New Products |
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●新規価格
●アップグレード価格 |
232,000円
116,000円 |
●リリース 2015年 10月
UC-1 仮設工 |
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二重締切工の設計」は、堤防開削する工事において河川堤防にかわる仮締切を鋼矢板二重式工法により施工する場合の設計、CAD図面作成を行うプログラムです。この度、以下の機能拡張を行い、「二重締切工の設計 Ver.3」をリリース致します。
- 「鋼矢板芯壁堤 鋼矢板による河川堤防補強工法設計の手引き(案)」対応
- 鋼矢板・鋼管矢板腐食の考慮
- その他要望
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「鋼矢板芯壁堤 鋼矢板による河川堤防補強工法設計の手引き(案)」対応 |
「鋼矢板芯壁堤 鋼矢板による河川堤防補強工法 設計の手引き(案)」(以下、芯壁堤マニュアル)は、鋼矢板芯壁堤の洪水対策、地震(液状化)対策等、必要とされる機能に応じて、所定の安定性が得られるように設定を行うもので、下記の図書に準拠したものです。
- 災害復旧工事の設計要領 平成13年(全国防災協会)
- 液状化対策工法設計・施工マニュアル(案) 平成11年3月(建設省土木研究所他)
- 漁港・漁場の施設の設計の手引 平成11年4月(日本港湾協会)
- 道路橋示方書・同解説IV 下部構造編 平成8年12月(日本道路協会)
- 鋼矢板二重式仮締切設計マニュアル 平成13年5月(国土技術研究センター)
- 鋼矢板〜設計から施工まで〜 平成12年3月(鋼管杭協会)
鋼矢板芯壁堤は図1のように、堤体内に打設した鋼矢板壁及びタイロッドで堤体内部を拘束し、堤体の安定性を保持します。
これにより、洪水時、地震時に天端高さを保ち、破堤を防止する機能を有しています。
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▲図1 矩形柱 |
芯壁堤マニュアルには、洪水時の設計検討と地震時(液状化時)の設計検討についての記載があり、その設計手順は図2、図3の通りです。
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■図2 洪水時の設計手順 ■図3 地震時の設計手順 |
設計マニュアルと芯壁堤マニュアルの違いとして、液状化時の根入れ長の計算が挙げられ、その関係は表1の通りとなり、これに対応致します。
検討ケース |
設計マニュアル |
芯壁堤マニュアル |
フリー・アース・
サポート法 |
最小根入れ長
との比較 |
タイロット式結合
による方法 |
フリー・アース・
サポート法 |
最小根入れ長
との比較 |
タイロット式結合
による方法 |
常時(洪水時) |
○ |
× |
× |
○ |
× |
× |
地震時
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○ |
× |
× |
- |
- |
- |
液状化時 |
× |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
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鋼矢板腐食の考慮をするか否かを選択できるよう機能拡張致します。腐食後の断面諸元は腐食低減係数で計算を行い、以下のようになります。
I =I0・αI
Z=Z0・αZ
αI :断面二次モーメントの腐食低減係数
αZ :断面係数の腐食低減係数
I0 :腐食前の断面二次モーメント(cm4/m)
I :腐食後の断面二次モーメント(cm4/m)
Z0 :腐食前の断面係数(cm3/m)
Z :腐食後の断面係数(cm3/m)
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その他に以下の要望に対応致します。
- 法面付き掘削形状でのデータチェックの改善
- 材質テーブルの引張材に「建設省 中部地方建設局監修 河川構造物設計要領」と「漁港・漁場の施設の設計の手引」の標準値設定に対応
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今後、ユーザ様からのご意見、ご要望を取り入れ改善・改良を加えて参ります。どうぞご期待ください。 |
(Up&Coming '15 秋の号掲載) |
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