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道路橋示方書V耐震設計編の鋼製橋脚に対するM-φ特性を断面から自動算出する設定について説明します。 ナビゲーション「照査設定|断面照査用詳細入力」(図1)から呼び出す「照査用詳細入力プロパティ」(終局強度法 - 曲げ)を呼び出します。呼び出された画面では、断面全体に対する設定と断面要素に対する設定の2種類があります。 断面全体に対する設定 図2は断面全体に対する設定です。右側で「鋼製橋脚(鋼製充填あり)」もしくは「鋼製橋脚」のいずれかを指定し、道路橋示方書V耐震設計編に準拠したパラメータを入力します。 断面要素に対する設定 図3は断面要素に対する設定です。断面要素に対して「εaを定義」にチェックを入れます。これは許容ひずみを考慮する断面要素に対して指定します。許容ひずみを考慮しない断面要素に対してはチェックを入れないようにします。図では、補剛板を表す断面要素に対して「εaを定義」を設定します。リブを表す断面要素に対しては設定しません。 M-φ特性の確認 M-φ特性の骨格を確認する場所は2箇所あります。ナビゲーション「モデル特性|M-φ特性|M-φ特性サムネイル」とナビゲーション「節点と要素|M-φ要素|M-φ要素」の「M-φ骨格」ボタンから呼び出すM-φ特性です。前者はフレーム要素に割り当てる前の段階、後者はフレーム要素に割り当てた後の段階です。解析に使用されるのは後者ですので後者を呼び出します。図4の「プリ処理」ボタンを押してグラフを描画させ、確認します。 |
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