橋台の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.8 バージョン更新内容

2024年 10月 31日 更新

Ver.8.00.00更新日:'24.10.31

機能追加

  • 施工時の検討に対応しました。
    道路橋示方書Ⅰの施工時の作用組合せ以外に任意で4ケースを指定することができます。
    荷重係数・組合せ係数を変更することができます。
    ※施工時を選択した場合は、基礎工との連携や震度算出との連携は行うことができません。
    ※レベル2地震時の検討は、行うことができません。
  • 「深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.5」との連動において、落橋防止作動時の連動に対応しました。
    レベル2地震時と落橋防止作動時の同時検討が可能です。

機能拡張

  • 計算:極限鉛直支持力度Quの照査において、フーチング形状より基礎幅Bの扱いを選択できるようにしました。
  • 計算:パラレル翼壁による土圧力を安定計算時に考慮できるようにしました。
  • 計算:落橋防止作動時において、底版下面の突起の照査に対応しました。
  • 計算:直接基礎において、EQ有時の基礎ばねの計算に対応しました。

機能改善

  • 入力:「初期入力」画面の上部工反力の入力において、永続/変動作用と偶発作用の上部工鉛直反力を別々に指定できるようにしました。
  • 入力:「初期入力」画面において道路橋示方書に準拠とした場合は、「考え方-底版設計」画面の「せん断スパンの上限値」は考慮固定とし非表示としました。
  • 入力:「付属設計-翼壁設計」において、背面土砂の単位体積重量の範囲を軽量盛り土でも可能とするため0.1からに変更しました。
  • 計算:杭基礎時のフーチングの剛体判定において、厚さの上限値による判定を可能としました。
  • 計算:胸壁に前面突起がある場合に、突起上の地表面荷重を計算に考慮できるようにしました。
  • 計算:落橋防止作動時の直接基礎の安定照査において、岩盤の場合でも地盤反力度を検討できるようにしました。
  • 連動:橋脚として杭基礎と連動した場合において、偶発作用時の背面土砂を土砂重量WSに考慮するか、フーチング重量WFに考慮するかの選択を用意しました。WFに考慮した場合は、慣性力として設計に考慮されます。
  • 出力:設計調書において、左右翼壁を反転した場合に左右の結果を反転して出力するようにしました。
  • 出力:設計調書において、翼壁の部材毎の出力書式を追加しました。また、せん断照査のケースを出力するようにしました。

不具合対策

  • 入力:落橋防止作動時において、底版の有効幅にレベル2地震時が必要となるため「部材-底版配筋」画面で入力を有効とするように変更しました。
  • 計算書:落橋防止作動時において、偶発作用時の任意荷重の結果が出力されるのを対策しました。

ヘルプの修正

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.8.0.0について
    • プログラムの機能概要-機能及び特長
    • プログラムの機能概要-適用範囲
    • プログラムの機能概要-適用基準及び参考文献
  • 操作方法
    • 標準的な処理の流れ-「設計調書」の作成
    • メニューの操作-基準値
    • 「入力」モードの操作
      初期入力ー初期入力
      形状-土砂・舗装
      考え方-考え方(安定計算:直接基礎)

更新履歴バックナンバー

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