東京ゲームショウ 2012 主催:社団法人 コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
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●日時 :2012年 9月 20日(木)〜23日(日) ●会場 : 幕張メッセ |
(Up&Coming 2013年1月号) |
2012年9月20〜23日の4日間、幕張メッセで東京ゲームショウ2012が開催されました。昨年を上回る過去最多の22万3753人の来場者があり、注目度の高さを伺わせます。
フォーラムエイトは昨年に引き続き3回目の出展を行い、AR.Drone による自律飛行/モニタリングシステム AGULをはじめ、小型鉄道シミュレータ、簡易型ドライブシミュレータ、VR-Cloud®の展示を行いました。
AGULは農業支援を目的とし、作物の生育状況等の観測などの情報収集を行う飛行ロボットで、4枚羽根のヘリコプターAR.Droneをカスタマイズしています。
AR.Droneには、もともと飛行制御用に6軸慣性装置、超音波高度計、フロントカメラ、高速カメラが搭載されていますが、このシステムではさらに農地管理や環境測定のために高解像度カメラ、温度センサ、湿度センサを搭載し、飛行管理のためにGPS、9軸の慣性計測装置、赤外線距離センサを搭載することで、さらに高度な計測や飛行制御が可能となっています。
会場では飛行デモを行い注目を集めました。VRと連携した遠隔操作、飛行計画の立案、自動飛行など先進的なシステムを比較的低コストで実現できるとあって、今後、農業だけでなくいろいろな分野への利用が期待されます。
鉄道シミュレータでは、小型の模型運転台を使って電車の運転ができます。鉄道の車両は慣性が大きいため、停止位置で正確に止めるのはなかなか難しいのですが、鉄道マニアの方の中には正確に停止できる方もいらっしゃいました。
当日は、理想速度曲線と実際の走行をモニタリングした速度曲線を運転曲線として画面上に半透明で表示し、気付かれていた方はこれをガイドに操作して正確に制御していました。UC-win/Roadでは運転中の加速、減速、車両位置、車両姿勢などさまざまなパラメータをモニタリングすることができるので、このような使い方も可能です。また、UC-win/RoadはVer.8でログ機能が標準搭載となり、研究用途にますます使いやすくなっています。
ゲーム用ハンドルによる簡易型ドライブシミュレータは、ゲームショーということもあって人気があり、一般公開日には特にお子さん達に大人気でした。
VR-Cloud®のPCやスマートフォン、タブレットでの体験コーナーでは、これは何?と訪れる方も多く、VR空間を、シンプルなクライアント環境から遠隔操作できることに感心されていました。
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▲運転曲線(鉄道シミュレータ) |
▲フォーラムエイト出展ブースの様子 |
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