Civil Engineer's Forum-FORUM8
このページをスタートページに設定する QR

Facebook - FORUM8

Twitter - FORUM8

instagram - FORUM8

YouTube - FORUM8

 サイトマップ | ご利用条件 | お問い合わせ | 英語翻訳サイト | Japanese | English | Korean | CHS/CHT | Vietnam | Francais

New Products
BOXカルバートの設計(下水道耐震)Ver.8
「下水道基準」に準拠したBOXカルバートの耐震設計プログラム

最新版製品価格 ●リリース 2013年8月
UC-1 水工シリーズ

 BOXカルバート(下水道耐震)/下水道シリーズ体験セミナー
●開催日 : 2013年8月23日(金)13:30〜16:30
●本会場 : 東京本社 品川インターシティA棟セミナールーム
 ※TV会議システムにて東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌・金沢 にて同時開催
●参加費 :無償

 はじめに
「BOXカルバートの設計(下水道耐震)Ver.8」では、主に下記対応を行っています。
  1. 単鉄筋構造への対応
  2. 温度変化への対応
  3. 最大、最小鉄筋量照査への対応
以下に、これらの改訂内容の概要を紹介いたします。
 単鉄筋構造への対応
これまでは、鉄筋が外側、内側に配筋される複鉄筋構造のボックスカルバートのみを対象としており、2次製品(プレキャスト)や小規模ボックスカルバート等に見受けられる部材断面中央付近にのみ鉄筋を配置した単鉄筋構造には未対応でした。

今回、直接基礎でRC函体の単ボックスを対象に単鉄筋構造への検討に対応します。


■図1 単鉄筋構造の断面図

主鉄筋かぶりは外面からの芯かぶりを入力していただきます。複鉄筋構造の場合、鉄筋かぶりは(部材厚/2)未満までとし、これを超える場合はチェックに掛けて計算を中断しますが、単鉄筋構造では、鉄筋かぶり<部材厚まで設定が可能です。

配筋情報の入力は径−本数で入力していただきます。本数は奥行き1m当りの値となります。小数第3位まで入力可能としておりますので配筋状態を細かく反映することが可能です。なお、単鉄筋構造時は自動配筋機能に対応しておりません。

曲げ応力度、曲げ耐力の照査では、単鉄筋として算出します。

せん断応力度およびせん断耐力の照査について、複鉄筋構造の場合、せん断補強鉄筋を考慮に含めて照査しますが、単鉄筋構造ではせん断効果を期待できるせん断補強鉄筋は存在しないため、せん断補強鉄筋は考慮に含めません。

結果確認画面および計算書出力では、かぶりや必要鉄筋量、使用鉄筋を1種類のみの出力とし、使用鉄筋は径−本数の書式で出力します。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
■図2 単鉄筋構造の配筋画面
 温度変化への対応
温度上昇、および温度下降を考慮した検討に対応します。温度上昇、下降はそれぞれの温度荷重をフレームモデルに載荷することで検討します。温度変化時の結果は、常時、レベル1地震時、レベル2地震時と同様、温度変化時として表示します。

なお、応力度照査の許容値は温度変化時のものを参照します。なお温度変化はRC函体のみを対象に対応します。


■図3 温度変化の入力部
 最大、最小鉄筋量照査への対応
RC部材を対象に最大鉄筋量、最小鉄筋量の照査に対応します。常時、レベル1地震時毎に検討を行います。

最大鉄筋量の照査は、引張側使用鉄筋量Asが釣合鉄筋量Asb以下であることを照査します。本方法は「道路土工カルバート工指針(平成21年度版)平成22年3月 (社)日本道路協会」(P.123)に準じています。

最小鉄筋量は2種類の計算方法を用意し、指定に応じた方法で照査します。

照査方法=道示IVの場合、「道路橋示方書・同解説IV下部構造編(平成24年3月)(社)日本道路協会」7.3(P.185〜)に準じて、以下により最小鉄筋量照査を行います。

 (1) Mu≧Mc((2)を満足するときは不要)
 (2) 1.7M≦Mc
 (3) As≧5(cm2/m)=500(mm2/m)
 (4) As’≧0.008・A1’

上記のうち、(1)、(3)、(4)あるいは(2)、(3)、(4)を満足していることを照査します。

照査方法=0.002・b・dの場合、部材幅(b)×有効高(d)の0.2%を最小鉄筋量とし、引張側使用鉄筋量が最小鉄筋量以上であることを照査します。この照査方法は、「コンクリート標準示方書 2012年制定 設計編 (社)土木学会」7編 2.3.1(P.323) に記載されているものです。
 おわりに
以上、Ver.8拡張機能の概略を紹介させていただきました。今後も皆様からのご要望を取り入れて、改良・改善を加えていきますので、どうぞご期待ください。
(Up&Coming '13 夏の号掲載)
戻る
Up&Coming

FORUM8


お問合せ窓口




[ ユーザー紹介 ]
株式会社 溝田設計事務所
公立諏訪東京理科大学 工学部 機械電気工学科
Kemmochi Design Office
[ イベント案内 ]
デザインフェスティバル2024のご案内






>> 製品総合カタログ


>> プレミアム会員サービス
>> ファイナンシャルサポート

最近リリースした製品
電子納品支援ツール Ver.18
GSS「情報共有システム(オンライン電子納品)」
鋼断面の計算(部分係数法・H29道示対応) Ver.2
UC-BRIDGE・3DCAD(部分係数法・H29道示対応) Ver.2
深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.5

キャンペーン実施中
マルチライセンスキャンペーン
イベント・フェア参加キャンペーンキャンペーン
Shade3D・F8VPS 20%OFF

セミナー・イベントカレンダー
開催間近のセミナー
11/22  弾塑性地盤解析(2D/3D)
11/26  都市の地震防災
11/27  基礎の設計・3D配筋(部
  分係数法・H29道示対応)
11/28  大型土のう/補強
  土壁の設計体験

ソフトウェア/支援サービス
VRソフト(バーチャルリアリティ)
《UC-winシリーズ》
・道路・シミュレータ
・ドライブ・シミュレータ
・マイクロ・シミュレーション
・避難解析・シミュレーション
>>その他VRソフト
FEM解析ソフト
・3次元プレート動的非線形解析
・2次元動的非線形解析
・総合有限要素法解析システム
>>その他FEM解析ソフト
土木・建築・設計ソフト
《UC-1シリーズ》
・構造解析/断面
・橋梁上部工
・橋梁下部工
・基礎工
・仮設工
・道路土工
・港湾
・水工
・地盤解析
・CAD/CIM、建設会計
・維持管理・地震リスク
・建築
・船舶/避難
>>その他土木・建築・設計ソフト
クラウド
《スパコンクラウド®》
・スパコンクラウドサービス
《VR-Cloud®》
・リアルタイムVRシステム
解析支援サービス/サポート
・UC-win/Roadサポートシステム
・設計成果チェック支援サービス
・Engineer's Studio®解析支援
・地盤解析支援サービス
・EXODUS/SMARTFIRE解析支援
・xpswmm解析支援サービス
・建物エネルギーシミュレーション
・3Dレーザスキャン・モデリング
・3D模型サービス
・3D報告書・図面サービス
>>その他支援サービス
各種ソリューション
・耐震診断/解析
・鋼橋設計
・橋梁新工法
・建築設計
・自治体
・医療系VRシステム
・パーキングソリューション
・ECOソリューション
>>その他ソリューション