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New Products
基礎の設計・3D配筋
(部分係数法・H29道示対応)
基礎工
H29道路橋示方書に準拠した基礎の設計、図面プログラム
 ●基礎の設計・3D配筋
 (部分係数法・H29道示対応)セミナー
 Webセミナー対応
●日時:2018年3月6日(火) 9:30〜16:30
●本会場:東京本社 品川インターシティA棟セミナールーム
※TV会議システムにて 大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌・金沢・宮崎・岩手・沖縄 同時開催
●参加費:18,000円
●新規価格


●リリース
Advanced:530,000円
Standard:421,000円
Lite:284,000円
2017年 9月

 製品概要
平成29年度 新道示改定は設計方法が部分係数法に変更され、今回本製品がサポートする基礎形式も大幅な改良を加えています。その基礎形式の中でも、お客様の使用頻度の高い杭基礎と直接基礎に着目し紹介します。
 杭基礎
H24年道示の常時,暴風時及びレベル1地震時の照査の部分が、H29年道示では永続作用が支配的な状況及び変動作用の影響が支配的な状況に対する照査に変更されました。また、道示I共通編 3章で規定された作用の組合せ以外にも、基礎の安定では永続作用(D+L)に対する検討を考慮する事が規定されました。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
▲図1 メイン画面(杭基礎)

杭基礎の安定に関する照査
  • 基礎の変位が橋の機能に影響を与えないとみなせる範囲に留まる
  • 杭の軸方向押込み力に対する支持及び引抜き力に対する抵抗並びに水平荷重に対する抵抗に関して必要な耐荷性能を有する

杭体の設計に関する照査
  • 杭基礎の部材及び接合部は,完成後に橋脚柱又は橋台たて壁から作用する荷重を確実に地盤に伝達できる構造としなければならない
  • 杭基礎の部材及び接合部の設計にあたっては,沈設時,打込み時等の施工時に作用する荷重を適切に考慮しなければならない
上記規定の中でも、道示改定の大幅な計算関連の主な変更点として次の項目が挙げられます。

  1. 杭の水平変位が杭径の1%を超え、かつ15mmを超える場合には、水平方向地盤反力係数は変位に応じた補正を行う
  2. 杭の軸方向ばね定数Kv算出(支持杭と摩擦杭毎に式が異なる)
  3. 杭頭条件が剛結のみとなった
  4. 杭体の部材照査に対して耐荷性能と耐久性能が必要

初版では新設杭の設計を対象として(補強,段差フーチングは対象外)、H29年道示に適用が明示された6つの杭種(鋼管杭、PHC杭、SC杭、場所打ち杭、鋼管ソイルセメント杭、回転杭)をサポートする予定です。メイン画面の操作等もH24年度版 基礎の設計・3D配筋製品と同様にご利用いただけるように開発しています。(図1)
 直接基礎
直接基礎の安定に関する照査
  • 基礎の変位が橋の機能に影響を与えないとみなせる範囲に留まる
  • 鉛直荷重に対する支持,水平荷重及び転倒モーメントに対する抵抗に関して,必要な耐荷性能を有する

今回新しく鉛直荷重に対する支持の限界状態として、基礎底面に作用する合力の照査が追加されました。(下式)



一方、耐荷性能の照査の前提として、基礎の変位の照査も規定されました。具体的には永続作用支配状況に対して、従来の常時相当の設計も満足するように設計する必要がありますが、この照査にも対応します。また、支持力係数の自動算定にも対応します。(図2)

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
▲図2 支持力係数(直接基礎)
(Up&Coming '17 秋の号掲載)
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