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●最新版製品価格 |
●リリース 2013年8月2日
UC-1 道路土工シリーズ |
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擁壁の設計セミナー |
CPD |
●開催日 : 2013年12月3日(火)9:30〜16:30
●本会場 : 東京本社 品川インターシティA棟セミナールーム
※TV会議システムにて東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌・金沢 にて同時開催
●参加費:1名様 \18,000 |
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3月末にリリースされた「擁壁の設計Ver.13」では、全体安定検討や衝突荷重時の選択入力等に対応しましたが、その後リビジョンアップ版としてVer.13.1及びVer.13.2をリリースし、主な内容として以下の項目に対応しました。
- 試行くさび法時の見かけの震度考慮
- 杭基礎時低減係数の地震規模ごとの指定
- 軽量盛土の傾斜角度が90度時の土圧計算
- かさ上げ盛土高比>1の場合の計算拡張
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土圧式が試行くさび法である場合に、水位以下の土圧算出に適用する一般的な見かけの震度(水位より上の土砂の影響を無視した簡易式)にはこれまでも対応していましたが、Ver.13.1よりさらに機能を拡張し、「建設省河川砂防技術基準(案)同解説 設計編〔I〕」を参考にした、載荷荷重や水上の土重を考慮して見かけの震度を算出する方法も選択できるようになりました。 |
杭基礎設計計算,許容支持力算出時の地震時に考慮する地層データの低減係数DEは、これまで一つのみの指定となっていましたが、Ver.13.1.1より機能を拡張し、地震規模ごとに指定できるようになりました。 |
軽量盛土の範囲は、傾斜角度を指定することにより制限することができます。この傾斜角度は軽量盛土の背面勾配となり、軽量盛土層の背面側土圧を算定する際に考慮されます。また、軽量盛土以外の層の土圧計計算時には、軽量盛土の範囲は制限されず、通常の多層地盤時の土圧計算と同様に、層毎にすべり面を変化させて土圧を算出します。
Ver.13.2よりこのような計算方法に加え、軽量盛土の傾斜角度が90度の場合の計算を拡張し、軽量盛土が無い場合と同様に単層の地盤として計算する方法に対応いたしました。
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▲図1 軽量盛土の傾斜角度が
90度未満の場合 |
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▲図2 軽量盛土の傾斜角度が
90度の場合 |
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かさ上げ盛土高比(盛土高H1/躯体高H)が1より大きくなった場合には、擁壁工指針に記載されているように、盛土高H1=躯体高Hとして計算を行います。
Ver.13.2より機能を拡張し、Hの考え方を「躯体高」と「土圧作用高」のどちらかより選択できるようになりました。
これにより従来の方法に加え、盛土高H1/土圧作用高Hが1より大きくなった場合には、盛土高H1=土圧作用高Hとして計算を行うことができるようになりました。
▲図3 FEM解析の両壁モデル |
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▲図4 両壁モデルによるX方向の変位コンタ図 |
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以上、擁壁の設計Ver.13のリビジョンアップ版 Ver.13.1及びVer.13.2で拡張された主要な機能を紹介させていただきました。
リビジョンアップ版では、今回紹介させていただいた機能以外にも、数多くの要望対応を行っております。
今後も皆様からのご要望を取り入れて、改良・改善を加えていきますので、どうぞご期待ください。 |
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