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●はじめに
「UC−Draw Ver.4」は、汎用CADであると同時にさまざまなオプション機能を備えた、土木専用の2次元CADソフトウェアです。
作図・編集・プリンタ/プロッタ出力、DXF、DWG入出力、SXF入出力といった図面作成のための一連の機能をすべてサポートしています。汎用CAD機能に加え、土木専用CADとして、計算機能のある鉄筋表生成機能、ワークシートによる作表機能、ラスターベクタ混在編集が可能なラスター機能、シンボル集、帯表/柱状図作成機能、線形変換機能、任意形RC構造物配筋図など土木汎用CADとして、強力に威力を発揮します。配筋図製品、UC−1設計シリーズと連携し、土木製図をトータルにサポートします。
また、有償オプションとして、道路基盤属性付き図面を効率的に作成することができる、「道路完成平面図オプション」をリリースしています。
●電子納品基準への対応
国土交通省「CAD製図基準(案)」、日本道路公団「調査等業務の電子納品要領(案)−図面作成編」、国土交通省港湾局「CAD図面作成要領(案)」、農林水産省農村振興局「電子化データの作成要領(案)」、国土交通省大臣官房官庁営繕部「建築CAD図面作成要領(案)建築編」、「建築CAD図面作成要領(案)建築設備編」への対応として次の機能をサポートしています。
・各基準(案)に準拠したレイヤの自動生成、テンプレート機能
・命名規則に従ったファイル名の設定
・CAD製図基準(案)仕様タイトル版
・図面チェック機能
(図面サイズ、縮尺、線種/線幅、使用禁止文字、レイヤ名等)
・図面チェック後の一括修正機能
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▲図面チェック結果一覧表
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▲図面チェック方式の選択(Draw).jpg
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▲図面情報修正 |
▲図面チェック:文字の大きさ修正 |
●SXF論理検証機能への対応
CADデータ同一性判別コンポーネント「Logical Smart」を使用したSXF論理検証機能を実装しています。
本機能を使用することで、2つのSXFファイルの違い(追加・削除・変更された箇所)を抽出し、図面上でその異なる箇所の確認が簡単に行なえます。また、チェック機能は、SXFファイル(sfc)に加え、CSVやHTMLファイルに出力されます。
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▲LogicalSmart検証結果 |
▲LogicalSmart検出結果 |
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●SXFファイルへの対応
SXF Ver2.0仕様(幾何要素)の入出力に加え、SXF Ver3.0(幾何図形+図面管理情報+Area_controlハッチング+属性情報)の入出力機能に対応しています。そのため、幾何図形に加え、Ver3.0仕様で追加された図面管理情報(表題欄情報)や背景色、図形に付加された属性情報の確認・変更・追加が的確に行なえます。
●はじめに
「道路工事完成図作成要領(案)」では、SXF Ver3.0の属性付加機構を使用して、道路完成平面図に道路基盤データを道路基盤データ交換属性として付加し、維持管理段階のGISデータとして利用することが規定されています。本オプションを使用することにより、道路基盤データ交換属性を付加した図面を効率的に作成することができます。
●対応基準
道路工事完成図等作成要領(案) 平成18年1月 国土交通省
道路基盤データ交換属性セット(案) 平成18年4月 国土交通省
●属性付加図面
・点データ:距離標・斜面対策工
・線データ:道路中心線・管理区域界・区画線・停止線・斜面対策工
・面データ:車道部・車道交差部・踏切道・軌道敷・島・路面電車・停留所・自動車駐車場・歩道部・自転車駐輪場・植裁・橋梁・
トンネル・法面・擁壁・横断歩道・道路歩道部・地下横断歩道・ボックスカルバート・建築物・橋脚・斜面対策工・
シェッド・シェルター
●付加属性
設置日・GIS_ID、路面番号、現旧区分、上下区分、距離程、経度、緯度、高さ等
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▲完成平面図メニュー |
▲完成平面図属性設定 |
▲完成平面図図面 |
■UC-Draw Ver.4.14 リリース予定日:2007年4月末
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(Up&Coming '07 新緑の号掲載) |
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