表現技術検定とは
日本では平成28年度より第5期科学技術基本計画の5カ年計画が実施されており、「第4次産業革命」(IoT時代のものづくり)と銘打って、イノベーションを巡る熾烈な国際競争に打ち勝つための方向性が政府より示されています。表技協ではこのような背景のもと、当協会の基本方針である「最先端表現技術に関連する人材育成・社会への貢献」を実現すべく、企業や技術者がICT等をベースにイノベーションの担い手となるモチベーションを提供することを目的として、学習用テキストの構築、研修および達成程度の目安としての「表現技術検定」を企画いたしました。
「第4次産業革命」「超スマート社会」の実現に向けて政府が先導するこれらの方向性に対応して、各省庁による施策が示されています。この中で今回は、国土交通省が推進するi-Constructionをベースとして、IoTやスマートインフラ実現、情報化施工・維持管理など、当協会でも主体的に推進している3DVRの活用による効率化や高度化が大いに期待される「建設ICT」を対象分野とした検定を実施いたします。
講習内容・テキストおよび試験問題は、関連の基礎知識や具体的な事例から専門的な方法論・提案手法までを網羅しており、一通り受講することで次のような項目が達成できます(修了者には認定証を授与)。今回は初級を想定していますが、今後は指導者・管理者を想定した中級・上級や、「まちづくり」に関する検定も予定しております。ぜひともご活用ください。
|