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■ Webマガジン「新・新潮流を探る― 土木・建設、交通・環境分野の情報化」 ■■■ 2012年10月24日 ■ http://www.wsolutionsjp.com/ ■ ライティング・ソリューションズ (月刊「橋梁&都市PROJECT」(発行:橋梁編纂委員会)契約記者) ●―――――――――― [Webマガジン編集室] ─――──────● 「第5回 国際VRシンポジウム」(2011年11月16日、フォーラムエイ ト主催)でのWorld 16による研究発表のリポート記事を連載するライテ ィング・ソリューションズのWebマガジン(「新・新潮流を探る」 http://www.wsolutionsjp.com/)最新号は、コスタス・タージディス氏 (ハーバード大学大学院)とマーク・オーレル・シナーベル氏(香港中 文大学)による講演に焦点を当てます。 UC-win/Roadを活用したビジネス機会創出の観点から、コスタス・ター ジディス氏は自身らが取り組んできた「eパーキング」との連携に着目。 その時点ではまだ研究が進行中としながら、「eパーキング」のコンセプ トやメリット、アプリケーションの構成とそこでのVR(すなわち、 UC-win/Road)適用などについて、シミュレーションを交えて紹介してい ます。 一方、マーク・オーレル・シナーベル氏らはマンガ独特の作画プロセス にデジタル技術を駆使し、さまざまな効果や効率化を実現する手法を開 発。その「Manga-Me」の考え方と特徴、作画の手順、写真を利用して作 成したマンガの具体例、さらにUC-win/Roadとの連携による具体例や新 たな可能性へと話を展開しています。 ●─────────────────────────────――● =◆ トピックス― 2011年11月号「新・新潮流を探る」 ◆= □「第5回 国際VRシンポジウム」リポート(連載4・5) ■<World 16>発表2「eパーキング・シミュレーション」(ハーバード 大学大学院) ■<World 16>発表3「UC-win/Road対応の『Manga-Me』、デジタル・マ ンガ作画手法」(香港中文大学) =◆ トピックス ◆= ───────────────────────────────── □「第5回 国際VRシンポジウム」リポート(連載4) ■<World 16>発表2「eパーキング・シミュレーション」(ハーバード大学大学院) http://www.wsolutionsjp.com/201112VRworld1602Terzidis.html ───────────────────────────────── 「第5回 国際VRシンポジウム」(2011年11月16日)2番目の研究発表 は、ハーバード大学大学院デザインスクール准教授のコスタス・タージ ディス氏による「eパーキング・シミュレーション」です。 同氏は同大での学術的な活動と並行し、ザ・ミーム(米国マサチューセ ッツ州ケンブリッジ)において研究開発機能をリード。ユーザーエクス ペリエンス・デザインに関するコンサルタント業務を行うとともに、各 種デバイスの将来を探索しています。 そうした活動を背景に、2011年度のWorld 16プロジェクトに当たり、 同氏はUC-win/Roadを活用したビジネス機会の創出を構想。具体的なタ ーゲットとして自身らが取り組んできた「eパーキング」との連携が描 かれました。 米国あるいは日本に限らず都心部では駐車する場所を見つけることが難 しく、ドライバーは多くの場合、周辺を探し回らなければなりません。 しかも、苦労して確保した場所も、一旦車を出してしまうと、そこは他 の車によって占められ、改めて場所を求める激しい競争に曝されること になります。その反面、実際に駐車できる場所が必ずしも望み通りの条 件を叶えられるとは限りません。 それであれば、多少のコストを払っても、必要な時に一定の条件を満た す駐車スポットを得たいというニーズはあるはず。あるいは、自分の使 いたい時間だけ駐車し、その後は次にやってくるドライバーにその場所 を譲ることで多少のお金を得られるような仕組みが出来ないか、と考え られました。 このような観点からソリューションとして着想されたのが、「eパーキン グ」です。これはSNSの一つで、GPSベースのモバイル機器を介し、都 市内の駐車スポットに関する情報交換を容易にしようというもの。利用 者としては、駐車スポットを供給する側とそれを求めるドライバーとを 想定。利用者はあらかじめ自身や使用する車、財務などに関する情報を 提供して契約。各利用者の情報はデータベースに登録され、そこで利用 者間の取引が管理されます。 タージディス氏は、(2011年11月時点では)まだソフトウェアを開発途 中としながら、まずスマートフォンの画面を模したイメージ上に自身お よび車の現在地を表す「eパーキング」のホームページを示します。 その上で、例えば、地元では駐車場を探すのが難しいところの一つとし て知られる、マサチューセッツ現代美術館(MASS MoCA)をターゲット に設定。登録したドライバーが「MASS MoCA」などエリアを特定できる 情報を入力すると、ターゲット周辺の地図とともに可能性のある駐車ス ポットを示すアノテーションのピンが複数現れます。そこで、利用時間 や費用などの条件が最も合うものを選ぶと、その情報が売り手側に送ら れ、予約へと至ります。 次いで、当該駐車スポットへの行き方、あるいはその間の道路構造に関 するバーチャルシミュレーションをスマートフォンの画面に表示。ドラ イバーは、それを見てスポットを最終確認。併せて、当該スポットの提 供者が取引相手として好ましいか否かを判断するための情報も取得。そ れらを基に、駐車スポットの購入手続きへと進みます。 反対に、自分の駐車スポットを売りたい場合は、登録した利用者がスマ ートフォンやデータベースを介して車の位置を提示するとともに、その 車を出す間、自身の駐車スポットを売りたいという意思を表明。所定の 手続きを経て、ドライバーからの応答を待ちます。 その後、当該スポットの購入に関心を持った人々のリストの中から時間 枠や料金などの条件面でより好ましい購入希望者を選択。OKとなれば、 商取引が成立します。 双方の利用者間で商談がまとまると、「eパーキング」システムは金銭の 取引を行い、その一部を同システムで受け取ることになります。また、 システムの運用を通じ、利用者同士の利便性向上や利得のみならず、都 市やコミュニティにとっても環境や交通の改善、地域経済への貢献など 多様な利益に繋がるとします。 最後に、同氏らが開発してきたiPhone版アプリによる「eパーキング」 をシミュレーション。そのうち、前述のバーチャルシミュレーションは、 発表(2011年11月)時点ではシステムを開発中だったこともあり、事 前に設定された音声およびVR・CGの動画により駐車スポットまでのルー ト案内が実演されました。 なお、この駐車スポットまでのルートを事前確認するためのシミュレー ションでベースとなるVRの作成に、同氏はUC-win/Road利用の可能性に 着目。その成果はその後、フォーラムエイトにより製品化。スマートフ ォンなどから空き駐車場の検索や予約、VRでナビゲーションを行うパー キングソリューション「VR-Cloud Parking NAVI」としてリリースされて います。 ───────────────────────────────── ■<World 16>発表3「UC-win/Road対応の『Manga-Me』、デジタル・マ ンガ作画手法」(香港中文大学) 【近日掲載予定】 ───────────────────────────────── 現在は引き続き、香港中文大学建築学院准教授のマーク・オーレル・シ ナーベル氏による「UC-win/Road対応の『Manga-Me』、デジタル・マンガ 作画手法」について執筆を進めております。 同氏はまず、UC-win/Roadのインターフェースと、マンガ独特の作画プ ロセスに注目。その上で、マンガ作画プロセスにデジタル技術を用い、 作業を効率化するとともにさまざまな効果を実現する手法を開発した経 緯に触れます。 次いで、その成果である「Manga-Me」の考え方、特徴、作業手順、写真 を利用して作成したマンガの具体例を紹介。さらに、UC-win/Roadで作 成したVRにそれを適用することで広がる多様な可能性にも言及してい きます。 ───────────────────────────────── ==■第6回 国際VRシンポジウムを2013年開催予定!■== ───────────────────────────────── 【日時】2013年9月18日(水)PM 「FORUM8 Design Festival2013−3Days」 Day1にて開催予定 国内外から大学等教育機関研究者を招聘し、UC-win/Road、VR-Cloud(R)など 広くVRを用いた研究成果発表の場といたします。 ※詳細はHPにて近日中に発表 http://www.forum8.co.jp/fair/fair.htm ●─────────────────────────────――● Webマガジン 「新・新潮流を探る ― 土木・建設、交通・環境分野の情報化」 http://www.wsolutionsjp.com/ ライティング・ソリューションズ 池野隆 ●─────────────────────────────――● □ホームページからのご案内 ----------------------------------- ★プライバシーポリシーに基づく、個人情報の取り扱いに関するご案内 当社は、お客様へのより一層のサービス向上のため、ソフトウェアライ センス管理、広報活動あるいは情報提供活動の一環として個人情報の収 集管理を行っています。個人情報保護の重要性を認識し、以下の方針に 基づき個人情報の保護に努めてまいります。 ▼プライバシーポリシー(個人情報保護方針)詳細情報 2005年よりプライバシーポリシーを運用しています。 ★メールアドレスの変更、削除などのご連絡は、この電子メールに対 して「配信不要」、「アドレス削除希望」、「アドレス変更(変更 アドレス)」などのご希望内容を記載の上、返信してください。 ☆新規電子メールサービス登録は、下記専用フォームへどうぞ http://www.forum8.co.jp/forum8/p-mail.htm FORUM 8 ─────────────────────────────── 株式会社 フォーラムエイト mailto:forum8@forum8.co.jp |
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