AP-INFORMATION-3 便利ソフト情報
●Acrobat 3D |
Acrobat 3Dは、PDFファイルで3Dデータを埋め込むことができ、回転・移動などのほか、アニメーション設定なども行えます。
PDFファイル変換に対応しているファイル型式は、一般的な3Dモデルデータ(3DS、VRML、DWG、DXF)はもちろん、「LWO」(Lihte
Wave)、「DGN」(MicroStation)など、約35種類のファイル形式に対応しています。また、付属の「Acrobat
3D Toolkit(3Dモデル編集ツール)」では、UC-win/RoadでもサポートしているMD3キャラクターモデルなど含め、50種類以上のファイル形式に対応しています。さらには、OpenGLを使用しているアプリケーションであれば、表示された3Dモデルを「Print
Scrnキー」で3Dキャプチャし、PDFファイルに埋め込むことも可能です。
作成されたPDFファイルは、従来のPDFファイル同様「Adobe Reader 8」で表示、閲覧が可能です。もちろん3Dモデルの視点移動、ライティング、表示方法の切り替えなども行えます。
「Acrobat 3D」、「Acrobat Reader」の主な機能
表示:ソリッド、透明、ワイヤーフレーム、ソリッドワイヤフレーム など15機能
ライティング:ホワイトライト、デイライト など 11種類
その他:オブジェクト単位での表示/非表示切替、視点移動(回転・移動・拡大/縮小)
Acrobat 3Dのみ対応(Readerでは未対応):
ビュー管理(視点保存)、断面表示の設定、ものさし機能(寸法表示) などの編集「Adobe
Acrobat 3D Toolkit」の主な機能
ファイル読み込み/保存、マテリアル(テクスチャ、カラーなど)の設定、レンダリング、分解図やアニメーションの作成 など
FORUM8製品での3D表示は、基本的に「OpenGL」を使用しているため、3Dキャプチャ機能を使用することにより、設計した構造物の3Dモデルを、計算書/報告書などに挿入することが可能です。
▲Acrobat 3D |
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▲ソリッドアウトライン表示
(上面/断面) |
なお、UC-win/Roadでは、キャプチャできる空間に制限があります。
3Dモデル、MD3モデルなど個別の3Dデータは、各編集画面でキャプチャできますが、VR空間で表示している全体モデルはキャプチャできません。UC-win/RoadのVR空間をPDFに埋め込む場合は、「2Dビュー表示」画面を利用することにより、設定しているテクスチャ反映されないなどの制限はありますが、VR空間を埋め込むことが可能です。
また、PDFMakerを使用することにより、Microsoft Office製品(Word / Excel
/ PowerPoint )でも、3Dモデルを挿入することが可能です。挿入された3Dモデルは、回転・移動・拡大/縮小、などが行えます。
▲UC-win/Road MD3キャラクター読込例 |
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▲UC-win/Road データ読込例 |
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※社名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。
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(Up&Coming '07 晩秋の号掲載)
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