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●リリース 2014年8月8日
UC-1 橋梁下部工 |
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「橋脚の復元設計計算 Ver.2」(Ver.2.0.0)では、復元機能を更に強化するために以下の機能拡張を行いました。
1) 昭和55年道示Vの地震時変形性能の照査
2) 降伏剛性または許容塑性率の指定による主鉄筋の自動復元
3) RC巻立て、鋼板巻立て補強の主鉄筋・アンカー筋の設定拡張
4)「震度算出(支承設計)」(カスタマイズ版)との連携
以下に各機能の概要をご紹介いたします。 |
Ver.2では、昭和55年道示Vの巻末資料に紹介されている地震時変形性能の照査に対応しています。この照査方法は、地震時保有水平耐力法の前身となるもので、曲げ変形時の変位に着目し照査となっています。
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▲図1 昭和55道示フロー |
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復元設計を行うにあたり、降伏剛性や許容塑性率などの情報が残されており配筋状態が不明な場合、自動トライアル計算により同等の結果となる配筋候補を復元することができます。
1) 降伏剛性を指定する
2) 許容塑性率を指定する(H8道示以降ではタイプTに着目)
3) 降伏剛性と許容塑性率を指定する
また、ある一定の剛性を持つ橋脚配筋の目安をつける場合などに利用することも可能です。
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▲図2 自動復元設定 |
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Ver.2では、「橋脚の設計 Ver.12」にて対応した補強主鉄筋・アンカー筋の詳細配置について、同等の機能を追加しています。これにより、変則的な配筋であっても従来より高い精度で復元設計を行うことが可能となります。
1) 定着筋と非定着の詳細ピッチによる設定(小判形の直線部)
2) 定着筋と非定着の1本ごとの設定(円形・小判形の円弧部、矩形面取り形状の面取り部)
3) アンカー筋の詳細ピッチによる設定(矩形・小判形及び矩形面取り形状の直線部)
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▲図3 アンカー筋配置 |
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「橋脚の復元設計計算」は、地震時保有水平耐力法に特化することで「橋脚の設計」でサポートしていないの旧基準に準じた計算を行うことが可能ですが、他製品と連携を行うことができませんでした。Ver.2では、「震度算出(支承設計)」(カスタマイズ版)との連携を行うことが可能となっています。
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▲図4 震度算出-準拠基準 |
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以上、Ver.2の拡張機能についての概略を紹介させていただきました。今後も皆様からのご要望を取り入れて、改良・改善を加えていきますので、どうぞご期待ください。 |
(Up&Coming '14 秋の号掲載) |
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