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Vol. 14
第3回 Virtual Design World Cup
第1回 Cloud Programming World Cup 開催概要


今年で第3回となるVirtual Design World Cup「学生BIM&VRデザインコンテスト オン クラウド」と、その一部門として新たに開催が決定した、Cloud Programming World Cup「第1回 学生クラウドプログラミングワールドカップ」の概要をご案内します。
応募の詳細や、貸与製品、受講可能なセミナー等の情報についても掲載しております。

Virtual Design World Cup / Cloud Programming World Cup 開催概要 共通事項

応募資格
応募作品の制作にあたった参加者がすべて学生であること。
学生同士のチームや社会人学生、2013 年卒業までに作成された卒業研究、制作作品なども対象とする。

応募期間・開催日程
エントリー受付 2013 年 9 月30 日(月)
応募作品受付 2013 年10 月 1 日(火)〜 10 月10 日(木)[必着]
審査期間 2013 年10 月15 日(火)〜 10 月24 日(木)
ノミネート作品発表 2013 年10 月25 日(金)
最終審査・結果発表 2013 年11 月21 日(木)
受賞作品表彰式 2013 年11 月21 日(木) (会場:東京・目黒雅叙園 2 階 舞扇)
 午前:Virtual Design World Cup 公開最終審査
 午後:学生クラウドプログラミングカップ表彰式/VDWC 表彰式/第6回国際VR シンポジウム

受賞作品表彰式
会場 東京・目黒雅叙園 2 階 舞扇
開催日  :  2013 年11 月21 日(木)
 午前:
 
The 3rd Virtual Design World Cup /第3 回 学生BIM & VRデザインコンテスト オン クラウド 公開最終審査
     午後: 第1回 学生クラウドプログラミングワールドカップ
第3回 学生BIM & VR デザインコンテスト オン クラウド 表彰式
第6回 国際VR シンポジウム

応募作品の著作権等ついて
 (1) 本コンペティションを通じて制作されたデータ、作品および成果物の著作権は、著作者本人にあるものとします。
 (2) フォーラムエイトは、著作者が制作したデータ、作品および成果物について、編集、加工などを行い、対外発表、研究発表、営業活動、広報活動として、HP、メールニュース、広報誌、書籍、雑誌、新聞等媒体での掲載・配布を行うなどの、二次使用許諾権利を持つものとします。

Virtual Design World Cup
 〜 第3回 学生BIM & VR デザインコンテスト オン クラウド開催概要


応募作品課題
「グローバルな都市のサスティナブルな駅前空間」

使用可能ソフトウェア/貸与期間
応募者予定者は事前登録により、対象ソフトウェアライセンスの期間内(5月1日(水)〜11月29日(金))無償貸与を受けられる。貸与された製品についてフォーラムエイトが主催するトレーニング、セミナー(有償または無償)に参加できる。

課題対象地ワークショップ
 7/26(金) 「VR まちづくりシステム体験セミナー」 (会場:東京)
 講師 : 傘木宏夫氏(NPO 地域づくり工房 代表)

対象製品・ソリューション
Allplan(Architecture/Engineering)、VR-Studio®、Engineer's Studio®、UC-1 Series(橋脚の設計、橋台の設計、3D 配筋CAD)、UC-1 for SaaS 他

審査基準
作品制作ではUC-win/Roadの使用を必須とする。また、BIM/CIMとVR活用の観点から、フォーラムエイトのソフトウェア、ソリューションをUC-win/Roadを含めて最低2種類使用し、設計・デザインされたものとする。

提出物
・使用ソフトウェア・ソリューションで作成したデータ
・上記を説明するためのA1サイズ(横使い)ポスター(PDF形式)

審査委員会
【審査委員(予定、敬称略)】
池田 靖史(実行委員長、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授/ IKDS 代表)
花村 義久(NPO シビルまちづくりステーション 理事長)
吉川 弘道(東京キ市大学 総合研究所 災害軽減工学研究室 教授)
Kostas Terzidis(ハーバード大学 准教授)
DAVID TSENG(台湾交通大学)
小嶋一浩(シーラカンスアンドアソシエイツ)

各賞
ワールドカップ賞(最優秀賞) : 1作品 賞金30万円、ワールドカップ、賞状
優秀賞 : 2作品程度 賞金10万円、優秀賞カップ、賞状
審査員特別賞各賞 : 5作品〜 賞金5万円、審査員特別賞カップ、賞状
ノミネート作品 : 15作品程度   賞状、作品パネル、記念品、FORUM8オリジナル景品
作品応募賞(Participation Prize) 規定のとおり応募されたすべての作品に対し作品応募賞賞状

お問合せ・作品に関するご質問窓口
株式会社 フォーラムエイト 東京本社 Virtual Design World Cup担当
・TEL.:03-5773-1888
・E-mail:bim@forum8.co.jp

課題および対象敷地の詳細

課題
「グローバルな都市のサスティナブルな駅前空間」
 報道などでも取り上げられているように、品川駅と田町駅の間に存在する車両基地を整理して山手線を東側の新幹線沿いに移設し、その西側に生まれる広大なエリアの再開発に伴って、新しい街の中心となる駅を設置する構想が発表・検討されています。
2013 年のテーマはこれに着想を得て、東京の臨港地区を舞台に、まだ名前も決まっていない山手線の新駅を交通結節点の中心とし、地球環境時代の都市空間の提案を求める内容としました。
対象敷地のVR データには、周辺情報として、この7月にフォーラムエイト東京本社が移転予定の品川インターシティおよび、品川駅前も含まれています。

1 鉄道で分断されていた臨港部と内陸部の市街地を結ぶ
江戸時代には対象地西側の第一京浜道路は海岸段丘沿いの海岸線をなし、高台は歴史ある寺町として今も緑地を多く残している。その一方、埋め立てで作られた臨港地区は明治初期に鉄道で分断されたまま内陸部との連続性を全く持たないままに発達してきた。今回の新駅周辺の都市デザイン提案がこの歴史的な都市の分断を再結合し、相互作用を生み出す機会であることに期待したい。

課題対象地VRデータ
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
▲赤枠で示された課題敷地を俯瞰。
山手線・京浜東北線移動に伴う再開発エリア、線路・車庫エリア、芝浦水再生センター北側の敷地を含む
(住所:東京都港区港南1、港南2)

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。 画像をクリックすると大きな画像が表示されます。 画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
▲敷地周辺情報として、フォーラムエイト東京本社が2013年に移転予定の「品川インターシティ」や
 品川駅港南口のデータも用意されている

※航空写真 : 国際航業株式会社


The 1st Cloud Programming World Cup
   〜 第1回 学生クラウドプログラミングワールドカップ開催概要


応募作品課題
UC-win/Road 、VR-Cloud®の伝送システムa3s のSDK(開発キット)で開発を行ったソフト、またはVR-Cloud®で動作するアプリケーション。エンジニアリング、ビジネス、ゲーム等のソフトを対象とする。

使用可能ソフトウェア/貸与期間
応募者予定者は事前登録により、対象ソフトウェアライセンスの期間内(6月13 日(木)〜 11 月29 日(金))無償貸与を受けられる。貸与された製品についてフォーラムエイトが主催するトレーニング、セミナー(有償または無償)に参加できる。

対象製品セミナー
開催日 開催地 セミナー名
7/5(金) 6会場 UC-win/Road Advanced・VRセミナー
7/19(金)
8/20(火)
9/26(木)
TV 会議※
(7 会場)
UC-win/Road SDKセミナー
8/27(火) 東京 UC-win/Road・VRセミナー
9/18(水)
-9/19(木)
東京 UC-win/Road・エキスパート・トレーニングセミナー
※ TV 会議システムにて 東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌・金沢 同時開催

対象製品・ソリューション
・UC-win/Road  ・UC-win/Road SDK  ・VR-Cloud®  ・VR-Cloud® SDK
・独自伝送技術 a3s(Anything as a Service) SDK

審査基準
・UC-win/Road 、VR-Cloud® のSDK(開発キット)で開発を行ったソフト、あるいは一般のソフトでVR-CloudR で動作するプログラム
・応募作品は未発表の作品に限る
・規定の提出物(作品・データ)の審査を行う。主にソフトとしてのアイデアを評価対象とするが、ソースの記述方法も考慮する

提出物
・動作するアプリケーションプログラム
・ソースコード・スクリプト(テキスト形式)
・プログラムの簡単なユーザマニュアル(Word 形式)
・プログラムのコンセプト、今後の課題やアイデア等(PowerPoint 形式)
※プログラムだけでなくコンテンツも併せて提出しても可

審査委員会
【審査委員(予定、敬称略)】
福田 知弘(審査委員長、大阪大学 大学院工学研究科 准教授)
羽倉 弘之(三次元映像のフォーラム代表、デジタルハリウッド大学院特任教授)
楢原 太郎(ニュージャージー工科大学 建築デザイン学部 准教授)
ペンクレアシュ・ヨアン(フォーラムエイトVR開発テクニカル・マネージャ)

各賞
クラウドプログラミングカップ賞(最優秀賞):1 作品 賞金30 万円、ワールドカップ、賞状
審査員賞:3 〜 4 作品 賞金5 万円、審査員特別賞カップ、賞状
作品応募賞(Participation Prize) 規定のとおり応募されたすべての作品に対し作品応募賞賞状

お問合せ・作品に関するご質問窓口
株式会社 フォーラムエイト 東京本社 Virtual Design World Cup担当
・TEL.:03-5773-1888
・E-mail:bim@forum8.co.jp




AIAC 国際建築設計スタジオ2013 レポート
日本橋を対象敷地とした課題についてデザイン提案


世界中の大学で建築を学ぶ学生たち約100名が、2013年9月にパリのユネスコ本部で開催されるコンクールでの発表を目指し、共通のテーマと実際の敷地について架空の建築デザイン提案によるアイデアを競う試み、「AIAC 国際建築設計スタジオ2013」がスタートしています。

▲ シンポジウムでの全体記念写真(日本橋三井ホール、2013年4月15日)

今年度の対象敷地には日本橋室町地区が選定され、2013年4月14日、8つの大学による敷地の調査を軸に設計や建築技術、環境技術、デザイン理論に関する学術的国際交流とする合同1次ワークショップをはじめとして、関連のシンポジウムなどが開催されました。フォーラムエイトはこのコンペティションに協賛し、UC-win/Roadで作成した対象地区を含む日本橋のVRデータを、ワークショップでの計画検討やプレゼンテーションでの活用を目的として、参加学生に提供しています。

欧州・アジアの8大学より100名超が参加

2000年から毎年開催されているAIACは、国際大学間連携による建築デザイン演習の共同授業プログラムです。
今年度の参加校はパリ・ラビレット国立建築大学、中国の北京清華大学とハルピン工科大学瀋陽建築大学、韓国の慶尚大学と漢陽大学、イタリアのベネチア大学と今年度から初参加の日本の慶應義塾大学SFC EI コースとなりました。
4月10日のレセプションパーティを幕開けとして、約1週間に渡って、ワークショップやセミナー、シンポジウムなど、さまざまな関連のイベントが実施されました。

対象敷地 日本橋のVR データを活用

4月12日のソフトウェアセミナーでは、フォーラムエイトによりAllplanを使用したモデリングのUC-win/Roadへのインポートと、デザイン・景観検討、スクリプトによるプレゼンテーションや、VR-Cloud®のコミュニケーション機能を用いたディスカッションなどについての講義を行いました。今後のワークショップにおいて、計画検討やプレゼンテーションなどでの活用が期待されます。

また、4月14日には、対象敷地の日本橋周辺において現地調査が行われ、分析および簡単な初期提案のプレゼンテーション制作が行われました。そのなかから、パリ・ラビレット国立建築大学と慶應義塾大学のチームによるレポートを紹介しています。

ワークショップの最終日となる4月15日には、シンポジウム「グローバルな視点からみた東京・日本橋の都市環境」が開催され、それらのプレゼンテーションの発表と併せて、参加大学の教授による、国際的環境先進都市の象徴としての日本橋についての講演が行われました。

AIAC 国際建築設計スタジオ2013 の実施概要

【第1次ワークショップ 〜日本橋敷地調査】
4月10日 レセプションパーティ(代々木青少年総合センター)
▲レセプションパーティでの挨拶の様子
フォーラムエイト代表取締役社長 伊藤裕二
 
4月12日 日本橋地域関係者インタビュー
 FORUM8 ソフトウェア・セミナー
4月14日 現地調査およびプレゼンテーション作成
4月15日 シンポジウム「グローバルな視点からみた東京・日本橋の都市環境」
 第1部 世界の大学生が見つけた東京・日本橋
 第2部 国際的環境先進都市の象徴としての日本橋
9月16 日 第2次ワークショップ(パリ・ユネスコ本部)
 ※フォーラムエイトデザインフェスティバル2013 Day3(9月20日)においても関連の展示を実施予定
12月 作品展示会(東京)


ソフトウェアセミナー(4/12 実施)での日本橋VR データ紹介とVR-Cloud®利用の様子
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AIAC 国際建築設計スタジオ2013 の実施概要

ENSAPLV パリ・ラビレット国立建築大学,(フランス パリ)
参加学生16 名教員4 名  指導 エリック・デュボスク教授/ ピエトロ・クレモニーニ教授
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▲アクティビティや緑化状況の町歩き調査、街区の断面的な分析マップの作成

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▲日本橋川とその上空の首都高速道路周辺の空間的状況の詳細な図面作成とその調査スケッチ


SFC 慶應大学湘南藤沢(日本)
参加学生8 名教員3 名 指導教員 池田靖史教授 ウィリアム・ギャロウエイ講師 小林博人教授
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