Q18−1. |
杭基礎と連動した際に橋台側でレベル2地震時の照査を行うとしているが、杭基礎でレベル2地震時の照査が「しない」固定となる場合があるのはなぜか。
|
A18−1. |
杭基礎側のレベル2地震時照査の選択不可条件に該当する場合、橋台側でレベル2地震時の照査を行うとしてもレベル2地震時の照査は行われません。
|
|
|
Q18−2. |
杭基礎連動時に杭基礎側の荷重の割増係数はどこで変更ができるのか。 |
A18−2. |
連動時の杭基礎側の荷重の割増係数については、橋台側の「基準値」−「計算用設定値」画面の「割増し係数」項目の値が連動されます。
|
|
|
Q18−3. |
基礎工製品をインストールしても「基礎の扱い」画面で「他のプログラムと連動する」が有効にならない。 |
A18−3. |
橋台製品側から基礎工製品を認識できなくなっております。
一度、基礎工製品をアンインストールし、再度インストールを行ってください。
|
|
|
Q18−4. |
基礎連動時に基礎側の入力と橋台側の入力と異なる場合の対処方法を教えてほしい |
A18−4. |
基礎側の入力と異なる場合は、橋台側で次の方法にて操作を行ってください。
1.躯体形状や底版寸法が異なる場合
「形状」−「躯体」画面を確定してください。
2.鉄筋やコンクリート材質が異なる場合
「材料」−「躯体」画面を確定してください。
3.土砂や水の単位体積重量が異なる場合
「材料」−「土砂・水」画面を確定してください。
4.作用ケース数が異なる。
「荷重」−「許容応力度法荷重ケース」画面を確定してください。
|
|
|
Q18−5. |
震度算出(支承設計)において、地盤種別の判定を出力するにはどうすればよいか。 |
A18−5. |
■単独の場合
地盤種別算出用の設計条件は、「初期入力」画面の「材料・荷重」の「荷重(設計震度)」におきまして、地盤種別の横の「条件」ボタンの設定から開く「地層データ」画面に値を設定後、計算確認を押し画面を確定してください。
■基礎と連動している場合
1.「初期入力」画面の「地盤種別の判定を連動する」にチェックがない場合
単独の場合と同様に設定します。
2.「初期入力」画面の「地盤種別の判定を連動する」にチェックがある場合
基礎側で入力した地盤種別を橋台側に連動します。地盤種別の判定は、基礎側の「地層」画面の計算条件にて液状化の判定内の地盤種別で内部計算を行った場合に出力されます。
|
|
|
Q18−6. |
「震度算出(支承設計)」と新規で連携するには、どのように入力すればよいか。 |
A18−6. |
@下部工データの作成
1.下部工プロダクトを起動し、必要な入力および修正を行います。
2.入力後、メイン画面の処理モードの選択の震度連携へのボタンを押下し、ファイルメニューの「ファイルに名前を付けて保存」を選択します。
3.名前を付けて保存ダイアログでは、ファイルの種類が「震度算出(支承設計)XML形式(*.F3W)」となっているのを確認してください。
ファイルの種類に相違がある場合は、2.の処理モードの選択の震度連携へのボタンを押下し再度3.を実行してください。
4.保存ボタンを押下後、構造物に名前を付けて保存ダイアログが表示されますので構造物名称(A1, A2等)を入力します。
A橋梁データの作成
1.「震度算出(支承設計)」にて、保存したファイル「*.F3W」を開き、複数下部構造,1基下部構造の入力を行います。
※F3Wファイルには、「構造物形状の登録|下部構造」に@の手順で作成保存された下部工が複数登録されています。
B計算実行
1.「震度算出(支承設計)」にて、計算を実行します。
Cデータおよび計算結果の検証
計算実行により下部工プロダクト側で設定している設計水平震度と「震度算出(支承設計)」で算出された設計水平震度が大きく異なる場合は、下部工データを修正し、解析を繰り返す必要があります。
1.計算実行後、比較表を確認し、「震度算出(支承設計)」側で上書き保存を実行してください。
D下部工データの修正
1.下部工プロダクトより、ファイルメニューの「ファイルを開く」を選択します。
※ファイルを開くダイアログでは、ファイルの種類が「震度算出(支承設計)XML形式(*.F3W)」を選択してください。
2.ファイルを選択後、開くを押下すると、構造物を開くダイアログが表示されますので読み込みたい構造物(A1,A2等)を選択します。
3.「震度算出(支承設計):計算結果の参照」画面が表示されますので、「取込」ボタンを押下します。
※計算結果の比較表が表示され、赤文字が相違がある入力となります。震度算出側で計算した値を下部工プロダクトに取り込みたい場合は、「取込」ボタンを押下すると入力値に自動的に取り込まれます。
4.下部工プロダクトで計算を実行し、結果がNGとなれば形状や配筋等を見直しを実行します。
5.下部工プロダクトで上書き保存を実行します。
6.すべての下部工プロダクトで見直しが終了後、「震度算出(支承設計)」で5.で保存したファイル「*.F3W」を開き、再度Bの震度算出側で計算を実行し、C,Dを繰り返すことで下部工プロダクトがNGとならないようします。
|
|
|
Q18−7. |
基礎工製品と入力値に相違がある場合はどのように対処すればよいか。 |
A18−7. |
状況に応じて下記のように対応を行ってください。
1.形状が異なる場合
橋台側の「形状」−「躯体」画面を確定してください。
2.荷重名称やケース数が異なる場合
橋台側の「荷重」−「許容応力度法荷重ケース」画面を確定してください。
3.基礎側のレベル2地震時が有効にならない場合
橋台側の一度計算を実行してください。
|
|
|
Q18−8. |
連動ファイル読み込み時に連動していた製品が起動しない。 |
A18−8. |
連動ファイル読み込み時に製品が起動されない場合は以下の2点をご確認ください。
1.連動している製品がインストールされているか。
インストールされていても有効にならない場合は、一旦基礎工製品をアンインストールし、再インストールを行ってください。
2.ファイルに基礎工のデータが保存されていない。
前回ファイル保存時にエラーが発生または、連動が切れた状態でファイルを上書きしたことが原因として考えられます。
その場合は、別ファイルから復活するか、保存したフォルダ内にバックアップファイルとして同名でファイルの最後に「~」があるファイルから、ファイル名から最後の「~」を削除することで復活できる可能性があります。
連動ファイル読み込み時に製品が起動されない場合は以下の2点をご確認ください。
|
|
|
Q18−9. |
震度算出(支承設計)の設計データ(*.F3W)に保存する剛性モデルを変更することは可能か。 |
A18−9. |
剛性モデルについては、形状等から内部計算いたしますので直接変更することはできません。 「震度算出(支承設計)」にて読み込み後、剛性モデルを「解析モデルの直接入力データに変換」してご検討ください。
|
|
|
Q18−10. |
杭基礎と連動している際に、杭基礎のデータを既存の基礎の単独データに更新することはできるか。 |
A18−10. |
杭基礎側で「ファイルを開く」から設計データを読み込むことが可能ですが、橋台側から連動しているデータ(底版幅や奥行、荷重組合せや作用力)については、読み込まれた基礎データから変更されます。
|