais | Europe

New Products & Service 水工 

柔構造樋門本体の縦方向の設計計算を支援するプログラム

●新規価格 470,000円

●リリース 2020年6月

3DA対応
 柔構造樋門の設計・3D配筋セミナー
日時 : 2020年11月27日(金) 9:30〜16:30
会場 : フォーラムエイト・WEBセミナー
参加費 : ¥18,000

Ver.14の改定内容

「柔構造樋門の設計・3D配筋Ver.14」では、主に「河川構造物の耐震性能照査指針 令和2年2月」(以下、新指針)への対応を行いました。

ここでは、Ver.14の新指針への対応について、概要を紹介いたします。

新指針への対応概要

新指針「1.総則」の解説では、平成24年版の道路橋示方書(以下、H24道示)を参考とすることが記載されています。従来の「河川構造物の耐震性能照査指針 平成24年2月」は、平成14年版の道路橋示方書(以下、H14道示)を参考としており、Ver.13以前はこれに従っています。これを踏まえて、新指針への対応を以下の仕様としました。

・門柱のレベル2地震動照査について

門柱の基本条件画面のレベル2地震動照査の選択に、新指針・旧指針の選択を設けました。旧指針を選択した場合、設計水平震度も含めて、従来の方法で計算を行います。

図1 門柱の基本条件画面

新指針では、「6.5.1門柱・堰柱の照査」に許容塑性率の算出式(解6.5.5)が記載されています。この式は、H14道示Xの許容塑性率の算出式(10.8.3)と同じです。また、この式で使用される終局変位δuはH14道示で規定されたもので、H24道示の限界状態変位δlsとは異なります。

Ver.14で新指針に沿った設計計算を行う場合は、新指針の許容塑性率算出式を用います。この式で使用するδu、δyは、H14道示Xに従って算出される終局変位、降伏変位としています。

安全率αは、新指針で示された値を使用します。


区分 河川構造物の耐震性能照査指針
令和2年2月 平成24年2月 
地域区分 H24道示 H14道示
設計水平震度
塑性ヒンジ長 H14道示 
コンクリートの応力度
-ひずみ曲線
レベル2-1
レベル2-2
終局変位
許容塑性率 H14道示
(安全係数が異なる)
H14道示

表1 指針選択による門柱L2照査基準比較表

・本体縦方向のレベル2地震動照査について

新指針の「6.5.4 函渠の照査」では、従来通り、曲げモーメント及びせん断力が、終局曲げモーメント及びせん断耐力以下であることを照査することが記載されています。このため、函体のレベル2地震動照査については、今回の改定の影響はありません。

・杭支持の照査について

H24道示の杭基礎の照査は、一部、H14道示と異なります。このため、本体縦方向の杭支持モデルの基本条件画面に「河川構造物の耐震性能照査指針」の選択を追加しました。「令和2年2月」を選択した場合は、H24道示に沿った杭基礎の照査を行います。「平成24年2月」を選択した場合は、H14道示に沿った照査を行います。

図2 本体縦方向(杭支持モデル)の基本条件画面

・その他の照査について

許容応力度法照査に関しては、H24道示、H14道示に違いはありませんので、本体縦方向、横方向、門柱、胸壁、翼壁の常時・レベル1地震動照査に変更はありません。

また、H24道示では、鉄筋材質SD390、SD490の適用が可能となっていますが、以下の理由によりVer.14では対応していません。

−新指針の「5.3耐震性能1に対する水門・樋門及び堰の限界状態」で「許容応力度の値は、国土交通省河川砂防技術基準・設計編(令和元年7月部分改定)に従うものとする。」と記述されていますが、河川砂防技術基準にSD390、SD490の規定がないこと、

−門柱のレベル2地震動照査では、H14道示に準拠したδuを使い、SD490の検証実験を元に規定されたδlsを使用しないこと

(Up&Coming '20 盛夏号掲載)
戻る
Up&Coming

FORUM8


お問合せ窓口




[ ユーザー紹介 ]
櫻井工業株式会社
株式会社TEAM IWAKIRI PRODUCTS
[ 開催報告 ]
第17回FORUM8デザインフェスティバル






>> 製品総合カタログ


>> プレミアム会員サービス
>> ファイナンシャルサポート

最近リリースした製品
3次元鋼管矢板基礎の設計計算(部分係数法・H29道示対応) Ver.4
UC-1・UC-1 Cloud 統合版 BOXカルバート
電子納品支援ツール Ver.17
柔構造樋門の設計・3D配筋 Ver.17
建築杭基礎の設計計算 Ver.10

キャンペーン実施中
地方創生・国土強靭化 FORUM8セミナーフェアキャンペーン
レンタルアクセス同時購入キャンペーン・過去レンタルキャンペーン
Shade3D・F8VPS 20%OFFキャンペーン

セミナー・イベントカレンダー
開催間近のセミナー
4/2  ブロックUIプログラ
  ミングツールで学ぶ
  ジュニア・プログラミング
4/3  動的解析
4/4  下水道耐震設計体験
4/5  Shade3D-F8VPS
  メタバース入門

ソフトウェア/支援サービス
VRソフト(バーチャルリアリティ)
《UC-winシリーズ》
・道路・シミュレータ
・ドライブ・シミュレータ
・マイクロ・シミュレーション
・避難解析・シミュレーション
>>その他VRソフト
FEM解析ソフト
・3次元プレート動的非線形解析
・2次元動的非線形解析
・総合有限要素法解析システム
>>その他FEM解析ソフト
土木・建築・設計ソフト
《UC-1シリーズ》
・構造解析/断面
・橋梁上部工
・橋梁下部工
・基礎工
・仮設工
・道路土工
・港湾
・水工
・地盤解析
・CAD/CIM、建設会計
・維持管理・地震リスク
・建築
・船舶/避難
>>その他土木・建築・設計ソフト
クラウド
《スパコンクラウド®》
・スパコンクラウドサービス
《VR-Cloud®》
・リアルタイムVRシステム
解析支援サービス/サポート
・UC-win/Roadサポートシステム
・設計成果チェック支援サービス
・Engineer's Studio®解析支援
・地盤解析支援サービス
・EXODUS/SMARTFIRE解析支援
・xpswmm解析支援サービス
・建物エネルギーシミュレーション
・3Dレーザスキャン・モデリング
・3D模型サービス
・3D報告書・図面サービス
>>その他支援サービス
各種ソリューション
・耐震診断/解析
・鋼橋設計
・橋梁新工法
・建築設計
・自治体
・医療系VRシステム
・パーキングソリューション
・ECOソリューション
>>その他ソリューション