第10回ナショナル・レジリエンス・デザインアワード NaRda

2023年10月17日作品応募締切

概要

災害に負けない社会の構築に貢献したいという強い思いから、国土強靭化に資する取り組みを顕彰する目的で2014年に創設しました。構造解析から地盤、水工、防災に至る分野を対象とし、国土強靭化に繋がる具体的な事例と成果を一堂に集め、情報提供および技術研鑽の貴重な場として開催しています。

募集対象作品

設計/解析に限らず、減災への提言、合理的な設計法提案、BCP、リスクマネジメントなど、直接的・間接的に国土強靭化に資する内容である作品

応募方法/スケジュール
提出物条件

必須要件
1.作品タイトル・サブタイトル:20~40字程度
2.作品概要:150~200字程度
3.ポスター:A1横(画像等を用い目的/内容が簡潔に表現されているもの)
>>ポスターテンプレート(Word、111KB)
4.報告書(目的、手法、結果、考察など):全体で2ページ以上10ページ以内
>>報告書仕様(Word、58KB)
5.入力データ(結果ファイル)
6.使用製品名

任意要件
1.アニメーション、動画
2.PPTなどのスライド

言語
日本語または英語

送付先

①下記メールアドレス宛てにFORUM8ファイル転送サービス等でデータを送信してください。
E-mail : narda@forum8.co.jp

②CD-ROM、DVD等のメディアに保存して送付する場合は、以下宛先にお送りください。
〒108-6021 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟21F
(株)フォーラムエイト システム営業グループ
第10回ナショナル・レジリエンス・デザインアワード受付係 宛

スケジュール
  • 2023年10月6日(金)
  • 作品募集締切
  • 2023年10月13日(金)
  • ノミネート作品審査会
  • 2023年11月7日(火)

  • 受賞作品本審査会
  • 2023年11月10日(金)

  • 各賞発表・表彰式
    会場:品川インターシティホール
応募作品の著作権等

受賞作品の著作権は、応募者に帰属するものとします。
提出されたデータの配布は行いませんが、フォーラムエイトは、著作者が制作したデータ、作品および成果物について、出力画像・動画等の編集・加工を行い、対外発表、研究発表、営業活動、広報活動として、HP、広報誌、書籍、雑誌、新聞等媒体における掲載・紹介など、二次使用許諾権利を持つものとします。あらかじめご了承ください。

応募に関する
お問い合わせ先

TEL:03-6894-1888 FAX:03-6894-3888
E-mail:forum8@forum8.co.jp

各賞・賞品
  • グランプリ(最優秀賞)

    賞品、図書カード(5万円)、トロフィー、賞状

  • 準グランプリ(優秀賞)

    賞品、図書カード(2万円)、賞状

  • 審査員特別賞

    賞品、図書カード(1万円)、賞状

  • ノミネート賞

    図書カード(5千円)、表彰盾

審査員
  • 審査委員長

    吉川 弘道 氏

    東京都市大学 名誉教授

    早稲田大理工学部卒業、技術士(建設部門)、工学博士。専門は耐震設計、地震リスク、鉄筋コンクリート。土木学会論文賞、土木学会吉田賞他受賞。『都市の地震防災』他著書多数。

  • 守田 優 氏

    芝浦工業大学 名誉教授

    専門は都市水文学、地下水水文学、洪水リスクマネジメント。著書に『地下水は語る-見えない資源の危機』(岩波新書)他。1996年より芝浦工業大学教授、現在名誉教授。

  • 若井 明彦 氏

    群馬大学大学院
    理工学府 教授

    専門は地震や豪雨時の地盤防災、地盤と構造物との相互作用等。コンピュータによる現象予測、極端気象時/巨大地震時のメカニズム解明と減災対策等の研究に取り組む。

過去の受賞作品

  • 第9回 グランプリ(最優秀賞)

    株式会社KRAY

    複合構造橋脚を有する既設跨線橋のレベル2地震時動的非線形解析
    使用プログラム:Engineer's Studio®
    本橋は、昭和初期に建設され、中央の3橋脚は下部をRC構造、上部を7本のラチス柱をトラスで緊結して一枚板とした鋼製トラス脚を有する複合構造として施工された4径間連続鋼鈑桁跨線橋である。建設から80年を経過し、最新の地震時荷重を考慮した場合の耐震性能検証を目的に、レベル2地震時での動的非線形解析を行った。上部構造および鋼製トラス脚部を弾性梁要素、下部構造を非線形梁要素(M-φ要素)とし、柱基部には塑性ヒンジばねを設置してモデル化した。照査の結果、RC部材でのせん断耐力と鋼製トラス脚部材での曲げ圧縮応力度で許容値を超過する部材が見られ、今後の補強検討を行う際の基礎データとして確認された。
  • 第9回 準グランプリ(優秀賞)

    株式会社萩原技研

    橋台新設施工時の温度ひび割れに対する事前検討
    使用プログラム:JCMAC3
    単純桁橋の橋台施工時において、橋台の壁厚さが設計より1.95mのマスコンクリートとなる。そのため、現場コンクリート打設時に温度応力によるひび割れの発生が予想される。設計段階から施工段階となった時にひび割れ解析を実施しその対策が必要とされるため、今回は初期の施工計画に対してマスコンクリートの温度応力解析をJCMAC3にてシミュレーションを行った。また、初期の計画案で予想通りひび割れが発生したため、養生期間や打ち込み温度を変更したシミュレーションも行った。
過去受賞作品PickUp
全受賞作品一覧
過去コンテスト表彰式の様子(第9回ナショナル・レジリエンス・デザインアワード/2022年11月)