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●最新版製品価格 |
●リリース 2013年 12月
UC-1 構造解析/断面 |
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本システムは、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の平成21年度 第2回「イノベーション推進事業(産業技術実用化開発助成事業)」に採択され、設計において重大な瑕疵がないことを正確かつ短時間でチェックする事を目的とした製品です。Ver.3では、特に、耐震性能照査システムについて入力量の低減、チェック方法のわかりやすさに取り組みました。 |
Web照査チェックシステム(以下、システムA)は橋梁、BOXカルバート、擁壁を対象としたデータ照合システムです。
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▲図1 照合結果 |
「166の道路構造物の実例に学ぶ 設計不具合の防ぎ方」1)においても、マクロデータ分析として、例えば、鋼上部構造では、「支間長と単位幅当たりの鋼重の関係」、「橋面積と鋼重の関係」を統計分析し、指標を横軸、設計値を縦軸としたグラフを作成し、指標と設計値の相関度合いを求め、その関係性の適正を評価した上で、設計値の妥当性を評価することが紹介されています。 |
概算値チェックシステム(以下、システムB)は、橋梁上部工(コンクリート橋、鋼橋)、BOXカルバート、擁壁を対象に、成果物の形状、鉄筋量などの適性について、成果物と同じ条件を与え、自動計算から得られた形状と成果物の形状とを比較チェックします。
今回の改訂では、BOXカルバートおよび擁壁について、UC-1最新バージョン(BOX:12.1.2、擁壁:13.2.0)のデータファイルをインポートできるようにします。 |
耐震性能静的照査システム(以下、システムC)は、「道路橋示方書IV下部構造編」および「道路橋示方書V耐震設計編」に基づいて、静的解析により下部構造の耐震性能を行います。一方、耐震性能動的照査システム(以下、システムD)は同示方書に基づいた動的解析による下部構造の耐震性能チェックを行います。
今回の改訂では、両システムを統合すると同時に、現行製品におけるシステム構成を大幅に見直します。システムCにおきましては、これまでの膨大な入力量を大幅に削減します。また、計算は、下部構造(橋台、橋脚)については、自動計算機能による形状、鉄筋量の決定を行い、決定した下部工の剛性を用いて、上部工、下部工の一体解析モデルを生成し直して、震度算出機能により、設計水平震度、上部工分担重量、死荷重反力を計算し直して、再び、自動計算により各下部構造の最適形状を求めます。これを何度か繰返し、最終的な最適形状を決定し、チェック方法としては、前述のシステムBと同じように、自動計算から得られた形状と成果物の形状とを比較チェックします。
システムDにおきましては、システムCと同一のプラットフォーム上で、応答スペクトル解析による動的解析を実現します。
参考文献:「166の道路構造物の実例に学ぶ 設計不具合の防ぎ方」 阪神高速道路株式会社・設計不具合改善検討会 2012年12月
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▲図2 橋梁下部工耐震性能照査システム構成図 |
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