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橋梁点検支援システム Ver.2
橋梁定期点検業務での近接目視による損傷状況を記録し、各種点検調書と、部材図・損傷図を作画するシステム

●新規価格
●アップグレード価格
 
389,000円
194,500円
●サービス開始 2015年 2月 20日
維持管理・地震リスク
 はじめに
2014年、「道路法施工規則(省令)」が改正され、5年に1度の近接目視点検が義務化されました。これに伴い、道路橋マネジメントとしての「維持管理」が重要視され、橋梁点検業務のシステム化需要が一層高まっています。本製品は、日々の定期点検業務での損傷状況の把握、対策区分の判定、およびそれらの結果を記録して、橋梁単位での損傷情報を一元管理しながら効率よく行えるよう設計者を支援するプログラムです。
Ver.2では「橋梁定期点検要領(平成26年6月)国土交通省 道路局 国道・防災課」に準拠しました。従前の平成16年要領(案)からは、主に点検調書の形式や、損傷パターンの扱いが変更されています。また、上記対応を含め、以下の機能追加および改善を行っています。

 1.「橋梁定期点検要領(平成26年6月)」への対応
   ・新たな損傷パターンの選択に対応
   ・橋梁IDや緯度経度などの入力に対応
   ・平成26年の点検調書を統合する機能を追加
 2.平成26年の点検調書のExcel出力に対応
 3.弊社製品『橋梁長寿命化修繕計画策定支援システム』との製品連動に対応(別途ライセンスが必要)
 「橋梁定期点検要領(平成26年6月)」に対応
新たな損傷パターンの選択に対応
平成26年の基準では、一部の損傷評価基準に分類の追加、表現の種類の追加、損傷パターンを評価することが新たに規定されたものもあります。Ver.2では、これらの情報を平成16年、平成26年のそれぞれの基準に対して適切な評価が行えるよう対応しました。

▲図1 損傷旗揚げ情報設定画面

橋梁IDや緯度経度などの入力
平成16年から、平成26年への基準の改訂における大きな変更の1つに、点検調書の様式の変更が挙げられるかと思います。本製品で対応している具体的な変更は次の2点です。
 1.調書ヘッダー部分に、緯度経度、橋梁IDなどの記載を追加
 2.様式(その1)と(その10、11)に健全度の記載欄を追加
 点検調書のExcel出力、統合機能に対応
国交省の橋梁定期点検要領に準じて、都道府県、地方自治体ごとに独自の点検出力様式が存在することは少なくありません。このような場合、出力を行った後に表の形式や記述内容を自由に変更できることが望ましいと考えられます。
そのためVer.2では、平成26年の点検調書11種類すべてをMicrosoft Excelのファイル形式で出力できるようにしました。

▲図2 点検調書出力例
 橋梁長寿命化修繕計画策定支援システムとの連動
また、2014年9月にリリースした「橋梁長寿命化修繕計画策定支援システム Ver.3」との連動も強化しています。長寿命化側から、ボタン1つで本製品の連動部分(業務情報入力プログラム)を呼び出し可能です。


▲図3 長寿命化との連動
 おわりに
以上、橋梁点検支援システム Ver.2の新機能の概要をご紹介いたしました。今後もユーザ様からのご意見、ご要望にお応えして、改善・改良に努めて参ります。どうぞご期待ください。
(Up&Coming '15 春の号掲載)
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