New Products |
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●最新版製品価格 |
●リリース 2013年1月22日
UC-win 動的非線形解析 |
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Engineer's Studio® 活用セミナー
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『都市の地震防災』出版記念セミナー |
●開催日 : 2013年5月24日(金)9:30〜16:30
●本会場 : フォーラムエイト東京本社GTタワーセミナールーム
※TV会議システムにて
東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌にて同時開催
●参加費 :1名様 \18,000 (税別) |
●開催日 : 2013年4月19日(金)14:00〜16:30
●本会場 : フォーラムエイト東京本社GTタワーセミナールーム
●講師 : 吉川弘道氏(東京都市大学 教授) 他
●参加費 : 無料
●懇親会・出版披露:17:00〜 |
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Engineer's Studio® Ver 2.01では、主に下記2項目に対応しました。いずれもフレーム要素に関する内容です。
- 限界状態設計法に基づく断面照査
- 平成24年7月版NEXCO設計要領第二集のM−θモデル
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主に、終局限界、使用限界、疲労限界、耐久性(腐食)、安全性(断面破壊、疲労)を照査します。参考としている規準は以下のとおりです。
- 平成8年制定 コンクリート標準示方書[設計編]
- 2002年制定 コンクリート標準示方書[構造性能照査]
- 2007年制定 コンクリート標準示方書[設計編]
- 鉄道構造物等設計標準・同解説 コンクリート構造物(平成11年10月)
- 鉄道構造物等設計標準・同解説 コンクリート構造物(平成16年4月)
入力は、図1に示す場所から呼び出して下記設定を行います。
![画像をクリックすると大きな画像が表示されます。](image/uc100/up100-seihin03-01s.jpg) |
■図1 限界状態設計の入力 |
- フレーム要素に着目点
- 限界状態照査用詳細入力リスト
- 限界状態 照査用詳細入力プロパティ
- 限界状態 照査用荷重
- 限界状態 照査リスト(図6)
![画像をクリックすると大きな画像が表示されます。](image/uc100/up100-seihin03-02s.jpg) |
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![画像をクリックすると大きな画像が表示されます。](image/uc100/up100-seihin03-03s.jpg) |
■図2 着目点の入力 |
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■図3 限界状態設計の照査用詳細入力リスト |
![画像をクリックすると大きな画像が表示されます。](image/uc100/up100-seihin03-04s.jpg) |
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![画像をクリックすると大きな画像が表示されます。](image/uc100/up100-seihin03-05s.jpg) |
■図4 限界状態設計の照査用詳細入力プロパティ |
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■図5 限界状態設計の照査用荷重 |
![画像をクリックすると大きな画像が表示されます。](image/uc100/up100-seihin03-06s.jpg) |
■図6 限界状態設計の照査リスト |
上記5番の照査リストが照査を行う単位です。以下のような構造になっています。
[照査リスト] = [着目点] + [詳細入力リスト] + [荷重定義]
詳細入力リストでは、詳細な入力が多いので、特別な画面で入力します(図4)。
照査用荷重では、荷重ケースを複数同時に指定できるため、1つの限界状態設計リストで多数の荷重ケースを照査できます。
照査結果は図7、図8のように比率で表示されます。図7は総括表です。総括表では各照査の中から厳しい結果が抽出されて表示されます。各照査の詳細な結果が図8です。どちらの図でも比率の欄をクリックすることで、昇順や降順にソートできます。
![画像をクリックすると大きな画像が表示されます。](image/uc100/up100-seihin03-07s.jpg) |
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![画像をクリックすると大きな画像が表示されます。](image/uc100/up100-seihin03-08s.jpg) |
■図7 限界状態設計の照査、総括表 |
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■図8 限界状態設計の照査結果 |
レポート出力の設定は図9で行います。計算式も含めた詳しい計算書を出力することができます。出力枚数が多くなるので、出力する項目を選択できます。
![画像をクリックすると大きな画像が表示されます。](image/uc100/up100-seihin03-09s.jpg) |
■図9 限界状態設計のレポート出力設定 |
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平成24年7月版NEXCO設計要領第二集のM−θモデル |
NEXCO設計要領第二集では、橋脚柱基部の非線形特性として曲げモーメントと回転角の関係(M−θ)をトリリニア型でモデル化する方法が示されています。本版では、断面と連動することで自動的にトリリリニア型のM−θ関係をばね特性に作成します。
M−θ関係を自動生成するときに必要な塑性ヒンジ長Lp、降伏変位δy、限界状態の変位δls2は、H24道路橋示方書V耐震設計編に準拠して自動算出されます。
自動生成されたM−θ特性は、ばね特性の画面で確認できます。許容回転角θpa2は、設計要領p.3-27の式(3-2-4)で算出され、ばね要素の照査に用いられます。
![画像をクリックすると大きな画像が表示されます。](image/uc100/up100-seihin03-10s.jpg) |
■図10 NEXCO設計要領第二集のM−θ入力 |
![画像をクリックすると大きな画像が表示されます。](image/uc100/up100-seihin03-11s.jpg) |
■図11 NEXCO設計要領第二集のM−θ履歴モデル |
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UC-win/FRAME(3D)からの移行と今後の展望について |
Ver 2.01の対応には、限界状態設計コードのサポートが含まれています。いくつかの新機能に加え、UC-win/FRAME(3D)の主要機能をすべて含むものとなっており、本製品において重要なリリースであるといえます。また、UC-win/FRAME(3D)の新たな保守契約について、今後は行わないともアナウンスされています。これは、多くのユーザーの皆様にとって大きな前進と言えます。ここでは、このような今回の移行について説明させていただきたいと思います。
UC-win/FRAME(3D)との機能比較
Engineer's Studio®はUC-win/FRAME(3D)のソースコードから開発され、両ソフトは現在もソルバーを共有しています。前者においてはさらにインターフェースの開発が加えられ、ソルバーに新しい有限要素が追加されており、包括的なFEMモデリングおよび、より開発に適合したプラットフォームの提供を目的としています。
UC-win/FRAME(3D)の全バージョンのデータファイルは、Engineer's Studio®で直接読み込むことができます。
以下に、UC-win/FRAME(3D)と比較した場合の、Engineer's Studio®の主な改良点や対応項目について挙げます。
- グラフィカルツールな編集ツールを開発。大規模モデルにおけるグラフィックスの反応はUC-win/FRAME(3D)から大幅に改善。
- モデル作成におけるより効率的な機能や操作システムの実装により、データ制作時間を短縮
- 広範囲のモデリングを可能にする新たな有限要素の追加(Mindlin平板要素、カテナリーケーブル要素、粘性減衰要素など)
開発予定
現在開発中の主要な機能には、次のような項目があります。
- 多点動的外力荷重
- 多点動的外力変位荷重
- 多点加速度荷重
- 保存する結果の取捨選択
従来、UC-win/FRAME(3D)による設計において、ソルバーは全ての結果をディスクに保存することが必要でしたが、モデルの大型化により難しくなってきています。Engineer's
Studio®でも同様の保存方式を採用してきましたが、保存する結果の取捨選択機能の実装を進めています。加えて、結果処理のマルチスレッド化も計画されており、これらの対応により、全体的な処理時間について著しい改良を期待できます。
今後の展望
Engineer's Studio®は当初より、FEM解析および設計の継続的拡張を考慮したプラットフォームとしてデザインされてきました。
UC-win/FRAME(3D)ユーザの皆様からの長年にわたる要望には、残念ながらUC-win/FRAME(3D)での実現困難なものが多々ありましたが、Engineer's
Studio®における新ライブラリはより効率的であり、UC-win/FRAME(3D)の開発中止により、Engineer's Studio®の開発により注力することができます。これにより、今後、ユーザの皆様の要望に迅速に対応できるかと思います。
多忙なスケジュールの中、UC-win/FRAME(3D)ユーザの皆様にとって新たなGUIの習得が負担となることは理解しておりますが、Engineer's
Studio®への移行をスムーズにするためのトレーニングビデオなども準備しております。
皆様がその技量をEngineer's Studio®へと向かわせる挑戦をされ、それによる利益を享受いただけることを心より望んでおります。 |
UC-win/FRAME(3D)ユーザ様には、2013年7月末まで、Engineer's Studio®を下記の特別価格にて販売いたします。
また、特典として、UC-win/FRAME(3D)の保守契約残存期間の、Engineer's Studio®の当該保守期間への適用をいたします。
Engineer's Studio® Ver.2 Ultimate |
UC-win/FRAME(3D) Advanced Ver.6(H24道示)及びUC-win/FRAME(3D) Advanced Ver.6カスタマイズ版両製品保有ユーザ(保守有効ライセンス) |
\900,000 |
Engineer's Studio® Ver.2 Ultimate(前川モデル除く) |
UC-win/FRAME(3D) Advanced Ver.6(H24道示)及びUC-win/FRAME(3D) Advanced Ver.6カスタマイズ版両製品保有ユーザ(保守有効ライセンス) |
\575,000 |
Engineer's Studio® Ver.2 Ultimate(ケーブル要素除く) |
UC-win/FRAME(3D) Advanced Ver.6(H24道示)及びUC-win/FRAME(3D) Advanced Ver.6カスタマイズ版両製品保有ユーザ(保守有効ライセンス) |
\750,000 |
Engineer's Studio® Ver.2 Advanced |
UC-win/FRAME(3D) Advanced Ver.6(H24道示)保有ユーザ(保守有効ライセンス) |
\390,000 |
Engineer's Studio® Ver.2 Lite |
UC-win/FRAME(3D) Standard Ver.6(H24道示)保有ユーザ(保守有効ライセンス) |
\260,000 |
Engineer's Studio® Ver.2 Base |
UC-win/FRAME(3D) Lite Ver.6(H24道示)保有ユーザ(保守有効ライセンス) |
\165,000 |
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