●日時:2011年9月15日〜18日 ●会場:幕張メッセ |
(Up&Coming 2011年11月号) |
東京ゲームショウ2011が2011年9月15日(木)〜 18日(日)の4日間、幕張メッセで開催され、フォーラムエイトは昨年に引き続き2回目の出展を行いました。今回の出展は、Full-HD液晶パネル6面による、デジタルサイネージシステムと6KCGレンダリングムービーの紹介のほか、開発中のManga-Meプラグイン、鉄道シミュレータといった最新の取り組みを体験できるまたとない機会となり、来場された方々にフォーラムエイトの革新的な新技術やサービスをご紹介することができました。
デジタルサイネージシステムは大型液晶パネルを6枚も使った大迫力のディスプレイシステムで、5,760×2,160の高解像度の動画がリアルタイムに動く様は、多くの人の注目を集めました。本システムでは2つの技術を紹介しており、1つは6面のパネルで構成した水平解像度約6Kの画像を、6台の表示用PCと1台の制御用PCの計7台のPCを用い、1つのVR空間を7台のPCが共有して同期を取りながらリアルタイムに分散レンダリングを行うクラスターシステムです。もう一つは赤外線深度センサーによる骨格認識をベースとしたハンドレスドライビングシステムです。この2つを組み合わせることによってAir
Drivingと名付けた、運転操作ジェスチャによるハンドレスドライビングを実現し、シートに座って多くの方に体験していただきました。その珍しさからか多くの方が立ち止まり、デモ中も常に人だかりができて「すごい!」「おもしろい!」などの感想が漏れ聞かれました。Youtube(http://www.youtube.com/watch?v=U0L9cPz6CFQ)
にもアップしていますので、ぜひご覧ください。
今回は技術紹介にとどまりましたが、UC-win/Road の持つPOV-Rayレンダリング機能を使って開始した、スパコンクラウド(TM)
によるUC-win/RoadCGムービーサービスで、スパコンの高い演算能力を活かした6K解像度でのムービーを作成し、10/4から開催されるCEATEC
JAPAN 2011で公開する予定です
一風変わった技術紹介となったManga-Meは、フォーラムエイトWorld16メンバーである香港中文大学のMarc氏とYingge氏によって開発されたテクスチャ変換技術で、写真や画像をマンガ風タッチの画像に変換するものです。現在iPhoneアプリとして無料で公開されています。フォーラムエイトではこの技術をUC-win/Roadのプラグインとして実現する開発を進めています。体験コーナーではその場で撮影した自分の写真をマンガ風タッチに変換して印刷してお持ち帰りいただくサービスを行ったほか、UC-win/Roadによるマンガの世界のドライビングを体験していただきました。
また、今回初めて出展した鉄道シミュレータでは、実際に操作可能な小型の運転台をご用意し、鉄道車両の大きな慣性による加速、減速、停止操作の難しさを疑似体験していただくことができました。フォーラムエイトでは、今後も本格的な鉄道シミュレータの開発を進めてまいりますのでご期待下さい。その他、VR-Cloud(TM)は、本社サーバ上で公開しているVR空間を、シンプルなクライアントソフトから遠隔操作できるデモを体験していただきました。模型VRシステムでは、3Dエンジニアリングサービスによって出力した中目黒の3D模型とレーザーポインタを使って、視点の操作デモや、ホットスポットの選択でスクリプトを自動再生するデモを実施しました。さらに、VR-Studio(R)では、大阪、名古屋から東京・中目黒に至る広域なVRデータ空間を体験していただきました。フォーラムエイトでは、多くの応用の可能性を秘めたVR
技術を用いて、最新の技術の成果を取り込みながら、今後も続々と新しい提案を行っていく予定です。ぜひ、ご期待下さい。
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■フォーラムエイトブース |
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■ 3D模型 |
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■ Digital Manga UC-win/Road |
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■ 6Kデジタルサイネージシステム |
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■ Air Driving体験 |
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