FORUM8デザインフェスティバル2012-3Days |
講演内容 詳細ページ |
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第11回 3D・VRシミュレーションコンテスト・オン・クラウド |
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グランプリ |
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「VRシミュレーションを活用した超小型EV車シェアリングシステム企画」
トヨタ自動車 株式会社 |
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豊田市低炭素社会システム実証プロジェクトにおいて移動(交通)分野として取り組み中のアイテム。現地調査に基づくリアリティの高い仮想街に車両と駐車・充電ステーションを仮想的に配置し、元の街並みとの融合性や車両貸出・返却時の手順、ユーザの動線設計などの基本サービス企画の検証確認に活用中である。 |
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スクリプトを実行すると、1人乗り電気自動車のイメージやデポの様子、豊田市内のイメージなどを確認できます。シナリオを選択すると、サービスの利用イメージや電気自動車の利用方法などを予約から返却までの流れとして確認できます。「運転あり」シナリオでは実際にデポ間を運転して移動することができます。 |
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準グランプリ 優秀賞 |
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「点群データを用いたまちなみ修景計画シミュレーション」
九州オリエント測量設計 株式会社 |
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当該データは、長崎市の寺町通りにおける修景計画の中で当社が、点群データを基にサンプルイメージとして作成したものである。具体的な整備内容は、速度抑制の為の車道幅の縮小、歩道の拡幅、歩車道の舗装の変更(石畳または、石畳風)、歩車道境界柱の設置、電柱の色の変更(茶色)、石垣のライトアップ等である。 |
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点群計測データを利用して空間を表現したVRデータで、現況と計画の切り替えを点群を利用して表現しています。計画前後の切り替えはスクリプトにて確認でき、寺町のライトアップもご覧頂けます。手動で操作する場合はコンテキストによって点群やライトアップの切り替えを選択できます。 |
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準グランプリ 優秀賞 |
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「VRによるトンネル管理者向け訓練システム」
BMIA(フランス) |
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G'Val(トンネル管理者訓練システム:BMIA社)のシステムの中で、FORUM8のUC-win/Roadが現実的且つインタラクティブな3D環境の中での交通や歩行者をシミュレート。あらかじめ設定されている交通量、車両のスピード、信号そして環境条件(時刻、地理的位置、天候、ライトなど)に従い交通生成を行う。高速道路やトンネルでの作業員たちの現実の作業を正確に反映したVRベースのトレーニングシステムの開発が目的。 |
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トンネル監視システムを利用した管理を行うための訓練用VRデータです。スクリプトを実行するとトンネル内の様子や管理画面のイメージをご覧頂けます。所定の景観位置を選択することでトンネル内の状況を確認するための様々な視点に移動することができます。データには訓練用の状況の一例として自動車事故と火災が設定されています。 |
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アイデア賞 |
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「昭和27年当時の大牟田市内線路面電車軌道及び沿線の復元」
井尻 慶輔 氏 |
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かつては大牟田市内で市民の足として親しまれていた大牟田路面電車市内線の活躍当時の姿を復活させ、お年寄りをはじめ市民の方々に広くご覧頂き、炭鉱が盛業であった当時の大牟田の街路をカラー映像かつ自由な視点で再現した。 |
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昭和27年に休止されるまで大牟田市民に愛された西鉄大牟田市内線をVRで再現。路面電車と炭鉱電車の行き来する昭和の大牟田の街をご覧ください。 |
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エッセンス賞 |
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「北陸新幹線「飯山駅」前まちづくりシミュレーション」
飯山市役所 建設水道部 まちづくり課/新幹線駅周辺整備課 |
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平成26年度末に開業が予定されている北陸新幹線飯山駅を契機に駅周辺に整備される駅前広場などの公共施設や、同時期に城築450年を迎えるまちのシンボルである飯山城の公園の整備など豊かな自然と都市機能が融合、未来の飯山市がシミュレーションされているVR。ワークショップやフォーラムなどでもこのVRが登場し、市役所、住民が一体となって取り組む街づくりの重要な役割を果たしている。 |
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実行スクリプト:「全体紹介」を実行してください。
美しく整備された新幹線飯山駅周辺と駅前のお祭り風景や、飯山城址公園の桜と公園から見える信州の美しい山々をご覧ください。 |
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審査員特別賞 地域づくり賞
NPO地域づくり工房 傘木 宏夫 氏 |
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「“踏切と狭隘橋梁が連続する区間の渋滞緩和”を目指して!!」
西鉄シー・イー・コンサルタント 株式会社 |
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本VRは、踏切と狭隘橋梁が連続する区間の渋滞を緩和するため、河川、鉄道を横過し低平地の田畑を通過するルートで、地元住民との合意形成を早期に図り、スムーズな事業進捗を行うこを目的として、バイパスルートのデータ作成を行ったものである。また、鳥瞰図の作成も併せて行った。 |
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バイパス道路、河川、鉄道などが表現されています。スクリプトを実行することで、上空からの視点、鉄道の視点による立体交差の確認、影の発生の具合などをご覧いただくことが出来ます。 |
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審査員特別賞 開発賞
道路・舗装技術研究協会 稲垣 竜興 氏 |
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「ITSスポットサービス体験シミュレータ」
JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)
カーエレクトロニクス事業委員会/カーエレ機器普及促進専門委員会 |
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道路に設置された「ITSスポット」とクルマ側の「ITSスポット対応カーナビ」との間で高速・大容量通信を行ない、広域道路交通情報、画像等の提供により様々なサービスを実現する次世代のITSサービスである「ITSスポット」サービスをインタラクティブに体験可能なシミュレータ。 |
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シナリオを実行し、車を運転しながらITSスポットのサービスを体験することが出来ます。ナビに表示されるITSスポットの情報を確認し、注意して運転してください。運転終了後、ドライバーの運転に対する診断結果が表示されます。 |
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審査員特別賞 アカウンタビリティ賞
日本大学 理工学部 土木工学科 関 文夫 氏 |
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「中綱南側土砂採取事業自主簡易アセス」
株式会社 マテリアル白馬 |
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県環境影響評価条例に該当しない小規模な土砂採取事業について、地元住民や一般市民に景観等の変化について説明責任を果たすために、VRシミュレーションを使って、住民説明会やWEB上での意見募集に活用した。 |
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スクリプトを実行することで、採石場の周辺からの見え方や将来の植生の様子などをご覧いただくことが出来ます。コンテキストを選択することで日照の表現や時期による変化を確認することが出来ます。 |
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ノミネート賞 |
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「事故危険交差点の改善及びDSLogを用いた効果分析」
韓国交通安全公団 |
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韓国の江原道にある襄陽3通り(サンゴリ) は傾斜路による事故や幾何学的構造による車両のネック(瓶の首)現象が頻繁に発生する。また、忠清南道の論山市には特異な形をした5通り(オゴリ)があり、事故が頻繁に発生する。これらの交差点の問題を改善するため、合流区間の検討、路面表示や信号機、停止線の位置変更などについて、VRにより、現状と改善の2つを実装し、意思決定と住民説明会に活用した。シミュレータで走行実験を実施し、DS
log値を分析して改善効果を確認している。 |
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ヤンヤン市及びノンサン市の2つの市の交差点の改良シミュレーションです。スクリプトを実行することで、それぞれの改良前後を確認することができます。走行で道路「1、2、1(2)、2(2)」を選択することで交差点までの走行を行うことができます。 |
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ノミネート賞 |
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「パイププラント設備シミュレーション」
日下部電機 株式会社 |
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自社で販売しているプラント設備は、主に海外クライアントに販売しているが、組み合わせによりプラント全体の大きさが変わるため、パンフレットだけでは納品先の工場に、どの程度の規模のプラントが納品可能かがわかりにくく、可視化するために作成したVRデータ。機械の稼働の様子も確認できるデータを作成。 |
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各パートに分かれたスクリプトを実行することで、機械の動きやパイプの移動を確認することが出来ます。平面的な視点と立体的な視点を併せてご覧いただくことが出来ます。 |
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ノミネート賞 |
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「愛知県新城市出沢地区の土砂災害シミュレーション」
福井工業高等専門学校 |
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愛知県新城市出沢(しんしろしすざわ)地区は、緑と清流に恵まれているが、過去に土石流が発生しており、防災体制の構築が望まれている。このVRでは、土石流の危険説明のため、地域の詳細地形と建物を再現し、豪雨による土砂災害の複数発生の状況や発生の段階をわかりやすく可視化している。 |
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山間部の集落がVRの中で表現されています。スクリプトにより、集中豪雨による土砂崩れを原因とした土石流の発生の様子が表現されています。災害の発生を様々な視点から確認することができます。 |
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大阪大学大学院 工学研究科
環境・エネルギー工学専攻 准教授
福田 知弘 氏 |
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「クラウドコンピューティング型VRとSNSの活用と展望」
国際化・情報化を体感する時代。キーパーソンは現地で同室同期型会議を頻繁に行うことが困難である上に、メール等の分散非同期型ツールでは視覚的イメージの共有と具体的検討が進めにくいという課題が残る。そのため、分散同期型(異なる場所・同じ時間)の環境下において参加主体が3次元仮想空間を共有しながら検討会議の実施を目論んだ。講演では、同氏らが取り組んできた、都市設計や景観まちづくり等の実プロジェクトでの成果と課題を紹介する。 |
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1971年兵庫県加古川市生まれ。大阪大学大学院准教授、博士(工学)。環境設計情報学が専門。著書「VRプレゼンテーションと新しい街づくり」など。 |
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第13回 UC-win/Road協議会 ドライビングシミュレーションセッション |
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茨城大学 工学部 機械工学科 准教授
道辻 洋平 氏 |
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「危険予測運転メカニズム研究におけるシミュレーションの活用」
近年、自動車交通には、地球温暖化の抑制を目指した環境性能向上が大きなテーマとして取り扱われていますが、一方で毎年多くの死傷事故が発生し、交通事故死者数ゼロに向けた取り組みが重要視されています。このような背景に対し、研究プロジェクトとして、対歩行者事故低減に焦点を絞った研究を行っています。ドライブレコーダ収集データに基づく歩行者の不安全行動の再現や、新しい予防安全システムの提案とその効果評価における、VRシミュレーションの活用事例について紹介します。 |
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茨城大学准教授、車両動力学、制御工学を専門として自動車の予防安全技術、鉄道車両のダイナミクスに関する研究に従事。 |
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九州大学 教授
志堂寺 和則 氏 |
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「ASVのためのドライビングシュミレータを用いた運転者挙動解析」
先進安全自動車(ASV)開発には、運転者がどのような運転をしているのかを把握することが重要である。運転者の運転特性を知ることで、どのような内容の支援が必要であるのか、そしてどのような方法で支援をすることが望ましいのかについて検討をすすめることができる。講演では、実車での挙動計測の結果もおりまぜて、講演者の研究室で実施しているドライビングシミュレータを用いた運転者の運転挙動に関する研究について紹介する。 |
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九州大学大学院システム情報科学研究院教授。主幹総合交通心理士。日本交通心理学会(常任運営委員会委員。広報委員会委員長)。 |
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「ドライビングシミュレーション機能の拡張と今後の開発」
(株)フォーラムエイト ペンクレアシュ・ヨアン |
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UC-win/Roadを用いたドライビングシミュレーションシステムの概要・基本に加えて、拡張機能の統合によってイノベーションを起こすドライビングシミュレータの開発について説明。また、UCwin/Roadの最新機能と今後の開発方針についても紹介する。 |
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アイシン精機(株)
葛谷 啓司 氏 |
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「安全運転支援システム開発におけるVRの活用事例」
交通事故の低減や渋滞の解消はITSがめざす重要な目標のひとつである。各種安全運転支援での最先端技術の動向とこれをITSデモカーとバーチャルリアリティの連携で体験できるようにした実車ベースのデモ車両を製作し、昨年のITS世界会議(オーランド大会)で展示した。製作に関わる苦労話を含め、このシステムの内容や機能、シナリオ機能を活用した事例を紹介する。 |
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アイシン精機株式会社 ITS・走行システム開発部2Gにて主担当として、長年ITSに関する技術開発に従事し、VRによる展示システムの開発についても手がけている。 |
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(株)トプコンソキアポジショニングジャパン
トプコン営業部 専任部長
藤井 宏之 氏 |
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「モービルマッピングシステムとVR空間データ自動生成」
走行車両から都市の360°全方位カメラ映像を撮影し、CV技術により3D化可能なモバイルマッピングシステム。この計測成果をVRに連携することで、様々な分野への計測成果の応用が可能となる。本講演では、モバイルマッピングシステムの概要、VRとの連携について事例を交えながら紹介する。 |
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株式会社トプコンソキアポジショニングジャパン3D・モバイル営業部部長。測量用3次元レーザースキャナーの創世記から同社製品のシステム提案に従事し現在に至る。 |
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同済大学交通運輸工程学院 教授
郭 忠印 氏 |
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「中国道路交通安全分野におけるVR技術の応用と展望」
中国の道路・交通分野におけるバーチャルリアリティ技術の活用と展望について、安全性評価、さまざまな事象におけるインフラの安全な運営、道路建設プロジェクト管理などの面から説明する。また、同分野におけるVRのメリットについて紹介し、道路設計および景観デザインの観点からVR活用の現状を総括する。 |
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工学博士、同済大学交通運輸工程学院教授。中国道路と交通工程教育部重点実験室副主任、世界道路協会会員、中国道路安全学会理事などを務める。 |
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第6回 デザインコンファレンス 地盤解析セッション |
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群馬大学大学院 工学研究科 助教
蔡 飛 氏 |
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「液状化解析を含む地盤動的解析の適用と応用」
二重壁構造を有するジオテキスタイル補強土壁の耐震性能を動的解析と動的遠心実験結果との比較による照査事例を報告する。また、壁式改良工法を用いた道路盛土の3次元液状化解析と動的遠心実験結果との比較、およびその液状化対策効果を紹介する。さらに、船舶の横揺れによる微粉末鉄鉱石やニッケル鉱の液状化に起因する船舶沈没事件が近年発生しており、液状化解析により、その沈没メカニズムを解明する試みを紹介する。 |
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群馬大学大学院工学研究科助教、技術士(総合技術監理部門・建設部門)、日本地すべり学会関東支部運営委員。 |
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「地盤解析シリーズの新機能と"GeoEnergy"の開発構想」
(株)フォーラムエイト 中村 淳 |
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地盤シリーズに関する現時点の改訂予定並びに今後の展開について紹介する。また、昨今「再生可能エネルギー」が話題になっている中、今回は、「地中熱利用」に関する取組み、動向について報告するとともに、製品化構想について紹介する。 |
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(株)日新技術コンサルタント
今橋 正次郎 氏 |
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「GeoFEASによるトンネル掘削外周充填工法の解析事例」
シールド工法やセミシールド工法によるトンネル掘進に伴う地盤変位が、許容沈下量を超えると予測される地盤に対して、従来行われている影響地盤への改良ゾーン形成や、影響遮断壁を用いることなく、掘進機からのマシン外周部への充填注入(裏込注入とは別)を行うことにより、期待される沈下抑止効果が得られることを確認し評価する。 |
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株式会社 日新技術コンサルタントに所属し、管渠施設専門の設計技術者として主にシールド工法や推進工法の設計に従事している。 |
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興亜開発(株)
尾上 篤生 氏 |
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「地震時の地すべりと液状化現象およびそれらの再現解析」
中越地震で発生した流れ盤斜面の崩壊(小千谷市横渡地区)を対象に行った二次元動的弾塑性FEMに基づく数値シミュレーション解析について紹介。また、有効応力解析事例として、中越沖地震による刈羽村稲場の液状化現象とその解析、東北地方太平洋沖地震による千葉県旭市の液状化被害とその解析について研究成果を紹介する。 |
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長岡工業高等専門学校名誉教授、興亜開発葛Z術顧問、工学博士、技術士(建設部門、土質および基礎)。 |
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(株)ブルドジオテクノ 代表取締役
花田 俊弘 氏 |
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「近接施工構造物の変位安定問題にGeoFEASを利用した解析例を紹介」
GeoFEASを用いて近接施工構造物の変形問題を解析して、構造物の安全性を確認した事例を紹介する。本事例は、道路の擁壁を構築するものであるが、現場の状況により施工法に制約を受けた上、隣には地下駐車場を有するRC建築が隣接しており、擁壁を含む構造全体の安全性の評価にGeoFEASを用い、構造全体の変形と応力を解析し、安全性を評価した。 |
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株式会社ブルドジオテクノ代表取締役。技術士(建設/総合技術監理)として、擁壁・基礎構造・土構造などの設計解析業務を手がけている。 |
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「GeoFEAS、UWLCによる解析事例」
(株)フォーラムエイト 木村 裕之 |
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解析事例として、(1)GeoFEAS2Dを用いた近接施工影響検討で推進管、立坑施工に伴う高架橋への影響検討、(2)地盤の動的有効応力解析UWLCを用いた地中構造物のレベル2耐震性能照査、(3)GeoFEAS3Dを用いた斜面上の基礎の3次元解析事例を紹介する。 |
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第6回 デザインコンファレンス 土木解析セッション |
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群馬大学大学院 工学研究科 教授
鵜飼 恵三 氏 |
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「地盤解析と地中熱エネルギー開発の最前線」
自然エネルギーの1つである地中熱の活用が盛んになってきた。深さ5〜100mの間では、一年中地中温度がほぼ一定である(地上の平均気温にほぼ等しい)ことが知られている。この性質を利用してエアコンの熱交換を地中で行わせ、熱効率を上げ使用電力量を減らそうとする試みである。海外では普及しているが、日本への導入はごく最近である。地中熱活用の実験例、導入例、シミュレーションの方法について紹介する。 |
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群馬大学大学院工学研究科教授、(社)日本地すべり学会理事(平成24年度)、NPO法人北関東産官学研究会地中熱研究会会長。 |
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(独)防災科学技術研究所
兵庫耐震工学研究センター 特別研究員
佐々木 智大 氏 |
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「E-ディフェンスを用いた実大構造物破壊実験による減災技術開発と今後の展望」
(独)防災科学技術研究所ではE-ディフェンス震動台を用いてRC橋脚、鉄骨造建物などさまざまな実際の構造物を対象とした加振実験を実施してきた。東北地方太平洋沖地震を受け震動台の長周期・長時間地震動対応改修工事を実施し減災技術の高度化を進める予定である。ここでは、これまでに実施してきた実大構造物の加振実験のうち、RC橋脚および鉄骨造建物を用いた実験の紹介と今後の減災技術開発の展望について講演する。 |
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(独)防災科学技術研究所特別研究員。日本学術振興会特別研究員として東京工業大学に1年間在籍し2011年から現職。博士(工学)。 |
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「道路橋示方書、土工指針の改定と今後の開発予定」
(株)フォーラムエイト 岡村 吉晃 |
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4月末の道路橋示方書の改定版発刊後,順次対応版をリリース。本プレゼンテーションでは,道路橋示方書の他道路土工等の改定に対する最新の対応状況と今後の開発予定などを紹介する。 |
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第6回 デザインコンファレンス 土木ジェネラルセッション |
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元NEC 副社長 (株)フォーラムエイト顧問
川村 敏郎 氏 |
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「情報通信革命とクラウドの動向そして我々がなすべきこと」
同氏はNECにて、メインフレームコンピュータACOS開発責任者に従事したのち、スパコン開発に執念を燃やし、金融機関、官公庁、民間企業等の大型システム開発責任者としても活躍。さらに、ITソリューション事業の主要ビジネスユニット統括にも携わってきた。本講演ではこれらの豊富な経験をもとに、クラウドシステムの活用と動向、海外進出における課題や解決策について説明。併せて、ユーザ企業のビジネス戦略にとっても役立つ情報として、現在特別顧問を務める弊社のグローバル展開も紹介する。 |
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NEC元代表取締役副社長。現在、株式会社コラボ・ビジネス・コンサルティング代表取締役として海外との企業共創を実現。本年4月より弊社顧問。 |
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「VR-Cloud®の最新機能と今後の技術開発」
(株)フォーラムエイト スーリエ・クリストフ |
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3DVRコンテンツを簡単に操作できる機能を搭載し、Android™ OSのスマートフォンやタブレットにも対応したVR-Cloud®の最新バージョンについて説明。また、VR-Cloud®をはじめとした大量のグラフィックス処理を必要とするソフトウェアの利用に特化して設計されたサーバ製品について紹介する。 |
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「スパコンクラウド®とUC-1 for SaaSの活用」
(株)フォーラムエイト 石川 忠人 |
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スパコンならではの高い演算性能を活用した解析クラウドサービス、騒音音響スパコン解析、風・熱流体スパコン解析、CGムービーサービスなど現在提供中のスパコンクラウドサービスや開発中のサービスついてのご紹介及びUC-1
for SaaS各種製品、基本ライセンスで利用可能なグループウェア、各種サービスの活用方法や最新情報についても紹介する。 |
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東洋技研コンサルタント(株) 技術課長
長久保 成男 氏 |
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「UC-win/FRAME(3D)を用いた大規模ジャンクションの設計」
高速道路と自動車専用道路が交差する大規模ジャンクションの設計を実施するにあたり、UC-win/FRAME(3D)を用いたランプ橋全体系の解析モデルについて、実際の設計の流れや結果の評価方法などを交えて、設計者の立場から紹介する。 |
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東洋技研コンサルタント株式会社 東日本事業部 東京支社 技術部 技術課長。 |
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マルフジエンジニアリング(株) 技術部長
渡辺 哲也 氏 |
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「Engineer's Studio®を活用した水道施設の非線形動的解析例」
水道施設は東日本大震災でも多くの被害が発生している。大地震時においても被害を最小限にし、災害に強い水道システムを整備することが急務となっている。講演では、Engineer’s
Studio®を活用した地震時の被害予測例を紹介するとともに、今後の展望と課題について考察する。 |
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マルフジエンジニアリング株式会社 技術部長。長年配水池に代表される水道施設の計画・設計・施工に携わっている。 |
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東海大学 工学部 土木工学科 教授
中村 俊一 氏 |
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「橋梁の終局強度および崩壊過程に関する研究について:Engineer's Studio®の活用」
斜吊りアーチ橋、コンクリート充填した斜張橋主塔やアーチリブなどの新形式橋梁を考案し、その静的・動的挙動、終局強度・崩壊過程などを検討。2007年米ミネアポリスで崩落した鋼トラス橋についても再現解析およびじん性の評価を行った。主にEngineer's
Studio®を活用したこれらの解析事例を紹介する。 |
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東海大学工学部教授。土木学会田中賞(論文部門、2000.5)、国際橋梁構造学会
最優秀論文賞(2005.9)、米国土木学会 優秀査読者賞(2012.5)。 |
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「道示改定対応Engineer's Studio®と解析支援サービス」
(株)フォーラムエイト 甲斐 義隆 |
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道路橋示方書改定を受け、それに準じた解析を行なっている。新旧示方書による解析結果の比較などを紹介。解析に際して、注意すべき点や傾向などを紹介する。また、最近の解析支援サービスの傾向や、技術動向などもあわせて提供する。 |
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第6回 デザインコンファレンス 建築・BIMセッション |
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慶應義塾大学 教授
池田 靖史 氏 |
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「建築技術・情報技術・設計技術」
3次元データを中心に設計情報を総合的に扱うBIMがもたらした建築に関する情報伝達と共有方法の変化は、設計と施工の様々な過程や仕事の役割に大きな影響を与え、作業の効率化や合理化に留まらず、建築の技術的可能性にも革新が起きつつある。設計と施工、専門家と利用者、仮想と現実といった様々な境界が消滅し、建築・情報・設計の3つの技術が融合的に進化する傾向を近年の国内外の先進的事例の動向から紹介する。 |
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建築家。慶應義塾大学教授。博士(工学)。IKDS代表。建築や都市と情報技術の関係について論考や作品を発表している。Virtual
Design World Cup(第2回 学生BIM&VRデザインコンテスト オン クラウド)実行委員長。 |
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SWEE HONG Limited. 副社長
ケネス リム 氏 |
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「BIMにおけるUC-win/Roadの活用」
国内外の建設マーケットにおいて、BIMソフトウェアの普及が進んでいます。本講演においては、シンガポールで実施されたプロジェクトにおいて、BIMソフトウェアAllplanによる設計を実施し、その設計データをUC-win/RoadのVRによる各種検討を行った「BIM&VR」の事例について紹介する。 |
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シンガポールの代表的な土木エンジニアリング企業であるSWEE HONG Limited.
副社長。2010年より同社プロジェクトにおけるBIM導入に携わる。 |
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「BIMソリューション、3D・VRエンジニアリングサービス」
〜Allplan、UC-win/Road、DesignBuilder、各種技術サービス〜
(株)フォーラムエイト 清水 駿太・今泉 潤 |
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BIMソリューションとしてAllplanによるRC構造の3次元配筋、DesignBuilderによるダブルスキン建築のエネルギー解析、点群計測・3D模型とUC-win/Roadを組み合わせたVRの活用事例を紹介。学生対象のBIM&VRのコンペVirtual
DesignWorld Cupについて、昨年開催の第1回の受賞作品と、第2回課題についてVR-Cloud®で紹介する。 |
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広島大学大学院 工学研究科 教授
河原 能久 氏 |
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「近年の豪雨災害と氾濫解析技術の課題」
平成23年の台風12号や局所的集中豪雨に見られるように、豪雨の特徴が変化しつつある。最近の豪雨災害を紹介するとともに、XバンドMPレーダのハード・ソフト対策への有効活用の方向性を紹介する。また、統合氾濫解析技術が進展しつつある現在、実際の氾濫域における、降雨データ,都市構造データ,下水道・排水路データ,浸水実績データなどの整備や河道の洪水流と氾濫流の平面2次元解析の必要性などを説明する。 |
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洪水流と樹木群の相互作用のモデル化や水害軽減のための氾濫解析システムの開発,無人機による環境調査技術の開発などに従事。 |
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芝浦工業大学 工学部 土木工学科 教授
守田 優 氏 |
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「xpswmmによる都市雨水排水の洪水リスクアセスメント」
都市雨水排水における流出解析モデルの歴史を振り返り、xpswmmの位置づけを明確にする。さらにxpswmmと浸水被害算定モデルを結合した洪水リスク定量化の手法について説明し、洪水リスクアセスメントの全体フレームを提示する。洪水リスクアセスメントの適用例として、沖積低地と洪積台地の雨水排水区を対象に計算例を示し、洪水リスクの構造とリスクの評価指標であるリスク・インパクト・ファクターを紹介する。 |
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芝浦工業大学工学部土木工学科教授。専門分野は、都市水文学と地下水水文学。最近、洪水リスクマネジメントの研究に力を入れている。 |
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東京大学大学院 都市工学専攻 教授
古米 弘明 氏 |
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「ベトナムフエ市における水質を含めた浸水被害予測の現状と課題」
ベトナムのフエ市は低地に立地していることに加え、水路網や池沼の流下・貯留能力不足等で頻繁に浸水に見舞われている。また、未処理汚水の流入に伴う水路や池の水質汚染もあり、浸水時の健康被害が懸念されている。そこで、本講演では旧市街地を対象として、様々な浸水シナリオ解析の結果を基に、境界水位、池の貯留能力、水路網などの観点から浸水特性を整理するとともに、浸水解析のためのデータ収集における課題を紹介する。 |
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東京大学大学院工学系研究科 附属水環境制御研究センター/教授。専門分野:都市環境工学、研究領域:都市雨水管理、水環境保全。平成22年度日本水環境学会学術賞など多数受賞。 |
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日本水工設計(株)
小林 岳文 氏 |
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「xpswmmを用いた津波氾濫解析事例」
下水道施設の効率的な津波対策の検討事例紹介。xpswmmを用いた津波の浸水シミュレーションにより、精度の高い被害想定を行うとともに、下水道施設の効率的かつ効果的な津波対策策定に役立てる。浸水シミュレーションを行う際の留意点や、計算結果の活用方法、課題点等について、紹介する。 |
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日本水工設計株式会社 東京支社 下水道一部計画課 総括主査。下水道計画の策定などに携わる。日本大学生産工学部土木工学科卒業(平成10年3月)。 |
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BMT WBM社 シニア・ハイドロリック/
コースタル・エンジニア
フィリップ・ライアン 氏 |
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「浅水長波方程式のGPUソルバーによる急流氾濫のモデリング」
GPU(グラフィック・プロセシング・ユニット)を使用した数百コアでの並列化アルゴリズムは二次元モデルの解析時間を顕著に短縮する。並列化二次元エンジンのほとんどは運動方程式を単純化しており、解析精度、特に摩擦項の影響が小さい深い深度や低い粗度での解析精度を落とす。xp2Dソルバーは、慣性項や渦動粘性項を含む全ての項を考慮した運動方程式に基づき、洪水や豪雨、高潮や津波の正確で詳細な解析が可能となる。 |
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洪水、氾濫原管理、風津波等の研究、および洪水影響アセスメント、モンテ・カルロ解析、波モデリング、海岸の流体力学と移流分散方程式モデリングを含む洪水領域・海外領域での数値モデリングプロジェクトに従事している。TUFLOW、TUFLOW
FV プレ・ポスト処理ユーティリティを調整し、TUFLOW、および TUFLOW FV のサポートやトレーニングを管理。 |
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進行: NPO法人 水環境創生クラブ
石川 高輝 氏 |
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「水工解析の活用方法と今後の展開について」
今年は、7月11日から14日にかけて九州北部を中心に発生した集中豪雨により甚大な被害が発生した。また、東日本大震災以降、国民の防災に対する意識も変わり、事業計画に防災の視点が入るようになってきている。この様ななか、BCP対策などが注目されており、本講演では、水工解析の活用方法としてこのリスクアセスメントに着目し、浸水、津波等の解析方法の現状等を紹介。学識経験者、swmmユーザと議論を重ねていく場としたい。 |
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1975年ミシガン大学修士課程修了、日本水工設計(株) 取締役大阪支社長、水環境創生クラブ理事、京都大学経営管理大学院特命教授。 |
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「水工シリーズとxpswmm適用の解析提案」
(株)フォーラムエイト 羽田 誠 |
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充実を図っているUC-1 水工シリーズラインナップについて紹介する。また、xpswmmの適用提案として、津波遡上における詳細モデルとしての活用方法や、昨年の東日本大震災では各地でダムや農業用ため池が決壊したことに伴い、今後それらの耐震診断による強化対策や決壊シミュレーションによる被害想定が増えてくるといえるため、決壊シミュレーションとしての活用について紹介する。 |
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