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Q&A電子納品支援ツール


目  次
 1.本体

Q1−1.起動時に「ドライブにディスクがありません。ディスクをドライブXXXXに挿入してください」というメッセージが表示される。

Q1−3.登録したファイルを差し替えたい。

Q1−3.エクスプローラよりREPORTフォルダに複数の報告書をドラッグ&ドロップした時、ファイルの順番が乱れて登録される。

Q1−4.出力実行時にメディアサイズを640MBと設定したにもかかわらず、REPORT(DRAWING/PHOTOなどの)フォルダが640MBを超えてしまう。

Q1−5.拡張子によって、フォルダに追加できないファイルがある。

Q1−6.他社ソフトで作成した媒体を読み込みたい。

Q1−7.製品をアンインストールすると、CD-ROMドライブが認識されなくなる。

Q1−8.Web認証が正常に完了しない。

Q1−9.Ver.7.01.01にて出力実行を行うと、SURVEYフォルダ以下のDTDファイルが出力されない。

Q1−10.作成済みSURVEY、BORINGデータのインポートの方法は?

Q1−11.管理項目の入力画面で設定できる図面の座標を2個以上入力したい。



 2.XMLチェッカー

Q2−1.OSがWindowsXPの環境で使用している際、「XMLチェッカー」または「XML-DND変換ツール」終了後、電子納品支援ツール本体に戻らない。

Q2−2.XMLチェッカーの修正内容が反映されない(Windows98, Me)。

Q2−3.XMLチェッカー起動時に「Win32API呼び出しに失敗しました」、「リストのインデックスエラー」等のエラーが発生し、正常に起動しない(Windows98, Me)。



 3.その他

Q3−1.他社の写真管理ソフトで作成したデータを読み込みたい。

Q3−2.電子納品支援ツールで出力した媒体を国土交通省のチェックプログラム(『電子納品・保管管理システム チェックシステム』)でチェックすると、下記のようなXML構成エラーが検出される。
「【エラー】指定されたオブジェクトは見つかりません。リソース 'PHOTO02.DTD' の実行エラーです。・・・」

Q3−3.電子納品支援ツールで出力した媒体を国土交通省のチェックプログラム(『電子納品・保管管理システム チェックシステム』)でチェックすると、下記のようなXML構成エラーが検出される。
「【エラー】SURVEY\KITEN\SURV_KTN.XMLのDTDが存在しないか正しくありません。」

Q3−4.国土交通省より配布されている『電子納品・保管管理システム チェックシステム』に対応しているか?

Q3−5.国土技術政策総合研究所HP『電子納品に関するQ&A』および『要領・基準類の正誤表』に対応していますか?

Q3−6.他社の写真管理ソフトで出力した媒体を『XML-DND変換ツール』で読み込もうとすると、「ファイル<ファイル名>が開けません」とメッセージが表示され、変換に失敗する。

Q3−7.電子納品支援ツールVer.4で出力した媒体を、国土交通省『電子納品チェックシステムVer.5.0.4』にかけると、地質フォルダ以下の管理ファイルに対し「バージョンが不明です」というエラーメッセージが表示される。

Q3−8.電子納品支援ツールで出力した媒体を国土交通省チェックシステム(電子納品チェックシステム)にかけると境界座標情報の緯度、経度で下記のエラーが検出される。
「度(3桁)分(2桁)秒(2桁)の形式になっていません。」

Q3−9.境界座標情報を調べたい。

Q3−10.電子納品支援ツールで出力した媒体を国土交通省チェックシステム(電子納品チェックシステム)にかけると下記のエラーが検出される。
ファイル構成エラー「XMLが存在しません」

Q3−11.電子納品支援ツールで出力した媒体を国土交通省チェックシステム(電子納品チェックシステム)にかけるとDTDのスキーマエラーが発生し、チェックできなくなり、下記のエラーが表示される。
XML構成エラー「Element content is invalid to the DTD/Schema.Expecting」、「DTDまたはスキーマによると要素のコンテンツが無効です。」、「DTDまたはスキーマによると要素の内容は不完全です。」

Q3−12.図面管理ファイルの管理項目編集で図面ファイル名の出力ファイル名の設定を行い、確定し閉じてから再度その管理項目編集画面を開くと基準案、設計種類、ライフサイクルなどが以前設定したものになっていない。




 1.本体

Q1−1.

起動時に「ドライブにディスクがありません。ディスクをドライブXXXXに挿入してください」というメッセージが表示される。
A1−1. この現象につきましては、只今原因について調査中です。ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。
この現象が発生しても、電子納品支援ツールの動作には影響ございません。
原因が判明しだい修正いたしますので、それまでは、[キャンセル]をクリックし、電子納品支援ツールを起動してください。
 
Q1−2. エクスプローラよりREPORTフォルダに複数の報告書をドラッグ&ドロップした時、ファイルの順番が乱れて登録される。
A1−2. 複数ファイルをフォルダに登録する場合は、エクスプローラ上でファイルを選択後、先頭ファイルをつかんだ状態(先頭のファイルが点線で囲まれている状態)でドラッグ&ドロップしてください。2番目以降のファイルをつかんだ場合、順番が乱れて登録されます。
また、フォルダ内のファイルをすべて登録する場合は、フォルダごとドラッグ&ドロップすることで、並び順を保ったままファイルを追加することができます。
 
Q1−3. 登録したファイルを差し替えたい。
A1−3. 以下の方法で、登録したファイルを差し替えることが出来ます。管理項目の内容は変更されません。

1. ツリービューで差し替えを行いたいファイルをダブルクリックし、[管理項目の編集]ダイアログを表示させます。
2. [ファイル]タブの[参照]ボタンをクリックし、新しく参照するファイルを選択します。
 
Q1−4. 出力実行時にメディアサイズを640MBと設定したにもかかわらず、REPORT(DRAWING/PHOTOなどの)フォルダが640MBを超えてしまう。
A1−4. 現在の電子納品支援ツールでは、REPORT、DRAWING、PHOTOなどのフォルダを複数のメディアに分割しない仕様となっており、同じフォルダのファイルは同じ媒体フォルダ(「DISK?」フォルダ)に保存します。
そのため、1つのフォルダが媒体のサイズを超える場合は、手動で出力された媒体イメージを編集し、別々の「DISK?」フォルダに分割していただく必要があります。

フォルダを手動で分割する場合は
1.フォルダの分割
2.フォルダのXMLファイルの修正(PHOTOフォルダの場合のみ)
3.追加された媒体フォルダへのXMLファイルのコピー
4.「INDEX_D(INDEX_C).XML」ファイルの修正
の操作が必要となります。

下記に例として、「DISK2」のPHOTOフォルダのデータがメディアサイズ640MBを超えた場合の分割方法を示します。

1.フォルダの分割(PHOTOフォルダの分割)
(1)新しく媒体用のフォルダ(「DISK3」とします)を作成します。
(2)各「DISK?」フォルダが640MB内に収まるように、「DISK2」のPHOTOフォルダから「DISK3」のPHOTOフォルダへ写真ファイル(PICフォルダ)、および参考図(DRAフォルダ)を移動します。
この時、媒体内のルートからのフォルダ構成は変えないようにします。
すなわち、写真ファイルは「PHOTO\PIC」フォルダに、また、参考図フォルダは「PHOTO\DRA」フォルダに格納します。

2.フォルダのXMLファイルの修正(PHOTO.XMLの修正)
※この操作はPHOTOフォルダを分割した場合のみ行います。また、他のフォルダの分割によってPHOTOフォルダの格納される媒体(「DISK?」フォルダ)が変更された場合も行います。
(1)出力されたPHOTO.XMLをメモ帳等のテキストエディタで開きます(XMLファイルはテキストファイルですのでメモ帳等のエディタで編集できます)。
(2)各<写真情報>の<メディア番号>の内容を修正し、写真ファイルが格納されている媒体の番号が入るようにします。
(ファイル数が多い場合は、エディタの置換機能等をお使いいただくと便利です)

===================================================================================
(例 「P0000101.JPG」が「DISK2」から「DISK3」に移動した場合)

 ・・・・・・・
<写真情報>
<写真ファイル情報>
<シリアル番号>101</シリアル番号>
<写真ファイル名>P0000101.JPG</写真ファイル名>
<写真ファイル日本語名></写真ファイル日本語名>
<メディア番号>2</メディア番号>    ←ここを3とする。
<写真MIME>image/jpeg</写真MIME>
 ・・・・・・
</写真情報>
 ・・・・・・
===================================================================================

3.追加された媒体へのXMLファイルのコピー
(1)「INDEX_D(INDEX_C).XML」、フォルダのXML(この場合は「PHOTO.XML」)、およびそのDTDファイルを「DISK3」フォルダへコピーします。
(2)スタイルシートファイル(*.XSL)を出力している場合はスタイルシートファイルもコピーします。
この場合も、XMLファイルの媒体ルートからの位置は変えないようにします。すなわち、INDEX_D.XMLは媒体ルートに、PHOTO.XMLは「PHOTO」フォルダ内に格納します。
また、フォルダのXMLファイル(PHOTO.XMLなど)はどの「DISK?」フォルダにも同じ内容のものを格納します。媒体によって内容を修正する必要はありません。

4.「INDEX_D(INDEX_C).XML」ファイルの修正
(1)各「DISK?」フォルダの「INDEX_D(INDEX_C).XML」をメモ帳等のテキストエディタで開きます。
(2)<メディア枚数>と<メディア総枚数>の記述を修正します。

====================================================================================
(例 媒体が3枚になった場合の「DISK2」のINDEX_D.XML)

<?xml version=”1.0” encoding=”shift_jis”?>
<!DOCTYPE gyomudata SYSTEM ”INDE_D02.DTD”>
<gyomudata DTD_version=”02”>
<基礎情報>
<メディア番号>1</メディア番号>   ←「2」とする(各媒体の連番を入力)
<メディア総枚数>1</メディア総枚数> ←「3」とする(媒体の総数を入力)
・・・・・・
====================================================================================
 
Q1−5. 拡張子によって、フォルダに追加できないファイルがある。
A1−5. フォルダに追加できるファイルの拡張子は、変更することができます。
ツリー上でフォルダを選択し、右クリックメニュー[編集]-[管理項目の編集]からダイアログを開いてください。
[フォルダ]タブの『ファイルフィルタ』欄に表示されている拡張子が、現在フォルダに追加できるファイルの拡張子となります。
(空欄または「*.*」となっている場合は、すべてのファイルを追加できます)。

ファイルフィルタ欄に該当の拡張子がない場合は、[変更]ボタンを押して、拡張子を追加してください。
拡張子が複数になる場合は、それぞれの拡張子をセミコロンで区切ってください。例えば、「.tif」と「.doc」のファイルを追加可能とする場合は、「*.tif;*.doc」となります。
 
Q1−6. 他社ソフトで作成した媒体を読み込みたい。
A1−6. 『電子納品支援ツール』には、既存の成果品を読み込む機能である『XML-DND変換ツール』がございます。
こちらをお使い頂くと、他社ソフトで作成した電子納品成果品を『電子納品支援ツール』上で現在編集中のデータに取り込んで頂けます。
読み込みついては、媒体全体の一括読み込み、管理ファイルを指定しての各フォルダ単位の読み込みの2通りの方法が選択できます。
各フォルダ単位で読み込む場合、読み込むフォルダ以外については、編集中の状態を残すことができます。
取り込みの手順につきましては、以下の手順をご参考ください。

1.メニュー[ファイル|開く(XML変換ツール)]をクリックし、『XML-DND変換ツール』を起動します。
2.『XML-DND変換ツール』のメニュー[ファイル|個別項目変換]をクリックするとダイアログが表示されますので、取り込みたいデータのXMLファイルを選択してください。
3.『XML-DND変換ツール』を終了します。
4.『電子納品支援ツール』上で『変換した内容を反映しますか』というダイアログが表示されますので、[はい]をクリックしてください。

『XML-DND変換ツール』使用方法の詳細に関しましては、『電子納品支援ツール』ヘルプ[操作方法|その他の機能|既存の納品媒体情報を読む(XML-DND変換ツール)]以下をご覧ください。
  
Q1−7. 製品をアンインストールすると、CD-ROMドライブが認識されなくなる。
A1−7. Windows 2000、Windows XP をご使用で、「CD / DVD Writing」機能をインストールした場合、電子納品支援ツールをアンインストール後、システムを再起動するとOSがCD-ROMドライブを認識しなくなる場合がございます。
この場合、以下の手順により、ドライブの認識が復元されることがございます。
 1.電子納品支援ツールのフルセットアップ版をダウンロードするか、BsDrvReg(※)をダウンロードします。
 2.BsDrvRegフォルダ内の「Notice.txt」に従い、操作を行います。

 (※)BsDrvReg ダウンロード (自己解凍圧縮、71KB)
       ダウンロードしたファイルを実行し、圧縮されたファイルを解凍して下さい。自己解凍します。
  
Q1−8. Web認証が正常に終了しない。
A1−8. Web認証に関するQ&AにつきましてはWeb認証のQ&Aをご参照下さい。
http://www.forum8.co.jp/faq/webactivqa.htm
 
Q1−9. Ver.7.01.01にて出力実行を行うと、SURVEYフォルダ以下のDTDファイルが出力されない。
A1−9. この現象につきましては、只今原因について調査中です。次バージョンにて対策を行いますので、リリースまで今しばらくお待ち下さい。ご迷惑をお掛けし、申し訳ございません。
回避策としましては、Ver.7.01.01の下位バージョンをお使い頂くか、Ver.7.01.01をお使い頂く場合は、出力実行後に手動でSURVEY以下の各フォルダに必要ファイルのコピーをして頂く必要があります。

※必要ファイルは2ファイル(SURVEY02.DTD、SURV_D02.DTD)です。製品のツリービューをご参照の上、各フォルダにコピーをして下さい。
※必要ファイルは、Ver.7.01.01インストール先フォルダの「DTD」フォルダ内にあります。省庁によってDTDファイルのフォルダが分かれています。
    
Q1−10. 作成済みSURVEY、BORINGデータのインポートの方法は?
A1−10. 電子納品支援ツールVer.6.00.00 以降では、要望対応のため SURVEY、BORINGデータの個別XMLインポートに仕様が変更され、SURVEY.XML, BORING.XMLを選択しての一括読み込みがなくなりました。そのため、SURVEY.XML, SURV_KTN.XML, BORING.XML, COREPIC.XMLなどを個別にインポートしてください。
    
Q1−11. 管理項目の入力画面で設定できる図面の座標を2個以上入力したい。
A1−11. 座標入力表の右端のセルをクリックしEnterキーを押下することで行が追加されますので、必要数分行を追加し座標を入力してください。
なお、右クリックメニューにて行の挿入と削除が行えますので、合わせてご利用ください。


 2.XMLチェッカー

Q2−1.

OSがWindowsXPの環境で使用している際、「XMLチェッカー」または「XML-DND変換ツール」終了後、電子納品支援ツール本体に戻らない。
A2−1. この現象につきましては、只今原因について調査中です。ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。
回避策としまして、「タスクマネージャ」を起動し、「電子納品支援ツール」のアイコンをダブルクリックすると、本体に戻ることができます。
 
Q2−2. XMLチェッカーの修正内容が反映されない(Windows98, Me)。
A2−2. OSがWindows98, WindowsMeの環境にて、XMLチェッカーで修正した内容が本体に復帰した時に反映されない場合がある現象を確認しています。
この現象につきましては、只今原因について調査中です。ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。
回避策として、本体に復帰し「チェッカーで修正した内容を反映しますか」というメッセージが表示された状態でしばらく待ち(時間は環境によって異なります)、[OK]をクリックすると、修正内容が反映されます。
また、パソコンを再起動することにより、現象が解消されることもあるようです。
 
Q2−3. XMLチェッカー起動時に「Win32API呼び出しに失敗しました」、「リストのインデックスエラー」等のエラーが発生し、正常に起動しない(Windows98, Me)。
A2−3. OSがWindows98, WindowsMeの環境にてこれらのエラーが発生する場合は、リソース不足が原因となっている可能性が高いです。

製品が正常に動作するためにはある程度のシステムリソースが必要ですが、そのシステムリソースが不足した場合、製品の使用に支障をきたす可能性が非常に高くなります。 システムリソースは、本製品だけではなく常駐プログラムや他のアプリケーションなど、動作している全てのプログラムで使用されます。そのため、起動しているプログラムが多くなれば消費される量も多くなります。

また、電子納品支援ツールでは、編集するデータのファイル数が多いと、その分大量のリソースを消費します。

特に『Windows95/98/Me』では、OSの制約でシステムリソース量が固定となっているため、システムリソース不足によるエラーが発生しやすく、また、物理的にメモリを増加させても、システムリソースが拡張されることはありません。 したがって、十分なシステムリソースが確保された状態で製品をご使用いただくことが一番の回避策となります。

(なお、上記のOSに対し『WindowsNT/2000/XP』ではリソース管理が向上しており、実装メモリによりシステムリソース等が拡張されますので、システムリソース不足が発生することはほとんどありません)

システムリソースの空き容量は、以下の方法にて増やすことができます。
 ・他のアプリケーションを終了する
 ・常駐プログラムを終了する
 ・壁紙を使用しない
 ・デスクトップ上のアイコンを減らす
 ・システム起動時に自動起動されるメニューを停止する

また、常駐プログラムや他のアプリケーションが終了しても、使用されていたシステムリソースがすべて解放される訳ではありません。その場合はマシンを再起動した上で、他のプログラムを起動せずに製品のみを実行してください。

使用可能なリソース容量は、OS附属のリソースメータで確認できます。
3種類あるリソースのいずれかが0%に近づくと現象が発生する場合、システムリソースの不足が原因と推定できます。


 3.その他

Q3−1.

他社の写真管理ソフトで作成したデータを読み込みたい。
A3−1. 電子納品支援ツールには、既存の成果品を読み込む機能である『XML-DND変換ツール』があります。
この機能を使うと、他社のアプリケーションにて作成した管理ファイル(XMLファイル)を電子納品支援ツール上で閲覧することができます。
操作の流れは、以下のようになります。

1.メニュー[ファイル|開く(XML変換ツール)]をクリックし、『XML-DND変換ツール』を起動します。
2.『XML-DND変換ツール』のメニュー[ファイル|個別項目変換]をクリックするとダイアログが表示されますので、閲覧したいXMLファイルを選択してください。
3.『XML-DND変換ツール』を終了します。
4.電子納品支援ツール上で『変換した内容を反映しますか』というダイアログが表示されますので、[はい]をクリックしてください。

『XML-DND変換ツール』使用方法の詳細に関しては、製品ヘルプ[操作方法|その他の機能|既存の納品媒体情報を見る(XML-DND変換ツール)]以下をご覧下さい。
 
Q3−2. 電子納品支援ツールで出力した媒体を国土交通省のチェックプログラム(『電子納品・保管管理システム チェックシステム』)でチェックすると、下記のようなXML構成エラーが検出される。

「【エラー】指定されたオブジェクトは見つかりません。リソース 'PHOTO02.DTD' の実行エラーです。・・・」
A3−2. 電子納品支援ツール Ver.2 はVer.2.01.00にて新要領・基準類に対応していますので、これ以降のバージョンで作成されるPHOTO.XMLは「DTDバージョン2.0」となります。
一方、国土交通省『電子納品・保管管理システム チェックシステム』は2002年10月18日に最新バージョンVer.2.5が公開されましたが、平成14年7月の要領・基準類改訂には対応していません。そのため、平成11年8月版の基準(案)に準拠した(DTDバージョン1.0以下の)PHOTO.XMLしかチェックできません。

したがって、電子納品支援ツール Ver.2.01.00以降で作成したPHOTO.XMLを国土交通省のチェックシステムでチェックすると、PHOTO.XMLが正しく記述されていてもXML構成エラーが検出されます。

チェックシステムVer.2.5ではフォルダ別チェックが可能になっていますので、エラー検出を回避したい場合は「写真管理(PHOTO.XML)」のチェックを外してください。

また、平成11年8月版の基準(案)に基づいて納品する場合は、電子納品支援ツールVer.2.00.00以下のものをお使いください。
 
Q3−3. 電子納品支援ツールで出力した媒体を国土交通省のチェックプログラム(『電子納品・保管管理システム チェックシステム』)でチェックすると、下記のようなXML構成エラーが検出される。
「【エラー】SURVEY\KITEN\SURV_KTN.XMLのDTDが存在しないか正しくありません。」
A3−3. この現象は、国土交通省『電子納品・保管管理システム チェックシステム』 Ver.3.5にてチェックを行った場合に発生します。

恐れ入りますが、現在の電子納品支援ツールは国土交通省『測量成果電子納品要領(案)』平成14年7月版に準拠しており、国土交通省のチェックシステム Ver.3.5が準拠している平成15年3月版には未対応です。
そのため、電子納品支援ツールにて作成された測量成果を同チェックシステムにてチェックすると、上記のようなファイル構成エラーが検出されます。

『測量成果電子納品要領(案)』平成15年3月版への対応は、2003年7月上旬リリース予定のVer.2.52.00にて予定しています。ご不便をおかけいたしますが、今しばらくお待ちくださいませ。
 
Q3−4. 国土交通省より配布されている『電子納品・保管管理システム チェックシステム』に対応しているか?
A3−4. 国土交通省『電子納品チェックシステム』は最新バージョンVer.5.0.4が2004年10月18日に公開されました。電子納品支援ツールVer.4でもこれに対応しております。
ただし、同チェックシステムは「地質・土質調査成果電子納品要領(案)」H16.6版に対応しておりません。
電子納品支援ツールVer.3.02.00以降は「地質・土質調査成果電子納品要領(案)」H16.6版に準拠した構成となっております。
そのため、こちらで出力した成果品のBORINGフォルダ以下については、現在のチェックシステムを使用することができません。
「地質調査資料整理要領(案)」H15.7版に準拠する成果品を作成する場合は、電子納品支援ツールVer.3.01.02をご使用ください。こちらの場合はBORINGフォルダ以下をチェックシステムにかけることができます。
 
Q3−5. 国土技術政策総合研究所HP『電子納品に関するQ&A』および『要領・基準類の正誤表』に対応していますか?
A3−5. 製品改訂時に随時改訂を行っております。(2005年9月14日までの正誤表は対応済みです。)
 
Q3−6. 他社の写真管理ソフトで出力した媒体を『XML-DND変換ツール』で読み込もうとすると、「ファイル<ファイル名>が開けません」とメッセージが表示され、変換に失敗する。
A3−6. 他社ソフトの中には、XML要素の大文字/小文字を考慮しないで記述するものがあるようです。
XMLの仕様では、大文字/小文字を厳密に区別するようになっています。下記の例のように記述が間違っている場合、『XML-DND変換ツール』では読み込むことができません。
また、国土交通省のチェックシステムでチェックした際にもエラーとなることがあります。


 〈例〉 (この例では、ルート要素<photodata>が大文字<PHOTODATA>となっています)
 
   ○:<!DOCTYPE photodata SYSTEM "PHOTO02.DTD">
     <photodata DTD_version="02">
      ・
      ・
     </photodata>

   ×:<!DOCTYPE PHOTODATA SYSTEM "PHOTO02.DTD">
     <PHOTODATA DTD_version="02">
      ・
      ・
     </PHOTODATA>


読み込みたい「PHOTO.XML」が、基準(案)に示されているとおりの記述となっているか確認し、間違った記述となっている場合は修正してください。XMLファイルははテキストファイルなので、OS付属のメモ帳などで編集できます。
 
Q3−7. 電子納品支援ツールVer.4で出力した媒体を、国土交通省『電子納品チェックシステムVer.5.0.4』にかけると、地質フォルダ以下の管理ファイルに対し「バージョンが不明です」というエラーメッセージが表示される。
A3−7. 国土交通省『電子納品チェックシステムVer.5.0.4』は、「地質・土質調査成果電子納品要領(案)」H16.6版に対応しておりません。電子納品支援ツールVer.4は、「地質・土質調査成果電子納品要領(案)」H16.6版に準拠した構成となっております。そのため、こちらで出力した成果品のBORINGフォルダ以下については、現在のチェックシステムを使用することができません。
「地質調査資料整理要領(案)」H15.7版に準拠する成果品を作成する場合には、電子納品支援ツールVer3.01.02をご使用ください。こちらの場合は、BORINGフォルダ以下をチェックシステムにかけることができます。
 
Q3−8. 電子納品支援ツールで出力した媒体を国土交通省チェックシステム(電子納品チェックシステム)にかけると境界座標情報の緯度、経度で下記のエラーが検出される。
「度(3桁)分(2桁)秒(2桁)の形式になっていません。」
A3−8. 「CAD製図基準(案)H16.6」では、場所情報として、度(4桁)に「-(HYPHEN-MINUS)」を含み合計8文字としています。
「土木設計業務等の電子納品要領(案)[H16.6]」では、場所情報として、度(3桁)に「-(HYPHEN-MINUS)」を含まず合計8文字としていますので内容は変わりません。
(CALS/EC Q&A http://www.nilim-ed.jp/qa_sys/admin/q_a_index.htm キーワード「境界座標」)

全ての境界座標が間違いなく7桁であるのにエラーが解決しない場合は、大変申し訳ございませんが国土交通省にチェックシステムのエラー内容についてお問い合わせください。

また、下記URLにて座標を調べることができます。
「測量成果電子納品「業務管理項目」境界座標入力支援サービス」
http://psgsv.gsi.go.jp/koukyou/rect/index.html
  
Q3−9. 境界座標情報を調べたい。
A3−9. 国土地理院webページの境界座標入力支援サービスでは境界座標、平面直角座標を調べることができます。
http://psgsv.gsi.go.jp/koukyou/rect/index.html

また、『土木設計業務等の電子納品要領(案)平成16年6月国土交通省』(平成17年12月28日時点までの正誤表対応)付3-4ページ、『工事完成図書の電子納品要領(案)平成16年6月国土交通省』(平成17年12月28日時点までの正誤表対応)付3-3ページに境界座標の調査方法が記載されております。
http://www.nilim-ed.jp/
 
Q3−10. 電子納品支援ツールで出力した媒体を国土交通省チェックシステム(電子納品チェックシステム)にかけると下記のエラーが検出される。
ファイル構成エラー「XMLが存在しません」
A3−10. 国交省はH16.6基準、農水省はH17.4基準からデータを格納しないフォルダは作成しなくてもよいと定められておりますので、出力時にフォルダの設定をしていただく必要がございます。

Ver.3、Ver.4では修正方法は以下の通りとなります。
a.REPORT、SURVEYフォルダ以下すべて不要な場合
1.出力実行画面の媒体イメージ構成オプション内の「出力フォルダの設定」をクリックします。
2.出力する必要がないフォルダのチェックをはずします。(デフォルトではすべてのフォルダにチェックがはいっております。)
3.出力します。

b.SURVEY/SUIJIN、BORING/OTHRSなど、細かいフォルダの設定を行いたい場合
1.左ツリービュー画面で出力する必要がないフォルダを選択します。
2.右クリックメニュー「管理項目の編集」をクリックすると、そのフォルダのプロパティ画面が開きます。
3.「納品データとして出力する」のチェックをはずします。
4.出力します。

出力実行メニュー「空フォルダには管理ファイルは作成しない」は管理ファイル(XML)は作成されませんが、フォルダ構成はそのまま残ってしまいますので、国交省H16.6基準、農水省H17.4基準を作成するには上記の方法か出力実行「媒体イメージ構成オプション」内の「出力フォルダの選択」にて出力フォルダを設定していただく必要がございます。

電気、機械、Ver.5での修正方法は以下の通りとなります。
1.左ツリービュー画面で出力する必要がないフォルダを選択します。
2.右クリックメニュー「フォルダ情報の表示」をクリックするとそのフォルダの情報画面が開きます。
3.「納品データとして出力する」のチェックをはずします。
4.出力します。

出力実行メニュー「格納されるファイルがないフォルダはXMLファイルを出力しない」は管理ファイル(XML)は作成されませんが、フォルダ構成はそのまま残ってしまいますので、国交省H16.6基準、農水省H17.4基準、電気H16.6基準、機械H16.3基準を作成するには上記の方法か出力実行「媒体イメージ構成オプション」内の「出力フォルダの選択」にて出力フォルダを設定していただく必要がございます。
 
Q3−11. 電子納品支援ツールで出力した媒体を国土交通省チェックシステム(電子納品チェックシステム)にかけるとDTDのスキーマエラーが発生し、チェックできなくなり、下記のエラーが表示される。
XML構成エラー「Element content is invalid to the DTD/Schema.Expecting」、「DTDまたはスキーマによると要素のコンテンツが無効です。」、「DTDまたはスキーマによると要素の内容は不完全です。」
A3−11. DTDのスキーマエラーが発生する点としては以下が考えられます。
・Ver.3.04.02以前のものを使用しており、INDEX_D.XML、INDEX_C.XMLの「住所情報」、INDEX_C.XMLの「工種-工法型式」、DRAWING.XML、DRAWINGS.XML、DRAWINGF.XMLの「対象工種(数値)」の情報を記入せず、そのXMLを出力している。
・データが格納されていないXMLを出力している。
・ファイルの関連付けを行っていない。
・各要領案で定義されている必須項目箇所を記入していない。

修正方法は以下の通りとなります。
a.出力実行の「出力フォルダの設定」で出力フォルダの設定を行う。
(Q3-7をご参照ください。)
b.左ツリービュー画面で出力しないフォルダを選択し右クリックメニュー「管理項目の編集」を開き、「納品データとして出力する」のチェックをはずす。
(Q3-7をご参照ください。) 
c.各XML管理項目の必須項目を記入する。
d.ファイルの関連づけを行う。
(ファイルの関連づけが必要なフォルダはREPORT、PHOTO、BORING、GRNDTST、MEET、PLAN、OTHRS、FACILITY(電気)、K_BOOK以下(機械)、K_DRAW以下(機械)となります。ファイルの関連づけについてはヘルプ【操作方法|標準的な操作の流れ|管理項目の入力】以下をご参照ください。)
e.必須項目を記入する。
  
Q3−12. 図面管理ファイルの管理項目編集で図面ファイル名の出力ファイル名の設定を行い、確定し閉じてから再度その管理項目編集画面を開くと基準案、設計種類、ライフサイクルなどが以前設定したものになっていない。
A3−12. 出力ファイル名の設定では、お客様が以前に設定された出力ファイル名の基準案、設計種類、図面種類を保存しているのでなく、フォルダに登録された出力ファイル名から最も多い基準案、設計種類、図面種類を推定し表示しています。
そのため、同一の基準に沿ったファイルがある程度の数なければ正しく判定を行うことはできません。ある基準案、設計種類などに対して、複数の図面種類をもつファイル群が必要となります。
この項目は、出力ファイル名設定のための項目ですので、異なる基準が選択されていても問題はありません。


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