仮設土工スイート
今回はUC-1 Engineer's Suite 仮設土工スイートの構成製品から3製品ご紹介します。
土留め本体工、鋼製支保工、アンカー支保工、控え杭タイロッド式土留めの設計計算および図面作成が可能。慣用法と弾塑性法(解析法T、U)の同時計算、自立時、掘削時、撤去時のステージ検討、掘削底面の安定(ヒービング、ボイリング、パイピング、盤ぶくれ)、支持力検討、法面の影響を考慮した設計。周辺地盤の影響検討(FEM解析含む)に対応。平面図、側面図、数量表、設計条件表の作図が可能。
最新Ver.15では、自立時の有限長の杭計算に対応、支保工反力の計算値を採用値に自動セット機能、地層データのC・φをN値から推定する機能、山留め設計指針(H29)に対応、などを機能追加。
たて込み簡易土留設計施工指針(H30版)に基づき、たて込み簡易土留の設計計算を行うプログラム。
たて込み簡易土留設計施工指針(平成30年4月)では、特殊条件下の設計施工として「腹起し・切ばり方式」・「スイング方式」が明記され、本プログラムでも適用可能。同旧指針(平成20年9月)での特殊施工例として記載されている「長尺管吊り下し区間の検討」にも対応。また、各社機材メーカーの機材データを登録画面で管理し機材テーブルとして提供。捨梁の設置位置を指定、捨梁の座屈長を任意入力可能。スライドレール/縦ばりの応力計算における合成応力度の許容値を指定可能。
各設計基準の選択により対象とする土構造物における設定された湛水条件での土中水の状態を自動設定する斜面安定解析プログラム。斜面安定解析/逆解析(逆算法)の基本解析、法面工の景観設計を行う基本機能、各種対策工の設計計算を付加した製品とに区分されます。土構造物に対する性能設計化規定に備え、「ニューマーク法」及び「浸透流FEM解析」にも対応しています。