●日時:2015年2月19日 ●会場:フォーラムエイト |
(Up&Coming 2015年4月号) |
このたび、新セミナーとして「CIM入門セミナー」を開催し、CIMの概要をはじめ、土木設計ソリューションの活用事例や、3D・VRとしてUC-win/Roadを用いたシミュレーション事例を紹介いたしました。また、書籍「CIMが2時間でわかる本」家入龍太著(日経BP社)を参加者の皆様に謹呈し、CIMの考え方から活用事例をより一層ご理解頂けるようにいたしました。
当日は22社31名のご参加をいただき、CIMに関する関心の高さを伺うことができました。セミナーは前半の部でCIMによる統合ソリューションを体験していただくということで、動的非線形解析ソフト「Engineer's Studio®」による2径間連続桁の動的非線形解析を行いました。その際、解析に用いた橋脚についてはUC-1「橋脚の設計」にて設計並びに3D配筋まで実施し、さらに「3D配筋CAD」で鉄筋の干渉チェックを実施していただきました。
後半は前述の動的解析を実施した2径間連続桁橋を「Allplan」(ドイツのCADメーカーNemetschek社により開発されたBIM統合ソリューション)で読み込み、3DSファイル化した上で、3D・VRソフトである「UC-win/Road」に展開し、景観設計、道路設計を行いました。UC-win/Roadにおいては、交差点を立体交差にするという目的の下に道路構造の編集、DWG図面の読み込み、前半の講習で作成した橋梁、橋脚のモデルの読み込みを行い、最終的に交通シミュレーションを行うまでの一連の流れを追っていただきました。
このような形でCIM活用を実際に体験していただき、様々な検討に使用することができることを実感いただけたかと思います。今後もBIM/CIMによる建築土木ソリューションの機能・サービス強化、CIMの普及推進に尽力してまいります。
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