11月4日に「杭基礎の設計セミナーを開催しました。この有償セミナーはTV会議システムにて東京、名古屋、大阪、福岡で同時開催し、18社22名にご来場いただきました。厚く御礼申し上げます。
開催内容は、杭基礎の設計に関する基本的な考え方・「杭基礎の設計」を用いたデータ作成・計算結果評価方法等について、若手技術者や基本から改めて習得したい技術者を対象に解説を行っております。また、レベル2地震時照査法である地震時保有水平耐力法に対する設計方法の解説や計算結果の評価方法ならびに設計の進め方も説明しています。
なお、設計計算を行うと同時に図面作成も可能なため、報告書の作成や図面作成について、一連の設計手順を追って解説しています(右表参照)。
本セミナーは、今回より社団法人土木学会のCPD(Continuing ProfessionalDevelopment)プログラムに認定されました。受講者の方は、CPD認定単位として5.7ポイントの取得が可能です。
ご来場の皆様からは、貴重なご意見・ご要望をお聞きすることができました。今後もセミナー内容の充実を図り、設計手法の解説および「杭基礎の設計」を用いたトライアル計算手法などの実業務に近い設計手順の解説に重点をおいたセミナーにしていきたいと思います。 |
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セミナー内容 |
基礎の設計概要
・杭基礎とは、下部工形式、基礎形式の分類
・設計フロー
・耐震設計 |
基礎設計での土質定数の推定および支持力算定
・支持力等の推定方法 |
操作実習(その1)
・杭基礎構造を例とした実習 |
操作実習(その2)
・杭基礎構造を例とした実習 |
杭配置等における構造細目
・杭の配列 |
操作実習(その3)
・後脚と杭基礎を連携した実習 |
杭基礎における計算データからの図面作成
・図面編集出力
・図面作製における実習 |
杭土圧構造物等と杭基礎との連携紹介 |
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