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●リリース 2014年10月
UC-win シミュレーション |
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OHPASS(Optimal Highway Path Automatic Search System:オーパス)は、高速道路等の最適な線形を高速に探索するシステムです。遺伝的アルゴリズム(GA:Genetic Algorithm)を用いて、法規や各種条件を満たしつつ、線形形状や事業コスト、土量バランス等の最も優れた経済的な線形を導き出すことが可能です。また、最適化した線形データをLandXML形式にコンバートすることにより、UC-win/Roadにインポートして簡易な操作で可視化、各種シミュレーションを行うことができます。
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▲図1 最適線形解析結果 |
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▲図2 OHPASSとUC-win/Roadの連携例 |
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近年、日本国内においては新規の高速道路建設需要は減少しつつありますが、海外では、特に経済成長が著しいアジア太平洋地域を中心として、旺盛なインフラ需要が存在しており、英語版を開発することにより、これらの地域での利活用が見込まれます。特に、景観や快適性、建設コストといった観点から合理的な道路設計を行うには豊富な経験、技術が必要ですが、OHPASSは多数の線形から最適線形を導き出すことが可能ですので、経験の浅い技術者であっても理想的な道路設計が可能です。したがって、新興国でこそ大きな力となると考えられます。また、海外でも広く用いられているUC-win/Roadと連携することにより、予備設計段階で走行性や景観性を評価したり、建設予定地周辺住民との合意形成に役立てることも可能となります。 |
英語版はメニューやダイアログなどが全て英語表記となっており、日本語版のOHPASSと同様に最適線形や土工費を解析し、結果を出力することができます。
日本語版と英語版では、線形解析に用いるパラメータの設定値が異なっております。日本の道路規格と海外の道路規格は異なるので、解析を行う土地に適したパラメータを設定することが必要です。また、英語化に伴い通貨の相違を考慮した結果表示を可能にする予定です。OHPASSが解析に用いるパラメータデフォルト値はプログラム本体とは別に外部ファイルを用いているため、外部ファイルを用意すれば世界中どの地域にも対応することが可能となっております。もちろん、パラメータは設定画面上で直接指定することも可能です。(画像は開発中のものです。)
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▲図3 パラメータ設定画面 |
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▲図4 縦断図 |
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(Up&Coming '14 秋の号掲載) |
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