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      | New Products |  
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            |  | ●新規価格  200,000円 | ●リリース 2016年4月 UC-1 水工
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      | 本製品は、河川護岸における自立式矢板の設計計算プログラムです。 今回の改訂では、新たに「土地改良事業計画設計基準及び運用・解説「水路工」(平成26年3月)農業農村工学会」に対応しました。水路護岸では、一般的な鋼矢板以外に、コンクリート矢板を用いて施行されることがありますが、このようなケースに対応できるようになります。
 
 主な改訂内容
 
 
        土地改良事業計画設計基準「水路工」(平成26年)」に対応・矢板種類にコンクリート矢板を追加・河床底面の安定照査に対応
 ・フリューリッヒの地盤応力の理論に対応
鋼矢板の低減係数の自動計算に対応 
        N値観測点の入力と平均値の自動計算機能の追加 
        見かけの震度、地震時崩壊角の直接指定に対応 
        その他要望対応 
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      | コンクリート矢板の設計 コンクリート矢板は、従来の鋼矢板に比べ耐久性、景観が優れていると考えられている工法です。コンクリート矢板では、以下2点について照査を行います。
 
 
        土地改良以外の基準でも、コンクリート矢板を設計できます。最大曲げモーメントが、ひび割れモーメントを下回ること 
        変位量が許容変位量以下となること 
       
 河床安定の照査
 (a)ボイリング
 ボイリングとは、砂質地盤で矢板の先端から締切内部に水がまわりこんでくる現象です。飽和した砂質地盤では、水路内の水を排水し、内部の土を掘削していく過程で、急激に地盤が破壊される場合があります。このような現象をふせぐために行う検討です。
 
 (b)ヒービング
 ヒービングとは、軟弱な粘性地盤において深い根切りや高い盛土を行う際に、周囲の地表面との高低差が荷重となって地盤にすべり破壊が生じ、設計地盤面が膨れ上がる現象です。照査は以下の式で行います。
 
 
 
        
          
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            | ▲図1 ヒービングの照査 |  
  
 フリューリッヒの地盤応力の理論
 従来、盛土による換算載荷重の計算は、崩壊角を用いて行っていました。土地改良の基準では、単層盛土の場合にフリューリッヒの地盤応力の理論を応用し、以下の式で載荷重の換算を行います。
 
 
  
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      | 本製品で設計可能な鋼材:鋼矢板について、「鋼矢板・設計から施工まで(2014年)」に準拠した低減係数の自動決定に対応しました。本基準には、U型鋼矢板9種類、ハット型鋼矢板2種類の、腐食代と低減係数の関係をプロットしたグラフが示されています。 
 本製品ではこれと同等のグラフを使用し、指定された腐食代t1と腐食代の比αより低減係数をグラフから読み取り自動決定します。
 
 
        
          
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            | ▲図2 低減係数算定画面イメージ |  |  
  
    
      | N値は地層ごとの平均N値を設定することにより地盤反力係数などを計算していましたが、本改訂で柱状図に基づくN値観測点の入力と、観測値からの平均N値の自動計算に対応しました。 
 
 
        
          
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            | ▲図3 N値観測点の入力画面イメージ |  |  
  
    
      | 以上、『矢板式河川護岸の設計計算Ver.2』の改訂内容をご紹介いたしました。上記以外にも、見かけの震度、地震時崩壊角の直接入力機能の追加、粘性土の土圧計算に関する改善など、様々なご要望に対応する予定です。 今後もお客様からのご意見、ご要望を取り入れて本製品を改良、改善してまいりますので、どうぞご期待ください。
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      | (Up&Coming '16 春の号掲載) |  
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