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■ Webマガジン「新・新潮流を探る― 土木・建設、交通・環境分野の情報化」 ■■■ 2011年10月11日 ■ http://www.wsolutionsjp.com/ ■ ライティング・ソリューションズ (月刊「橋梁&都市PROJECT」(発行:橋梁編纂委員会)契約記者) ●―――――――――― [Webマガジン編集室] ─――──────●
地域の発展とともに増す交通渋滞に対し、その緩和策が求められてきた
英国スコットランドの中核都市アバディーン。同市に拠点を置くロバー ト・ゴードン大学ではガースディキャンパスへの機能統合を進める中、 新バイパスの建設と連携した同キャンパスへのアクセス経路の再構築と 併せ、キャンパス内への新駐車場およびそれに付随しディー川を渡る歩 道橋の設置を提案。アマール・ベナージ氏は交通および環境の両面から これらプロジェクトの検討と、関係者間でのコミュニケーションの可視 化を支援するツール開発の取り組みについて紹介しています。 ライティング・ソリューションズのWebマガジン(「新・新潮流を探る
」http://www.wsolutionsjp.com/)では、「第4回 国際VRシンポジウ ム」(2010年11月18日開催、主催フォーラムエイト)のWorld 16に よる研究成果発表のリポート記事を連載中です。その最新号は10番目 (12講師中)のアマール・ベナージ氏(ロバート・ゴードン大学)に よる講演にフォーカスします。 また、去る10月3日、平成23年度情報化月間の一環として開催された
「情報化月間記念式典」で、フォーラムエイトの「ハイウェイドライビ ングシミュレータ」が情報化促進貢献情報処理システムに関する情報化 月間推進会議議長表彰を受賞しました。その受賞報告も掲載しています。 ●─────────────────────────────――●
=◆ トピックス― 2011年7月号「新・新潮流を探る」 ◆=
□「第4回国際VRシンポジウム」リポート(連載)
■<World16>発表10「ロバート・ゴードン大学の新駐車場とディー橋 混雑緩和(交通および公害制御:ロバート・ゴードン大学へのルートお よびアクセスの再構築)」(ロバート・ゴードン大学) □「情報化月間推進会議議長表彰」受賞報告 =◆ トピックス ◆=
───────────────────────────────── □「第4回国際VRシンポジウム」リポート(連載) ■<World16>発表10「ロバート・ゴードン大学の新駐車場とディー橋 混雑緩和(交通および公害制御:ロバート・ゴードン大学へのルートお よびアクセスの再構築)」(ロバート・ゴードン大学) http://www.wsolutionsjp.com/201107VRworld1610Bennadji.html ───────────────────────────────── 「第4回 国際VRシンポジウム」(2010年11月18日)World 16の10番
目の研究発表は、ロバート・ゴードン大学(RGU)デザインテクノロジー 学部建築構築環境学科講師のアマール・ベナージ氏による「ロバート・ ゴードン大学の新駐車場とディー橋混雑緩和(交通および公害制御:ロ バート・ゴードン大学へのルートおよびアクセスの再構築)」です。 RGUは、英国スコットランド北東部の都市、アバディーンを拠点とし、
その起源はギルドを構成する貧しい商人らの子弟教育のため養育施設が 創設された18世紀に遡ることが出来ます。 その後、組織の拡充や再編を経て同大が現行の大学として認可されたの
は1992年。現在は市の中心部に位置し、伝統的な街の佇まいを留めるシ ティセンターと、ディー川河畔のガースディの、2ヵ所にキャンパスを配 置しています。 1994年、分散した大学の機能をガースディキャンパスに整理統合しよう
という施設戦略に着手。2002年にはその最初のフェーズとして、シティ センターおよびガースディの2ヵ所の敷地への整理統合を達成していま す。 基本計画の原案が2006年に示されて以来、見直しが重ねられ、ガース
ディキャンパス東側の開発を提言する新しい基本計画(Masterplan 2009) を策定。それぞれ5年間の工期を見込む2段階により34,000平方メート ルの収容施設を整備しようという構想が描かれました。 一方、スコットランド第3の都市に位置づけられるアバディーンでは、
地域の発展とともに交通渋滞が問題化。市や州、スコットランド政府な どとその対策が模索されてきました。 その一環として提案されたのが、幹線道路A90の、同市西縁域を南北に走
るバイパスです。ただ、同バイパスの建設プロジェクトに当たってはもと もと反対する声もあったのに加え、地元が負担するコストの資金調達上の 選択肢として議会が地方税に言及したこともあり、地域住民の理解を得る ため、よりソフトで多様なソリューションが提案されてきました。 そうした中、前述のようにRGUではガースディキャンパスへの大学機能の
集約を推進するのと並行し、同キャンパスへの南方向からの唯一のアクセ スとなるディー橋周辺の交通混雑がいっそう悪化するのではと懸念されま した。 そこでベナージ氏らは同大の施設戦略と併せ、同バイパス案から派生する
課題をクリアすべく、RGUへの新経路計画として環境への負荷や持続可能 性を考慮。交通渋滞を緩和し、CO2排出量の減少を目指す計画の策定と、 それについての関係者間のコミュニケーションを可視化することを2010 年度World 16における自らのターゲットとしました。 具体的には、ディー橋の交通混雑を軽減し、南方向からRGUにアクセスす
る職員や学生らの移動時間を短縮するため、A90から新たに派生する道路 とディー川南岸への新駐車場の設置を提案。それを基に、新ルートの優位 性、新しい学生寮や付属アメニティの創設、新駐車場および2つの土手を 繋ぐ歩道橋の設置にウェート置いた、現況および提案する2つの高架道路 ルートを示すモデルを作成しています。 World 16のプロジェクトを通じ、同氏らはUC-win/Roadをプレゼンテー
ションやコミュニケーションのツールとしてばかりでなく、環境に関する 持続可能な影響をデモンストレーションするツールとして位置づけました。 例えば、橋梁など特定の経路を通る車両の排出ガスなど必要なデータを算
出・収集。それらを基にデモンストレーションできるソフトウェアを開発 すれば、環境への影響面から持続可能な交通かどうかを表示。さらに、高 感度分析により排出ガスを低減する新しい経路あるいは道路構造の提案に も繋がるのではと着想しました。 そこで2010年度のWorld 16ではUC-win/Roadを使い、提案されているガ
ースディキャンパスの各種施設を縫って通る新しいルートを再現。A90と ディー川の位置関係、ディー橋上の交通渋滞、ディー川に沿って走る新ル ートから駐車場に至る景観、駐車場からディー川を渡りキャンパス内の施 設へと繋ぐ歩道橋などを示すアニメーションを作成しています。 ベナージ氏はこれらを基に、GRUへ向かうドライバーがこの新ルートを利
用するようになれば、橋梁の交通混雑が軽減するとともに、汚染ガスも削 減され、社会的・環境的効果をもたらすはずと分析。持続可能性の観点か ら、引き続きUC-win/Roadを用いて検討を進める考えと言います。 ─────────────────────────────────
□「情報化月間推進会議議長表彰」受賞報告 http://www.wsolutionsjp.com/201107AwardJouhouka1009.html ───────────────────────────────── 経済産業省、内閣府、総務省、財務省、文部科学省、国土交通省の関係
6府省は毎年10月を情報化月間と定め、情報化に関する普及・啓発活動 を重点的に実施しています。 情報化月間推進会議(関係6府省により構成)は10月3日、平成23年度
情報化月間のオープニングを飾る「情報化月間記念式典」を東商ホールで 開催。今年度の情報化促進貢献個人・企業等・情報処理システム、若者に よる優秀なコンピュータプログラム作品に関する表彰が行われました。 そのうち、情報処理システムに関する情報化月間推進会議議長表彰をフォ
ーラムエイトの「ハイウェイドライビングシミュレータ」が受賞していま す。 ●─────────────────────────────――●
Webマガジン 「新・新潮流を探る ― 土木・建設、交通・環境分野の情報化」 http://www.wsolutionsjp.com/ ライティング・ソリューションズ 池野隆 ●─────────────────────────────――●
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