橋台の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.8 バージョン更新内容

2024年 12月 20日 更新

Ver.8.00.00更新日:'24.10.31

機能追加

  • 施工時の検討に対応しました。
    道路橋示方書Ⅰの施工時の作用組合せ以外に任意で4ケースを指定することができます。
    荷重係数・組合せ係数を変更することができます。
    ※施工時を選択した場合は、基礎工との連携や震度算出との連携は行うことができません。
    ※レベル2地震時の検討は、行うことができません。
  • 「深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.5」との連動において、落橋防止作動時の連動に対応しました。
    レベル2地震時と落橋防止作動時の同時検討が可能です。

機能拡張

  • 計算:極限鉛直支持力度Quの照査において、フーチング形状より基礎幅Bの扱いを選択できるようにしました。
  • 計算:パラレル翼壁による土圧力を安定計算時に考慮できるようにしました。
  • 計算:落橋防止作動時において、底版下面の突起の照査に対応しました。
  • 計算:直接基礎において、EQ有時の基礎ばねの計算に対応しました。

機能改善

  • 入力:「初期入力」画面の上部工反力の入力において、永続/変動作用と偶発作用の上部工鉛直反力を別々に指定できるようにしました。
  • 入力:「初期入力」画面において道路橋示方書に準拠とした場合は、「考え方-底版設計」画面の「せん断スパンの上限値」は考慮固定とし非表示としました。
  • 入力:「付属設計-翼壁設計」において、背面土砂の単位体積重量の範囲を軽量盛り土でも可能とするため0.1からに変更しました。
  • 計算:杭基礎時のフーチングの剛体判定において、厚さの上限値による判定を可能としました。
  • 計算:胸壁に前面突起がある場合に、突起上の地表面荷重を計算に考慮できるようにしました。
  • 計算:落橋防止作動時の直接基礎の安定照査において、岩盤の場合でも地盤反力度を検討できるようにしました。
  • 連動:橋脚として杭基礎と連動した場合において、偶発作用時の背面土砂を土砂重量WSに考慮するか、フーチング重量WFに考慮するかの選択を用意しました。WFに考慮した場合は、慣性力として設計に考慮されます。
  • 出力:設計調書において、左右翼壁を反転した場合に左右の結果を反転して出力するようにしました。
  • 出力:設計調書において、翼壁の部材毎の出力書式を追加しました。また、せん断照査のケースを出力するようにしました。

不具合対策

  • 入力:落橋防止作動時において、底版の有効幅にレベル2地震時が必要となるため「部材-底版配筋」画面で入力を有効とするように変更しました。
  • 計算書:落橋防止作動時において、偶発作用時の任意荷重の結果が出力されるのを対策しました。

ヘルプの修正

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.8.0.0について
    • プログラムの機能概要-機能及び特長
    • プログラムの機能概要-適用範囲
    • プログラムの機能概要-適用基準及び参考文献
  • 操作方法
    • 標準的な処理の流れ-「設計調書」の作成
    • メニューの操作-基準値
    • 「入力」モードの操作
      初期入力ー初期入力
      形状-土砂・舗装
      考え方-考え方(安定計算:直接基礎)

Ver.8.00.01更新日:'24.11.22

機能改善

  • 入力:「橋座の設計」画面にて、入力シートでマウスクリックやキーボードのEnterキーを押したときに入力待ち状態となりにくかったのを改善しました。
  • 計算書:橋座の設計の出力において、せん断抵抗面積を直接指定とした場合は「台座高」,「da」,「θ」を出力しないようにしました。

不具合対策

  • 計算書:計算書において、直角方向の受働土圧の作用幅に土圧の作用幅で指定した値が表示されているのを対策しました。
  • 計算書:計算書において、深礎連動時に竪壁基部の作用力に雪荷重が表示されていないのを対策しました。
  • 計算:翼壁土圧を考慮する場合において、「考え方-安定計算」画面で「翼壁自重の扱い」を「無視する」にしていると翼壁土圧を算定しないのを対策しました。
  • 設計調書:翼壁の設計調書において、翼壁設計を付属設計で行った場合でも土圧種別に本体側の選択が表示されたままになっているのを修正しました。

ヘルプ

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.8.0.1について

Ver.8.00.02更新日:'24.12.20

機能改善

  • 入力:上部工反力、地表面荷重の入力画面において、不要な荷重を描画しないようにしました。
  • 計算書:「安全性の検討(地震時保有水平耐力法)」の作用力の集計において、杭基礎連動時の「初期土圧力の連動」選択に応じて土圧項目の出力に表示/非表示を切り替えるようにしました。

不具合対策

  • 計算書:結果一覧及び結果詳細計算書の一覧表示において、落橋防止作動時の地盤反力度の照査結果を行うとしても判定に反映されないのを対策しました。
  • 計算書:結果一覧計算書において、竪壁保耐にチェックが無い場合に底版保耐法の結果が表示されない場合があるのを対策しました。
  • 計算書:2.5次元解析において、竪壁保耐にチェックが有る場合に直角方向検討時の橋軸方向荷重の上部工反力の照査位置の誤り及び土圧力の出力漏れを対策しました。
  • 計算:レベル2地震時の土圧において、水位が2ケースある場合の翼壁土圧を含む場合の設計水平震度に誤りがあったのを対策しました。
  • 計算:突起がある場合の支持の限界状態1において、合力Fr算出時に使用する最大せん断抵抗力Huの付着力の指定が不足していたのを追加しました。
  • 計算:深礎フレームとの連動において、背面土砂を多層で指定した場合の竪壁基部に発生する土圧力算出時において、土砂重量が「材料-土砂・水」画面で指定した裏込め土の重量になっているのを対策しました。
  • 計算:竪壁保耐時の任意荷重において、任意荷重の適用対象を躯体とした場合に荷重係数・組合せ係数が考慮されていないのを対策しました。
  • 計算:竪壁保耐の直角方向の計算において、任意荷重の適用対象を躯体とした場合に初期モーメントに慣性力によるモーメントが考慮されるのを対策しました。
  • 計算:浮力を考慮したその他土砂の直角方向の作用位置において、作用位置に誤りがあったのを対策しました。
  • 計算:右翼壁のみの形状において安定計算時の背面土砂を翼壁で控除した重量の計算に誤りがあったのを対策しました。
  • 調表:偶発作用時のフーチングにおいて、曲げ耐力の符号に誤りを対策しました。

ヘルプ

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.8.0.2について

更新履歴バックナンバー

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