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●新規価格
●アップグレード価格 |
78,000円
39,000円 |
●リリース 2015年4月
UC-1 橋梁上部工 |
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落橋防止システムの設計計算は、「道路橋示方書・同解説X耐震設計編(平成24年3月 社団法人 日本道路協会)」を基準に落橋防止構造の設計計算を行うプログラムです。Ver.5では、「既設橋梁の耐震補強工法事例集(平成17年4月 財団法人 海洋架橋・橋梁調査会)」(以下、耐震補強工法事例集)を参考に2種類の落橋防止構造に対応予定です。
- 繊維材を用いた定着構造
- 鋼製アングルを用いた定着構造
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「耐震補強工法事例集」(P.293〜296)に従って、繊維ロープで橋脚梁部を囲い、主桁と繊維ロープの定着部材をPCケーブルによって接続することで設計荷重に抵抗する構造です。今回のVer.5では下表の照査項目に対応を行う予定です。
場所 |
部材 |
照査内容 |
PCケーブル |
PCケーブル |
引張耐力 |
主桁側緩衝材 |
支圧応力度 |
主桁への定着部 |
補強リブ |
曲げ応力度 |
せん断応力度 |
合成応力度 |
ブラケット本体 |
曲げ応力度 |
せん断応力度 |
合成応力度 |
ブラケット取り付けボルト |
摩擦接合 |
引張耐力 |
はりへの定着部 |
繊維ロープ |
引張耐力 |
ロープ定着鋼棒 |
せん断応力度 |
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▲図1 繊維材を用いた定着構造 |
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「耐震補強工法事例集」(P.286〜292)に従い、PCケーブルおよび鋼製アングルの組み合わせからなる部材で橋脚梁部を囲い、主桁と鋼製アングルをPCケーブルによって接続する構造です。Ver.5では下表の照査項目に対応を行う予定です。
場所 |
部材 |
照査内容 |
PCケーブル |
PCケーブル |
引張耐力 |
主桁側緩衝材 |
支圧応力度 |
主桁への定着部 |
補強リブ |
曲げ応力度 |
せん断応力度 |
合成応力度 |
ブラケット本体 |
曲げ応力度 |
せん断応力度 |
合成応力度 |
ブラケット取り付けボルト |
摩擦接合 |
引張耐力 |
はりへの定着部 |
PCケーブル(水平) |
引張耐力 |
PCケーブル(垂直) |
引張耐力 |
上部アングル |
曲げ応力度 |
下部アングル |
せん断応力度 |
側面コンクリート |
曲げ応力度 |
下面コンクリート |
せん断応力度 |
摩擦抵抗による定着 |
支圧応力度 |
下面コンクリート |
支圧応力度 |
摩擦抵抗による定着 |
静止条件 |
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▲図2 鋼製アングルを用いた定着構造 |
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以上、「落橋防止システムの設計計算 Ver.5」の拡張機能についての概略を紹介させていただきました。今後もユーザ様からのご要望を取り入れて、改良・改善を加えていきますので、どうぞご期待ください。 |
(Up&Coming '15 春の号掲載) |
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