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2D・3D 浸透流解析体験セミナー |
Webセミナー対応 |
●開催日 : 2014年9月4日(木)13:30〜16:30
●本会場 : 東京本社 品川インターシティA棟セミナールーム
※TV会議システムにて東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌・金沢 にて同時開催
●参加費:無償 |
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「3次元浸透流解析(VGFlow)」(以下、VGFlow)は、3次元での有限要素法(FEM)による飽和−不飽和浸透流解析プログラムです。去る平成21年6月の道路土工要綱改訂では性能設計枠組みを取り入れ、要求性能に対する作用力の1つして「降雨の作用」が明確化されました。また、翌年の平成22年5月
盛土工指針の改訂では盛土の安定検討のフローチャートに降雨の作用に対する照査が組込まれました。これ以降、浸透流解析のニーズが急速に高まる中、更なる操作性の改善と利便性の向上に特化した「3次元浸透流解析(VGFlow)Ver.2」をリリースします。
本バージョンでは、解析ソルバー(群馬大学工学部・元鵜飼研究室)はそのままに、主としてユーザーインターフェイスの刷新を行います。従来版はプレポストとして汎用メッシュジェネレータである「Visual
FEA」をカスタマイズし利用しておりましたが、本バージョンでは当社の仕様をCESAR-LCPCを開発したitech社に提示して開発を行っています。これにより、「VGFlow
Ver.2」と弊社既存製品であります「3次元弾塑性地盤解析 GeoFEAS3D」(以下、GeoFEAS3D)を統合し、両製品を同一のプラットフォーム上で操作する事が可能となります。
両製品間にて解析モデルをシームレスに移行する事が可能となり、データポータビリティが飛躍的に向上します。この他にもインターフェイスの日本語化など、本改訂では操作性の改善と利便性の向上に対し様々な取り組みを行っています。以降、各機能の詳細についてご説明します。
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▲図1 VGFlow と弊社他製品との関連 |
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Ver.2ではGeoFEAS3Dとプラットフォームが統合されます。これにより既にGeoFEAS3Dをご使用のお客様は、既存の解析ファイル(*.GF3)を読込み、浸透流解析に必要なデータを使い慣れたGeoFEAS3Dのインターフェースで入力をすれば、モデルの再作成、メッシュの再カットを行うこと無く同一のモデルに対して浸透流解析を行うことが可能となります。
また、その逆に浸透流解析用において作成した解析モデルをそのまま地盤弾塑性解析に用いることも可能です。さらに、従来通り浸透流解析の結果を3次元地すべり斜面安定解析を行う製品LEMにインポートし地下水位面の生成をすることも可能です。
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▲図2 GeoFEAS3D 同じインターフェースを採用 |
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Ver2は、Ver.1同様の下記代表的なオブジェクトの操作および編集機能を有しています。
- オブジェクトの並進・回転移動と複製
- 平面の並進・回転押出しによる立体の生成
- 線、面、立体オブジェクトの交差による点、線、面の作成
- 線オブジェクトの分割と結合
また、モデル作成を支援機能は、下記既存機能に、2点間の距離および勾配を計測する機能が追加されます。
- 点、線、面、立体オブエジェクトの不整合チェック機能
- DXFファイルからの3次元形状の読込み
- 視点の保存
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Ver.1 と同様に下記ポスト表示機能を有しています。
- 圧力水頭のコンター
- 任意断面の圧力水頭コンター
- 流速ベクトル表示
- 各節点の値確認
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▲図3 切断面コンターとベクトル図イメージ |
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(Up&Coming '14 盛夏の号掲載) |
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