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Vol.1 2010. 11. |
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3D図面サービス/3D模型サービス/3Dスキャン・VRモデリングサービス 最新情報
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3Dスキャン・モデリングサービス最新トピック
BIM&VRソリューションカタログ/学生BIMコンテスト |
●東京農業大学と北見工業大学との共同研究
フォーラムエイトでは、3Dレーザスキャナを用いて建物や道路などの3Dスキャンを行うサービスを開始しています。UC-win/Road
Ver.5の点群モデリングプラグインを使用して、スキャンしたデータを点群モデルとして読み込み、建物や橋梁など既存の施設の形状をVR上で正確に表現できます。
現在、東京農業大学の山崎元也教授、北見工業大学の川村彰教授と共に点群計測の共同研究を行っています。2010年9月には、渋谷交差点と日本橋中央通りの計測を行いました。
具体的には、SUV車の車両上に3次元計測機と広角レンズを装着したデジタルカメラを搭載したシステムを設置して行います。
車両を路肩に停車した状態でレーザを発射し、約10分間で450万点の点群計測が可能です。1箇所の計測が終了次第車両を移動し、別の地点に停車して再度計測を行うストップ・アンド・ゴー方式で行っています。この方法によって、距離のある道路を効率的に計測することができ、また、ある1か所の計測地点で他の停車車両の死角になって点群が計測できなかった範囲についても、データを重ね合わせていくことで計測の抜けが解消されます。
計測範囲は水平方向360°、鉛直方向に50°〜130°の80°になります。点群計測と同時に、計測機と同様車両の上に設置したデジタルカメラにより計測点からの画像を自動で撮影し、点群を計測した後でキャリブレーションを行い、色情報を持った点群として合成されます。
図1は日本橋中央通りをトータル6箇所計測し、UC-win/Roadで点群モデリングプラグインで読み込み表示した画像です。道路形状、車線やマーキング、看板の文字が認識されるレベルで計測されています。 図2は渋谷交差点3箇所を計測し専用ソフト上で重ね合わせています。できるだけ歩行者が少ない早朝に計測しています。計測点からの死角になった範囲は別計測点からのデータで補完されています。
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▲図1 |
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▲図2 |
●UC-win/Road for RoboCar(R)プラグイン・オプション
点群モデリングのさらなる応用として、RoboCar(R)のシステムとの連携を開発しています。
RoboCar(R)とは、株式会社ZMP社が開発したカーロボティクスプラットフォーム・スケールモデルカーで、本格的な駆動系を持ち、ステレオカメラと高速画像認識モジュールとステレオ視による障害物検知、車線認識アルゴリズム、各種センサと無線通信機能が可能です。
フォーラムエイトではニコン・トリンブル社の3Dレーザスキャナを使用し、中目黒GTタワー15階のフォーラムエイト東京本社のオフィス内空間を計測しています。(図3)
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▲図3 |
RoboCar(R)が走行するためのVR空間として利用、空間上のRoboCar(R)の座標を取得し複合現実(MR)上のシミュレーションを行い、サービスロボットなどさまざまなシーンで期待されるロボティクス分野でのVR応用を視野に入れ開発を行っています。
●BIM&VRソリューションカタログを作成
フォーラムエイトでは、土木・建築業界の新しいビジネスモデルとして、BIM統合ソフトAllplanと3D・VRソフトUCwin/Roadを核としたBIM&VRソリューションを展開しています。
また、この「BIM&VR」をテーマとしたカタログを作成し、その中で、BIMによる統合ソリューションの連携イメージと今後の展望についても紹介しています。
カタログより抜粋した上図「BIMによる統合ソリューションの連携イメージと展望」でも表されているように、Allplanではインポート/エクスポートツールの利用により、IAIによって標準化がすすめられている3次元建物モデルデータのIFC形式など、さまざまな3D・2Dの ファイル形式でのデータ交換を行うことができます。さらに、3DS形式でエクスポートしたデータは、UC-win/RoadをはじめとするFORUM8
製品で読み込んでの連携が可能となります。
このようなBIMによる建築・土木設計ソリューションの活用事例としては、BIM・3次元建築モデリングのコンペティション、Build
Live Tokyo2009 Uと、Build London Live 2009での成果が挙げられます(下図参照・カタログより抜粋)。なお、チームF8W16は今年10月13日〜15日にかけて開催されたBuild
Live Tokyo 2010にも参加いたしました。その成果については、本誌Up&Coming
88号(Build Live Tokyo 2010 参加報告)にて参加報告を掲載しているので、どうぞご覧ください。
BIMによる建築・土木設計ソリューション活用事例
Build Live Tokyo 2009 II
敷地のIFCデータをBIM統合ソリューション「Allplan」で読み込んで建物をモデリング。
解析ソフトに渡して風環境や氾濫解析のシミュレーションなどを実行。
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▲VRプレゼンテーションイメージ |
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▲TRANSYT
(交通シミュレーション) |
▲交通シミュレーションの
VR表現 |
▲EXODUS(避難シミュレーション)
Road for EXODUS |
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Build London Live 2009
課題となった架空の島の地形や交通網をUC-win/Roadで作成し交通流を設定。
EXODUSと連携して群集シミュレーションを実現。
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▲VRプレゼンテーションイメージ |
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▲UC-win/FRAME(3D)(構造解析) |
▲Road for EXODUS(群集シミュレーション) |
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●学生BIMコンテスト
フォーラムエイトでは2011年、第1回 学生BIM&VRデザインコンテストを主催します。BIM&VRをテーマとし、フォーラムエイトのソフトウェア・ソリューションを2種類以上使用して設計・デザインされたものを対象とし、学生を対象として作品を募集します。このコンテストを通じて、BIM&VRの活用技術やアイデアあふれる発想が生まれることを期待しています。
第1回 学生BIM&VRデザインコンテスト応募要項 |
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■応募期間 |
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平成23 年9 月1 日(木)〜 10 月31 日(月)[必着] |
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■応募資格 |
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学生であること。社会人学生や2011年に卒業までに作成された卒業研究、制作作品なども対象となります。 |
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■募集部門 |
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1.建築デザイン 2.橋梁デザイン |
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■応募方法 |
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ホームページで登録後、作品を送付。URLなど詳細は後日告知いたします。 |
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■各賞 |
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部門ごとに最優秀賞・優秀賞・エンターテインメント賞・奨励賞・審査員推薦賞を決定。
優秀賞: 表彰状、記念トロフィー、副賞、奨学金、50万円(各部門)
各賞賞品: ノートパソコン、デジタルカメラ、プリンター等を予定 |
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(Up&Coming '10 晩秋の号掲載) |
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