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水工 |
開水路の設計・3D配筋 Ver.4
土地改良「水路工」に特化したU型開水路計算・図面作成プログラム
●新規価格
●リリース |
153,000円
2018年6月2日 |
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Ver.4では、主に次の機能追加を行いました。
- 蓋の断面照査に対応
- 地盤の改良深さ,改良幅計算に対応
- 設計データファイルの自動バックアップに対応
- 外側土圧係数の上限値指定に対応
- 試行くさび法時の台形分布対応
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蓋を設置した場合、これまでは蓋重量と蓋上の輪荷重又は等分布荷重を考慮した安定照査と側壁、底版の断面照査を行っていました。今回、これらの照査に加えて、蓋を鉄筋コンクリート部材とした断面照査に対応しました。照査に当たっては、単純梁として断面力を算定します。またコンクリート材料や配筋情報は、側壁や底版等の従来の部材と同様の設定が可能です。照査位置は蓋中心位置で行いますが、任意の位置を指定することも可能です。
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図1 蓋の断面照査の結果確認表示 |
図2 蓋付き形状 |
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深さz における地中での鉛直地盤反力度及び許容支持力を算出し、鉛直地盤反力度 ≦ 許容支持力となる最小のzを改良深さとして算出します。算出された改良深さ及び荷重の分散角を考慮して、改良幅を算出いたします。算出に当たっての躯体底面の鉛直地盤反力度は、有効載荷幅と全幅のいずれかより選択することができます。また、改良地盤に水位を考慮することも可能です。 |
指定した時間ごとに、自動的に設計データのバックアップを行う機能に対応しました。自動保存を行う場合には、バックアップする時間(分・秒単位)とバックアップファイルを保存するフォルダを指定します。保存フォルダは固有のフォルダを設定しますが、読み込んだ設計データと同じフォルダに保存することも可能です。 |
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図3 改良深さ、改良幅入力画面 |
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クーロン(物部・岡部式)で主働土圧土圧係数を算出する際に、上限値の考慮に対応しました。『土地改良事業計画設計基準及び運用・解説 設計「水路工」基準・基準の運用・基準及び運用の解説』(平成26年3月)では、ケースIIIにおける土圧係数は内部摩擦角30°の場合を上限値とすることが記載されています。プログラムでは土圧係数を算出する際に、算出値と上限値とを比較し、自動的に大きい方を採用して土圧を算定します。上限値算出用の内部摩擦角は自由に設定可能です。また土圧係数の上限値はケースV時の考え方ですが、荷重ケースの種類にかかわらず、それぞれの荷重ケース毎に上限値を考慮するか指定することが可能です。
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試行くさび法で計算を行う場合、土圧分布を三角形分布と仮定して、土圧作用面高さの1/3の位置に土圧を作用させるのが一般的です。今回それに加えて、下記の考え方に対応しました。
この考え方は森林土木構造物標準設計を参考にしたもので、Hは土圧作用高さ、hは載荷荷重の換算高さとなります。この考え方を採用することで、クーロン土圧のように載荷荷重を考慮した台形分布として計算することができます。
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(Up&Coming '18 盛夏号掲載) |
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