人とくるまのテクノロジー展2013 主催:公益社団法人 自動車技術会
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●日時:2013年5月22日〜24日 ●会場:パシフィコ横浜 |
(Up&Coming 2013年7月号) |
2013年5月22日〜24日の3日間、パシフィコ横浜にて人とくるまのテクノロジー展が開催されました。今年で22回目を迎えたこのイベントは、自動車技術の最先端が一斉に集い、盛大に開催されました。
フォーラムエイトの出展ブースでは、3次元バーチャルリアリティソフトウェア「UC-win/Road」を使用した、7画面のマルチクラスタドライブシミュレーションを中心とした展示を行いました。これは、超大型DSシステム8DOF(8Cluster
Driving Simulator)と同様の技術を使用したシステムとなっており、マルチクラスタシステムでは、複数のマシンを用いて映像を生成するため、高負荷な画像処理を行う場合でも高フレームレートを維持できます。また、表示方法などについては制御用のマシンから設定することが可能で、個別のマシンに触れる必要はありません。球状に300度ほど設置されたモニターでドライビングを体験頂いた来場者からも、路面マーキングや看板の視認性の検証に活用したいと、好評なご意見をいただきました。
また、ブースではUC-win/Roadのプレゼンテーションを実施し、自動車技術に関わるVer.9での新機能を中心としたご紹介を行いました。
クラスターシステム・マルチユーザ機能として、1つの3次元空間内でを同時に多数のユーザがシミュレーションできる様子をご覧いただき、また、運転シミュレーション時の車両の座標や向き、速度、ハンドルの舵角などの情報や周囲を走行する交通流や歩行するキャラクタ等の情報をログ出力する、ログ出力プラグイン等もご紹介いたしました。
近日リリース予定のUC-win/Road Ver.9.1では、ACC・自動運転機能の開発を予定しております。ACCに特化したアルゴリズムの開発を行ったことで、ITSや交通安全研究、教育へのご提案が可能となっております。
その他にも、SensoDrive社が開発したステアリングコントローラSensoWheelを用いた自動運転の展示も行いました。このシステムでは、フォースフィードバックにより、実写の挙動を模擬したシミュレーションが可能です。
フォーラムエイトでは、このようなハードウェアとのシステムインテグレーションのご提案も行っております。
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