関西大学 カイザープロジェクト 特別セミナー 主催:関西大学カイザー・プロジェクト
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●日時 :2012年12月18日 ●会場 :関西大学東京センター |
(Up&Coming 2013年1月号) |
関西大学カイザー・プロジェクトは、建設業界全体で汎用的に利用できる3次元CAD
エンジンの開発を目的として、平成20年6月に開始したプロジェクトです。関西大学が中心となり、フォーラムエイトも含めた民間企業9社が参加して、産学連携による研究活動を行ってきました。この度、3次元CADエンジンの完成を記念して、「時間項を考慮した3次元CADエンジンの開発に関する最終報告会」と題した特別セミナーが開催され、会場となった関西大学東京センターには、約200名の建築・土木関係者が集まりました。
冒頭では関西大学学長の楠見晴重が開会の挨拶。続いて、ブリティッシュコロンビア大学工学部教授のThomas
Froese 氏(「建設業界における情報技術の傾向」)、国土交通省国土技術政策総合研究所の重高浩一氏(「河川分野3次元CADデータの生成・活用技術の取り組み」)を招いての特別講演が行われました。
後半は、本プロジェクトを中心となって進めてきた関西大学教授の田中茂典氏が、これまでの経緯と展望について発表。3次元CADエンジンに関する最終報告も行われ、時間軸を考慮した施工シミュレーションや点群データの読み込みといった機能が紹介されました。併せて、この3次元CADエンジンを使って開発された、簡易版の3次元CADソフトによるデモンストレーションを、宮城大学事業構想学部
助教 物部寛太郎氏およびフォーラムエイトVR開発グループの佐藤隆一が実施いたしました。
なお、Froese氏による特別講演「建設業界における情報技術の傾向」については、次号(Up&Coming100号)にて池野隆氏(ライティングソリューション)の執筆による詳細レポートを掲載予定です。
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■カイザープロジェクトは
関西大学教授の田中茂典氏が中心となって
進められてきた |
■Thomas Froese 氏
(ブリティッシュコロンビア大学工学部教授)
による、BIMについての講演 |
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