Ver.11.00.00更新日:'24.09.04
変更内容
【機能拡張・改善】
【建築基準:深層混合処理工法】
- 支点配置の場合、以下の機能に対応しました。
- 作用力として曲げモーメントの入力
- 変動軸力入力において、入力データ関連付け機能(符号を反転した一括入力が可能)
- 計算書において、各出力を基礎スラブ単位でまとめた出力
- 支点配置図の単独出力機能
- 基礎スラブ単位で出力される項目を基礎スラブの登録順で出力
※本修正により、旧データと出力順が異なる場合がございます。
- 接地圧として入力する場合、常時荷重の偏心が考慮できるようにしました。
- 擁壁下の改良において、曲げモーメントの作用位置をつま先位置とした入力に対応しました。
- 2層地盤の検討において、応力の広がり方向を選択できるようにしました。
- 大地震時水平力の検討において、Dfの上面位置を「現地盤面」と「Df'算定位置」から選択できるようにしました。
- 1本配置、接円配置の場合でも偏土圧の滑動照査を行えるようにしました。
【土木基準:深層混合処理工法】
- 改良率、改良範囲等を指定して、改良体の配置間隔や本数を自動決定する機能を追加しました。
- 盛土下の改良において、盛土底面と改良体頭部の間に層を追加した場合の計算に対応しました。
- 構造物的設計手法の支持力の検討として、改良体底面と2層地盤の支持力の検討を同時に行えるようにしました。
【共通:深層混合処理工法】
- φの自動計算に使用する計算式を追加しました。
- 計算書の設計条件に、側面形状図・柱状図を出力するかどうかを選択できるようにしました。
- 改良仕様画面において、改良率を表示するようにしました。
【浅層混合処理工法】
- 改良厚の自動計算において、全層厚の計算に対応しました。
- 改良仕様画面において、多層地盤としての入力時に内部摩擦角φと粘着力cの自動計算に対応しました。
- 計算書において、一部の出力桁数を調整しました。
【仕様変更】
【建築基準:深層混合処理工法】
- 「考え方|水平抵抗」より「基礎底面の分布荷重(等分布/台形分布)」の選択を削除しました。
下記条件において、水平力検討においてのみ曲げモーメントが考慮されない状況が作成できるため、本設定は削除しました。
- 「等分布(曲げモーメントを地中梁で吸収する場合)」が選択されている
- 作用力として曲げモーメントが入力されている
上記に該当するデータは、旧バージョンと結果が異なります。
本バージョンより、作用力として入力された曲げモーメントは、水平力検討においても必ず考慮されます。
- 非ラップ配置で曲げモーメントが作用する場合の縁応力度の算定方法を変更しました。
非ラップ配置の縁応力度の算定において、基礎底面最大荷重度qmaxを用いるように変更しました。
本修正により、該当するデータは、旧バージョンと結果が異なります。
引張側の縁応力度算定においては、下記の選択によりqminを用いる事が可能です。
「考え方|水平抵抗|常時・中地震時の検討|□引張側縁効力殿算定に時にqminを使用する」
【不具合修正】
【建築基準:深層混合処理工法】
- 計算書において、各検討状態内で検討対象の荷重ケースが存在しない場合に不要な出力がされる不具合を修正しました。
【共通:深層混合処理工法】
- 下部地盤の極限支持力度の算定において、荷重傾斜角の上限値が正しく適用されない場合がある不具合を修正しました。
本修正により、旧バージョンと結果が異なる場合がございます。
ヘルプの追加・修正
- 「概要」-「バージョン及び改良点」-「Ver.11.0.0」
- 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「深層混合処理工法(建築基準)」-「計算条件」
- 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「深層混合処理工法(建築基準)」-「地層」
- 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「深層混合処理工法(建築基準)」-「荷重」
- 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「深層混合処理工法(建築基準)」-「考え方」
- 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「浅層混合処理工法」-「改良仕様」
- 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「浅層混合処理工法」-「改良仕様(自動配置)」
- 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「深層混合処理工法(土木基準)」-「地盤」
- 「操作方法」-「メニューの操作」-「入力」-「深層混合処理工法(液状化対策基準)」-「地盤」
- 「操作方法」-「メニューの操作」-「基準値(液状化対策基準)」
- 「操作方法」-「メニューの操作」-「計算書作成」
- 「他製品との連動」ー「基礎連動ファイルのインポート」
- 「計算理論及び照査の方法」-「深層混合処理工法(建築基準)」-「鉛直支持力の検討」-「2地層地盤としての鉛直支持力度」
- 「計算理論及び照査の方法」-「深層混合処理工法(建築基準)」-「水平抵抗の検討」-「常時・中地震時の検討」
- 「計算理論及び照査の方法」-「深層混合処理工法(建築基準)」-「水平抵抗の検討」-「大地震時の検討」
- 「計算理論及び照査の方法」-「深層混合処理工法(土木基準)」-「計算条件」
- 「計算理論及び照査の方法」-「深層混合処理工法(土木基準)」-「作用力」
- 「計算理論及び照査の方法」-「深層混合処理工法(土木基準)」-「複合地盤的設計手法」-「改良体の耐力の検討」
- 「計算理論及び照査の方法」-「深層混合処理工法(土木基準)」-「複合地盤的設計手法」-「支持力の検討」
- 「計算理論及び照査の方法」-「深層混合処理工法(土木基準)」-「複合地盤的設計手法」-「滑動の検討」
- 「計算理論及び照査の方法」-「深層混合処理工法(土木基準)」-「構造物的設計手法」-「支持力の検討」※名称変更
Ver.11.00.02更新日:'24.11.12
変更内容
【機能改善】
【土木基準:深層混合処理工法】
【不具合修正】
【建築基準:深層混合処理工法】
- 支点配置入力時の出力において、支点名称が正しくない場合がある不具合を修正しました。
※出力の不具合であり、結果に影響はありません。
- 偏土圧の検討において、「水平力が釣り合うように受働土圧を考慮する」として再計算を行った結果、合力の作用位置が範囲外となった場合に照査を行わないようにしました。
【土木基準:深層混合処理工法】
- 構造物的設計手法の改良体の耐力検討において、改良体上の土砂に水位があるとき、改良体に作用する最大荷重度Wが正しく算定されないのを修正しました。
【液状化対策基準:深層混合処理工法】
- 鉛直せん断照査において、上載荷重が一様分布と入力されている場合、盛土の範囲外にも上載荷重が考慮される不具合を修正しました。
※本修正により、該当するデータは、旧バージョンと結果が異なります。
ヘルプの追加・修正
- 「概要」-「バージョン及び改良点」-「Ver.11.0.0~Ver.11.0.2」
- 「計算理論及び照査の方法」-「深層混合処理工法(液状化対策基準)」-「外的安定の検討]-「作用力」
更新履歴バックナンバー
LOADING