出展概要
●日時 : 2010年 9月 21日〜22日 ●本会場 : 東洋大学白山第二キャンパス |
(Up&Coming 2010年11月号) |
交通工学に関連する最新の研究・実務の成果を広く公表する本研究会において、首都高速道路大橋ジャンクションの、設計段階におけるドライビングシミュレータ技術を用いた検証に関する実務論文発表と関連製品の展示出品を行いました。
発表論文は「ドライビングシミュレーションにおける走行、交通、道路構造のバーチャルリアリティ最適モデリングの考察」で、(株)オリエンタルコンサルタンツ、首都高速道路(株)、フォーラムエイトの共著としてフォーラムエイトの清水駿太が執筆・発表を行いました。大橋ジャンクション設計時に検討された路面の色分けや壁面のデザイン等を用いた走行支援策をVRデータで表現し、ドライビングシミュレータで検証を行ったことに対する考察で、UC-win/RoadのVRによる優れた表現力やドライビングシミュレータ機能の有用性をアピールすることができました。質問も、標識サイズや情報版の文字サイズの調整に関するものがあり、VRによる修正・検証という利活用方法に対する興味や実務への検討などが徐々に浸透してきていると思います。
展示会場では、発表論文の理解を深め、その内容を体験して頂けるように、3面の液晶ディスプレイとハンドル・アクセル・ブレーキを用いた簡易型DSを展示し、大橋ジャンクションのVRデータを用いてブース来訪者に実際に運転して頂きました。論文の検証内容を体感することができると、多くの方に大変好評でした。今回の交通工学研究発表会は、UC-win/RoadのVRの表現力やドライビングシミュレータ機能を実務に有効に活用して頂いた事例の一つとして、多くの方々に知って頂く貴重な機会となりました。
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▲フォーラムエイトによる論文発表 |
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▲3画面DSによる大橋JCT走行体験 |
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