震度算出(支承設計)(部分係数法・H29道示対応) Ver.6 バージョン更新内容

2023年 08月 30日 更新

Ver.6.00.00更新日:'22.09.30

変更内容

【機能拡張】

  • 永続・変動作用時の免震支承の等価剛性算定に対応しました。
  • 下部構造形状入力において、杭基礎の軸方向ばね算定に対応しました。
  • 耐震設計上必要とされる最低限の地震時保有水平耐力に相当する設計水平震度の算定対応しました。
  • ※本機能に対応した連携プロダクトで作成された橋脚形状が算定の対象です。

  • 最大応答塑性率μrの算定に対応しました。

    ※連携プロダクトで作成された橋脚形状が算定の対象です。

  • 上部構造形状入力において、壁高欄の入力を拡張しました。
  • 計算書に壁高欄ガイド図の出力を追加しました。
  • 上下線完全分離構造の計算に対応しました。
  • 下部構造プロダクト連携機能を強化しました。

    機能①震度算出で作成した橋脚データを橋脚製品から読込

    機能②震度算出で作成した橋脚データを橋脚製品のデータへ変換

    機能③震度算出からデータ指定による連携プロダクトの起動

    ※①②については、「橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) 」が対象です。

    ※③については、震度算出からの起動に対応した連携プロダクトが対象です。

  • 「永続・変動作用時の解析」において、風時に(WS+WL)を想定した荷重ケースを追加しました。
  • 「支承の設計」おいて、活荷重に作用する風荷重の影響の設定方法を追加しました。

    活荷重に作用する風荷重の影響を(WL)単体で入力するのか(WS+WL)で入力するのかを選択します。

【不具合対策】

  • 上部構造「JIS箱桁」において、重量および重心位置に算定にヤング係数比が考慮される不具合を修正しました。
    主桁と後打ちコンクリートに異なるヤング係数が設定されているデータについては、自重、重心位置、鉛直死荷重反力値に自動計算値を使用している場合、旧バージョンと結果が異なります。自重(質点重量)については、自動で更新されますが、重心位置および鉛直死荷重反力値は再度計算値の取り込みを行う必要がございます。
  • 調表に出力される分担重量および慣性力の値に部分係数および丸めが考慮されていない不具合を修正しました。

ヘルプの修正

  • バージョン及び改良点「Version 6.0.0」
  • 「操作方法|メインメニューの操作|オプション|表示桁・丸めの設定」
  • 「操作方法|入力データ|基本条件」
  • 「操作方法|入力データ|構造物形状の登録|上部構造|上部工データ|支間割・諸量値・荷重・壁高欄・舗装|壁高欄」
  • 「操作方法|入力データ|構造物形状の登録|下部構造|下部構造」
  • 「操作方法|入力データ|構造物形状の登録|下部構造|下部工データ|基礎|杭基礎|杭基礎-杭条件」
  • 「操作方法|入力データ|構造物形状の登録|下部構造|下部工データ|基礎|杭基礎|杭基礎-杭軸方向ばね条件」(追加)
  • 「操作方法|入力データ|永続・変動作用時の解析|解析条件」
  • 「操作方法|免震橋梁(橋梁モデルの解析)|免震支承の等価剛性算出」
  • 「メインメニューの操作|連携データを開く」(追加)
  • 「メッセージ」
  • 「計算理論および照査の方法|下部工の入力|基礎ばねの算出方法」
  • 「計算理論および照査の方法|橋脚の地震時保有水平耐力に相当する設計水平震度および応答塑性率」(追加)

Ver.6.00.01更新日:'22.11.10

不具合対策

  • 下部構造形状入力の杭基礎で軸方向ばねを自動計算とした場合に不要なデータチェックにかかって、剛性モデルが取得できないケースがある不具合を修正しました。
  • 下部構造形状入力において、一部の形状で編集画面が開けない不具合を修正しました。
  • ブロック単位の印刷プレビューにて、アドレス違反が生じる場合がある不具合を修正しました。
  • 風時の入力データチェックの条件を緩和しました。

ヘルプの修正

  • バージョン及び改良点「Version 6.0.0~6.0.1」
  • ブロック単位の印刷プレビューにて、アドレス違反が生じる場合がある不具合を修正しました。
  • 「操作方法|入力データ|永続・変動作用時の解析|支承条件」

Ver.6.00.02更新日:'23.03.07

機能改善

  • 製品のインストール時に調表ライブラリをインストールするようにしました。

不具合対策

  • 分担重量および慣性力の丸めにおいて、下記条件の場合に正しい結果が得られない不具合を修正しました。
    ・50丸め 切り上げ 考慮する桁数が5桁の場合
    ※該当データについては、旧バージョンと結果が異なる場合がございます。
  • 高欄ガイド図を含む計算書のWordデータ保存が正しく行われない不具合を修正しました。
  • 風時の解析条件の出力において、検討しないケースの支承条件を出力しないように修正しました。

ヘルプの修正

  • バージョン及び改良点「Version 6.0.1~6.0.2」

Ver.6.00.03更新日:'23.05.22

不具合対策

  • 免震支承の等価剛性算定において、鉛プグラム入り積層ゴム支承のゴムのみの等価剛性算定結果の単位が誤っている不具合を修正しました。
  • 風時の解析において、一つの荷重が複数部材の範囲に指定されている場合で、かつ、始点側と終点側で異なる偏心量が設定されている場合に偏心量が正しく考慮されない不具合を修正しました。
    ※(1)(2)の修正により、該当データについては、旧バージョンと結果が異なります。
  • 風時の解析において、計算書に【橋軸回りモーメント荷重】の終端側荷重値が出力されない不具合を修正しました。

ヘルプの修正

  • バージョン及び改良点「Version 6.0.1~6.0.3」

Ver.6.00.04更新日:'23.07.06

変更内容

【機能拡張】

  • 「連携データを開く」メニューより「二柱式橋脚の設計・3D配筋」を起動できるようにしました。

ヘルプの修正

  • バージョン及び改良点「Version 6.0.0~6.0.4」

Ver.6.00.05更新日:'23.08.30

変更内容

【不具合対策】

  • 杭基礎の杭軸方向ばねKvの自動計算において、下記の不具合を修正しました。
    • 計算
      ・EDを自動計算としていた場合、先端部のEDの値が正しく反映されない
      ・SC+PHC杭の場合に面積の自動計算値が正しく反映されない
      ※上記修正により、該当データについては、旧バージョンと結果が異なります。
    • 計算書
      ・SC+PHC杭および鋼管ソイルセメント杭の場合に面積出力表の項目名称が誤っている
  • 結果確認画面において、結果一覧に下部構造の結果が表示されない場合がある不具合を修正しました。
  • 結果確認画面(比較表)において、「1基下部構造(単体機能)」の結果で比較表にレベル2の設計水平震度が表示されない場合がある不具合を修正しました。
    ※(2)(3)については、表示上の不具合で結果および計算書には問題はありません。

ヘルプの修正

  • バージョン及び改良点「Version 6.0.0~6.0.5」

更新履歴バックナンバー

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