2014年6月25日(水)〜27日(金)に、東京ビッグサイトにて3D&バーチャルリアリティ展が開催され、3D CGフェアブースへ出展いたしました。本年も3DCG・VRを中心とした最先端の3D技術や機器・システムなどを幅広く体験できる内容となっており、併催展示会併せ全体で2100社出展、計8万名のご来場様があり、大変活況な展示会となりました。
フォーラムエイトでは、UC-win/Road Ver.10最新機能を中心に、BCPシミュレータ、6Kデジタルサイネージマルチドライビング自転車シミュレータ、VR-Cloud®、ドライブシミュレータ、ウェアラブルVR、3D模型、プロジェクションマッピングVRサービス、ロボット・UAV等、幅広いコーナー展示を行い、3日間合計896社977名の来場者様に各システムをご体験頂きました。また昨年10月に設立致しました一般財団法人最先端表現技術利用推進協会の専用コーナーも設け、3D・VRやCG、クラウド技術等幅広い表現手法およびコンテンツの統合的な活用についてご覧頂けました。
今回UC-win/Road Ver.10ではDWGファイルのインポート・エクスポート、ヘッドトラッキングセンサを内蔵したヘッドマウントディスプレイOculusRiftなど最新の外部ソフト・ハードとの連携面や、歩行者群集シミュレーションや鉄道シミュレーション、クラスタシミュレーション機能の強化が図られており、従来以上により多様かつ高度なシミュレーション環境に柔軟に対応可能です。中でも、6K高精細マルチクラスタサイネージュや実車型筺体を用いたドライビングシミュレータ、ロボットアームやUAV、点群レーザスキャナとVRを連携した計測システム、地震・津波などによる防災減災、防犯を目的とした検討、体験システムや解析可視化などに注目が集まりました。自動車を中心としたITS分野、建築・建設分野で注目されるBIM/CIM分野、防災や防犯分野など、3D・VRの活用分野の拡大と多様化、高度化を感じさせました。
また本年で特徴的だった点として、ARフェアの新設もあげられます。ハード面での小型軽量化、ソフト面でのクラウド化などを背景に、スマートフォンやタブレットなどシンクライアントやHMD等のウェアラブル端末と、3DVRやCG、プロジェクションマッピングなど既存技術・コンテンツを統合した、新しいコンテンツ開発、プロモーション、業務効率化など多彩な体験展示があり、印象的でした。
フォーラムエイトブースでもUC-win/Roadを用いたVR空間の作成実習のほか、Oculusプラグインを用いたウェアラブルデバイス連携、VR空間をクラウド環境下で利用できるVR-Cloud®、BIM/CIM向け2D/3D図面対応クラウドシステム3D配筋forSaaSについても体験コーナーを設け、VR作成からクラウド、ウェアラブルやAR活用までをご体験頂き、ご好評を頂くことができました。
フォーラムエイトでは、これまでに培った土木・建築分野での設計・構造解析プログラムの開発ノウハウと、それらに基づく3D・VR技術、また多様なシミュレーション環境のインテグレーションを用いて、今後も様々なソリューションをご提案致します。是非ご期待ください。
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