第2回 VRシンポジウム-World16サマーワークショップ 
       
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            | (Up&Coming 2009年9月号) | 
           
          
             2009年7月28日〜31日の4日間、World16グループは第2回目の夏期ワークショップを日本で開催致しました。
            第1回目は、2008年8月12日〜14日の3日間、アリゾナのフェニックスにて開かれ、当時はWorld8として知られていました。 
             World16グループの目標は、初期のWorld8グループによって築かれたUC-win/RoadによるVRの研究の土台に基づき、研究を進めていくことです。 新しいメンバーは既存のメンバーと協力し、研究をしていきます。 
            
            
              
                
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                  | ▲ワークショップオープニング | 
                 
              
             
            
             
            ●参加者の概要 
             今年、World16はThomas Tucker氏(Winston-Salem State University‐アメリカ)をメンバーとして迎えました。Tucker氏は継続メンバーのRonald
            Hawker氏(Zayed University‐アラブ首長国連邦)と、生態ゾーンにおける構築環境と自然環境の関係を理解するために、ラスアルハイマ(Ras
            al-Khaimah Village)の大部分を視覚化しようと考えています。 
             Ruth Ron氏(University of Florida‐アメリカ)とMatthew Swarts氏(Georgia
            Institute of Technology)も今年から参加することになりました。二人はフロリダの新しい高速道路の周辺をUC-win/Road
            を使って視覚化し、騒音レベルを表す効果的な方法を研究していきます。 
             同じく新しく加わったPaolo Fiamma氏(University of Pisa‐イタリア)は現在、オリジナルメンバーであるClaudio
            Labaraca氏(Pontificia Universidad Catolica de Chile‐チリ)との共同研究を計画しています。計画段階である間、施工手順を示すため、UC-win/Roadを(Frame
            3Dを含む)他の解析ソフトウェアと一緒に利用したいと考えています。 
             Marcos Novak氏 (University of California, Santa Barbara‐アメリカ)も新しいメンバーです。彼はUC-win/Roadを用いて身体過程と意思決定の縮図をシミュレーションする可能性を追求していく予定です。 
             Yen-Liang Wu (AW)氏 (National Chiao Tung University‐台湾)もWorld16のメンバーとなります。AW氏はアセスメント用にVRに道路と地形を組み込み、新規高級住宅開発のモデリングを調査する予定です。 
             継続メンバーのTaro Narahara氏とKostas Terzidis 氏(Harvard University‐アメリカ)はデザインにおける順列を作成し、それらをUC-win/Roadを用いて表示するというプロジェクトを計画しています。さらに、物理的接触インタフェースを研究プロジェクトに組み入れたいと考えています。   
             Wael Abdelhameed氏(University of Bahrain‐バーレーン)も、継続してWorld16として活動していきます。
            彼は断熱と建設シミュレーションのためのエネルギーのモデリングに重点を置いています。 
             また、World8からのオリジナルメンバー、福田知弘氏(大阪大学)は今年、UC-win/Roadを使った大阪のデジタルモデルを大きな物理的モデルと統合するために複合/拡張リアリティ(MR/AR)に取り組んでいきます。 
             Andrew Chung氏はメンバーに復帰したMichael Jemtrud氏と共にMcGill University
            (カナダ)の代表として参加しました。二人はUC-win/Roadを用いて、モントリオールの都市再開発と交差点のモデリングを行う予定です。 
             最後に、小林 佳弘氏(FORUM8 AZ代表、Arizona State University‐アメリカ)は、World16のホストとして活動を取りまとめていきます。また現在、急速都市モデリングのためのbaked
            lightingとprocedural modelingに関する自身の研究も実施しています。 
             
             東京本社では、メンバーのUC-win/Roadの理解をさらに深めるためのディスカッションと個別指導セッションが行われました。これらのディスカッションとセッションは、彼らがどのようなタイプのプロジェクトに着手するか、最初の考えをまとめるのに非常に重要な役割を果たしました。 
             
             東京オフィスで2日過ごした後、グループは更なるセッションのために箱根に移動しました。箱根ではメンバーの一人ひとりがUC-win/Roadを使用して、じっくりとプロジェクトに関する最初のプランをまとめることができました。この間に、FORUM
            8東京とFORUM 8 AZのメンバーは、ソフトウェアについての個々の質問に対応しました。 
             質問には、UC-win/Roadに外部のシミュレーションを組み込むためにマイクロシミュレーションプレーヤーをどのように使用したら良いのか、様々なモデリングアプリケーションをどのようにUC-win/Roadに機能させるのか、といったものがありました。 
             
             最後の日は、各メンバーがどのように自身の研究を進めていくかについて発表しました。そして、互いに異なる専門分野の知識(UC-win/Roadだけでなく、その他のアプリケーションを含めた)とソフトウェアのスキルを共有し、チームの目標をさらに明確にすることができました。 
             
             FORUM8とFORUM8 AZは、メンバーのために開設した電子掲示板を通じて、次回のシンポジウムまでメンバーをサポートしていきます: 
            http://forum8az.com/phpbb/ 
             またこの掲示板によりメンバーは互いの情報を交換することができ、密なコミュニケーションによって充実した共同研究を行うことが可能になることと考えています。 
             
             World16は2009年11月19日に開催される第3回VRシンポジウムに向けて、World8によって築かれた成果をベースに精力的に活動していきます。 
            
            
              
                
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                  | ▲ワークショップ会場(FORUM8東京本社)  | 
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                  ▲World16メンバーとFORUM8/AZスタッフ  | 
                 
                
                   
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                  | ▲ワークショップ会場(箱根翡翠)  | 
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                  ▲ワークショップの模様(箱根翡翠)  | 
                 
              
             
            
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