計測自動制御学会大会 主催:公益社団法人 計測自動制御学会 制御部門
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●日時 :2013 年3 月5 日〜 8 日 ●会場 : 幕張メッセ |
(Up&Coming 2013年4月号) |
2013年3月5日より8日までの4日間、福岡市中央区のアクロス福岡にて「制御と数字が織り成す産業数学の展開」をテーマに、計測自動制御学会の第13回制御部門大会が開催され、弊社では2日目の企業ポスターセッションと3日目の自動車とエネルギーに出展・論文発表を行いました。
企業ポスターセッションは、今回から初めて開催された新しい企画で、学生と企業との技術交流やリクルートの一環として企画され、弊社からは「次世代型・制御系の研究用途向けドライビングシミュレータ」のポスター展示を実施致しました。
当日は90分の展示時間中、各部門発表を終了された学生・先生方・企業の担当者など多数の来場があり、弊社ブースでは22社23名の方に、弊社開発の研究用途向けドライビングシミュレータ(DS)の概要、搭載されている3次元バーチャルリアリティソフトUC-win/Road
Ver8をご覧頂き、自動車関連の制御系システムのシミュレーションや、ハードのシミュレーションにご利用頂ける可能性を感じて頂くことができました。
また、論文発表では「自動車とITS研究開発向けのドライビングシミュレータ開発」というテーマで、弊社の簡易型ドライビングシミュレータ(PC+モニタ+ハンドルキット)から高度研究用のドライビングシミュレータ(HILS連携、モーションプラットホーム)までご紹介させて頂きました。
簡易型DSでは、PC1台にモニタ、ゲーム用のハンドルキットに弊社のUC-win/Road Ver8を組み合わせることにより、交通シミュレーションや走行時のログ出力も可能となっており、低予算で簡単にシミュレーションを行うことができる点を紹介させて頂きました。
また、高度研究用としましては、2012年3月に九州大学様に納品しました情報利用型人間・自動車・交通流相互作用系システムを例に、HILSを介して車両運動シミュレータのCarsimにより車両の制御を実施し、周辺環境としての交通流をAimsunよりデータ連携して生成し、様々なシミュレーションに活用いただいている事例を紹介致しました。
その他、HILS連携によるメリットの1例として、交通流と自車との操作のずれを修正する方法(バッファーを使用した他要素との同期)を紹介、シミュレーション時における自車の映像レイテンシーが小さなことなどを発表させて頂きました。
セミナー後は、シミュレーション酔いに関するご質問などあり、弊社のドライビングシミュレーションと3次元バーチャルリアリティのUC-win/Road
Ver.8に関する非常に高い関心を感じる盛況な発表となりました。
その後、7日の全体のプログラム終了後、会場前のホテル西鉄イン福岡の大ホールにて参加者の方の技術交流会が開催されました(写真)各セッションでは質疑を含め20分と時間が限られていたこともあり、技術交流会では、発表者の方を囲み詳細な話をする有意義な情報交換の場として大変盛り上がっておりました。
来年は第14回の制御部門大会は東京の電気通信大学にて開催が決定されており、弊社の展示を含めご期待下さい。 |
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