Q1. |
寸法値・鉄筋長・鉄筋重量値の止めやまるめ方法を変更するには? |
A1. |
「作図設定情報の変更」の「計算値まるめ方法」で変更できます。 |
Q2. |
加工図の曲げ部分を円弧(曲げ加工を考慮)で作図するしないの指定は? |
A2. |
加工図は「減長計算分の曲げ加工を考慮して作図する」・「減長計算は行うが曲げ加工を考慮せずに作図する」・「減長計算・曲げ加工どちらも行わずに作図する」の3タイプの作図が各鉄筋径ごとに行えます。指定は、「作図設定情報の変更」の「鉄筋径別加工寸法」で行います。 |
Q3. |
減長計算に使用する曲げ半径の設定は? |
A3. |
減長計算に使用する曲げ半径は「作図設定情報の変更」の「材料計算基準値」で各鉄筋径ごとに指定できます。 |
Q4. |
配力筋などの継ぎ手を自動的に発生する鉄筋の継ぎ手長や最大鉄筋長の指定は? |
A4. |
「作図設定情報の変更」の「材料計算基準値」で各鉄筋径ごとに行えます。 |
Q5. |
作図する図形の線色や線種、文字の色やサイズなどの書式を指定するには? |
A5. |
「作図設定情報の変更」の「文字書式」や「画面線色・プロッタ線種」で設定できます。 |
Q6. |
変化表・引出線の鉄筋本数・加工図の角度などの作図有無や、縮尺記号・乗算記号の種類指定は? |
A6. |
「作図設定情報の変更」の「表記記号・作図有無」で設定できます。 |
Q7. |
図面枠線やタイトル版を作図しない方法は? |
A7. |
「作図設定情報の変更」の「用紙情報」で、位置情報にすべて「0」を入力することで「作図なし」が設定できます。なお、タイトル版の種類は「作図設定情報の変更」の「タイトル版」で設定します。 |
Q8. |
配筋図に作図する組立筋の線の長さを変えたいのですが? |
A8. |
「作図設定情報の変更」の「引出線書式」にある引出線の矢印長を変更して下さい。引出線の矢印長と組立筋の長さは同じ長さで作図されます。 |
Q9. |
鉄筋を1本のみ配置する方法は? |
A9. |
配筋情報の入力で、1行目に「Ki=1」・「Pi=0」と入力してください。 |
Q10. |
組立筋などの鉄筋を作図しない方法は? |
A10. |
鉄筋径を「0」にする事により、鉄筋配置を省略することが出来ます。 但し、鉄筋径に「0」が入力できない鉄筋は省略できません。 |
Q11. |
鉄筋記号の書き方はどのようになっているのですか? |
A11. |
2桁の数字が入力できる鉄筋は、入力された鉄筋記号をそのまま表記しますが、1桁しか入力できない鉄筋は自動的に鉄筋記号付けを行っています。記号付けのルールは、「作図設定情報の変更」の「鉄筋表書式」で行い、3タイプより選択できます。 |
Q12. |
「作図設定情報の変更」で設定した寸法線と寸法線の間隔が、実際の図面で異なるものがあるが? |
A12. |
「寸法値が2段になった時などの寸法線と寸法線」や、「寸法線と引出線」の重なり回避の間隔調整を行ってるために、一致しない場合があります。 |
Q13. |
生成中に「CAL File Open Error」と表示され、生成できないが? |
A13. |
「シリーズ共通プログラム」のバージョンが古い場合に表示されます。「Ver3.50」以降の「シリーズ共通プログラム」を使用してください。 |
Q14. |
生成中に「CAD File Read Error」と表示され、生成できないが? |
A14. |
「シリーズ共通プログラム」のバージョンが古い場合に表示されます。「Ver3.53」以降の「シリーズ共通プログラム」を使用してください。 |
Q15. |
合成図形生成中に「アロケーションエラー」と表示され、生成できないが? |
A15. |
メモリが足りません。「config.sys」ファイルからドライバ類をはずし、メインメモリの使用可能領域を増やしてください。 |
Q16. |
図形生成中に「継ぎ手位置エラー」あるいは「鉄筋形状エラー」と表示されるが? |
A16. |
配力筋などの継ぎ手を自動的に発生する鉄筋で、継ぎ手位置が鉄筋の曲がっている部分に位置した場合に表示されます。「作図設定情報変更」の「材料基準値」で最大鉄筋長を変更してください。 |
Q17. |
図形生成中に「減長計算エラー」と表示されるが? |
A17. |
曲げ長が短くて、減長計算が行えません。鉄筋記号が表示されますので、表示された鉄筋の曲げ長を長くしてください。 |
Q18. |
UC-CADでの鉄筋記号の付け方のルール。 鉄筋記号を「A1」と入力したにもかかわらず、図面には「A11」と作図されているが? |
A18. |
配力筋など鉄筋最大長より継ぎ手を自動発生している鉄筋については、鉄筋記号の入力を2文字(アルファベット+数字)までと制限し、鉄筋形状が配筋の途中で変化(継ぎ手なし→継ぎ手数1など)することを前提に、以下のルールに従って鉄筋記号の自動付けを行います。
そのため、鉄筋形状が配筋の途中で変化しなくても以下のルールが適用されます。
・タイプ1:1ずつ増(A1→A1,A2,A3,…)
・タイプ2:10倍して1ずつ増(A1→A11,A12,A13,…)
・タイプ3:−をつけ1ずつ増(A1→A1-1,A1-2,A1-3,…)
ご指摘の件は上記のルールのタイプ2の設定で図面生成を行ったためですので、タイプ1で図面生成を行って下さい。(設定の変更は「作図設定情報の変更」の「鉄筋表書式」にて行えます。)また、図面生成後にも「図面編集」の「文字列移動」の「鉄筋記号変更」メニューで鉄筋記号の変更が行えます。 |
Q19. |
UC-CADの上手な利用方法
(1) 入力データのテキストファイル変換
(2)プロッタコマンドのファイル入力 |
A19. |
(1)UC-CADの各配筋図製品には、作図データ生成の元となる入力データをテキスト形式のファイルに変換する「入力データ出力プログラム」がオプションプログラムとして添付してあります。
変換したテキストファイルは、MS-DOSのTYPEコマンド等を使用してその内容を画面に表示したり、プリンタへ出力したりできますので、入力データの確認や紙面でのデータ保存等にご使用いただけます。
テキストファイル変換は、「入力データ出力プログラム」を起動し、変換するファイルを選択するだけの操作で実行されますので、簡単にご利用いただけます。(本プログラムの起動方法や操作手順の詳細は、各入力編解説書をご覧ください。
なお、プリンタで印刷する場合は、PRINT.SYSドライバが必要ですので、CONFIG.SYSファイルに組みこんでください。
(2)1993年3月に行いました一斉交換製品から、これまでのプロッタコマンドのプロッタへの直接出力の他に、ファイル出力をサポートしています。
作成されたファイルにはRS−232Cやセントロニクスを介して直接プロッタへ送られていたデータがそのままの形で格納されています。したがってRS−232Cまたはセントロニクス回線を使用した、UC−CADがインストールされているパソコンからのオンライン出力の他に、FDDを搭載したプロッタのFDを媒体としたオフライン出力やUC−CADがインストールされていないパソコンからMS−DOSのコマンドを使用したオンライン出力など様々な運用形態にご利用頂けます。
※ファイル出力の操作やファイルによるプロッタ出力例については「バージョンアップ編解説書 第2版」をご覧下さい。 |