「FRAMEマネージャ /(面内)Ver.4」では、主に次の項目に対応しました。
- 図化プログラムの断面力に全ケース共通倍率を追加
- 組合せ荷重ケースのMmax/Mmin位置を算出
- 計算結果のCSV出力
- 表入力画面の選択行を一括削除
- Engineer’s Studio®(面内)へのデータエクスポート
以下に、これらの改訂内容の概略を紹介いたします。 |
全ケースにおける断面力の最大値を予め算出し、それを元に各ケースの断面力スケールを決定することで、全ケースを通して共通の倍率で断面力を描画します。機能の動作スイッチは図化プログラム機能内の描画デフォルト情報設定画面もしくは描画領域別情報設定画面の断面力図タブに追加しております。
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▲図1 描画デフォルト情報設定画面 |
▲図2 描画領域別情報設定画面 |
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組み合わせ荷重ケースのMmax/Mmin位置を算出 |
Ver.3では複数の基本荷重ケースを足し合わせて作成した組合せ荷重ケースでは、曲げモーメントが最大・最小となる位置を計算できませんでしたが、基本荷重ケースと同様に処理スイッチ項目の部材間Mmaxの計算スイッチによりMmax/Mmin位置での部材力を表示させることが可能となりました。 |
計算結果をテキスト形式(*.csv)でファイルに保存することが可能となりました。EXCEL等によりユーザー側でのデータ加工を可能としたことで計算結果の汎用性を高めました。
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▲図3 道路付属物設定画面とグループ配置の結果 |
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従来から多くのご要望を頂いていた、利便性を向上するための選択した複数行を一括で削除させる機能を実現しました。 |
Engineer’s Studio®(面内)へのデータエクスポート |
FRAMEデータをEngineer’s Studio®(面内)のデータ形式にエクスポートすることで、製品間のデータ連携が可能となりました。
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▲図4 Engineer’s Studio®(面内)へのデータエクスポート |
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以上、Ver.4新機能の概略を紹介させていただきました。今後も皆様からのご要望を取り入れて、改良・改善を加えていきますのでご期待ください。 |
(Up&Coming '15 新年号掲載) |
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