擁壁の設計・3D配筋 Ver.24

片持梁式、U型、重力式、もたれ式、任意形状擁壁の設計計算、図面作成プログラム

初版リリース:2000.12.08/最新Ver.リリース:2024.04.16

UC-1 Cloud 自動設計 擁壁 Ver.2

WebAPとしてマルチプラットフォームでの利用が可能

初版リリース:2019.10.24/最新Ver.リリース:2024.04.16

単体製品はこちら

Advanced
¥396,000(税抜¥360,000)
Standard
¥319,000(税抜¥290,000)
Lite
¥217,800(税抜¥198,000)
中国基準
¥695,200(税抜¥632,000)

関連製品: 3Dパラメトリックツール土工 UC-1 Engineer's Suite 積算

本製品のライセンスにて、PCやタブレット端末等でUC-1 Cloud 自動設計 擁壁を無償で利用することが可能です。
フローティングライセンスの場合、端末の種類を問わずブラウザでご利用いただけます。

プログラム概要

擁壁工指針・標準設計・設計要領・道示IV・土地改良・宅地防災マニュアル・鉄道の各基準に準拠し、片持梁式(逆T型、L型、逆L型)、重力式(半重力式)、もたれ式、U型などの擁壁の自動設計、図面作成、設計調書出力を一連でサポートするプログラムです。
常時からレベル 2 地震時までの安定計算及び許容応力度法、限界状態設計法による部材照査をサポートします。レベル 2 地震時は震度法もしくは保有水平耐力法による照査を行います。

擁壁の形状を入力し、その計算結果から設計者の判断により最終形状を決定する方式に加え、形状・杭配置・配筋の自動決定機能により、効率的な設計を行うことができます。

一般図から配筋図、組み立て図、加工図、鉄筋表などの図面を一括生成し、簡易編集機能、SXF、DXF、DWG、JWW、JWC出力対応。
電子納品対応として、Wordファイル出力、拡張子の変更、禁止文字対応、しおりの表示等をサポート。
混合擁壁、待ち受け擁壁、落石防護擁壁、二段積み擁壁等の設計計算にも対応しており、Standardでは、U型擁壁の設計計算、図面作成にも対応しています。

▲メイン画面(天端張出上の土砂)

▲ブロック積み擁壁(示力線)

▲落石荷重入力

▲任意形状入力

▲図面編集画面

▲3D モデル IFC 変換ツール

Lite Standard Advanced
安定計算
許容応力度法
限界状態設計法
片持ち梁式、重力式、もたれ式、ブロック積、混合擁壁、任意形
U型擁壁
全体安定の検討
保耐法によるレベル2照査
杭種拡張
鉄道基準
改良深さ・改良幅計算
円弧すべり土圧
二点折れ切土土圧
複数土質時の土圧
縦断変化点毎の検討
フーチング尻下がりの照査

▲製品構成

 

Ver.24.0.0 改定内容<2024年 4月 16日リリース>NEW

  1. 擁壁の設計・3D配筋とUC-1 Cloud 自動設計 擁壁(Ver.2.1以降)のライセンスを統合。(Lite版)
    本製品のライセンスにて、PCやタブレット端末等でUC-1 Cloud 自動設計 擁壁を無償で利用することが可能です。フローティングライセンスの場合、端末の種類を問わずブラウザでご利用いただけます。
  2. L2地震時照査(保耐法)拡張(Advanced版)
  3. U型擁壁の受働土圧(試行くさび法)対応(Standard版)
  4. U型擁壁の内壁形状拡張(Lite版)
  5. 盛土等防災マニュアル(令和5年11月版)対応(Lite版)

関連情報

◆プレスリリース
UC-1 Cloud 自動設計シリーズ 擁壁をリリース(2020/02/13)
◆デモ操作ガイダンス
3D配筋CAD for SaaS デモ操作ガイダンス(擁壁編)(4ページ,PDF378KB) ('14.01.10掲載)
◆新製品情報
UC-1・UC-1 Cloud 統合版 擁壁の設計・3D配筋 Ver.24(Up&Comming’24 春の号掲載) NEW
◆開発中製品情報
UC-1製品に無償統合 クラウド自動設計機能の展開 (Up&Coming '24 新年号)
◆サポートトピックス>>バックナンバー
U型擁壁部材設計時の荷重の考え方について(Up&Coming '18 盛夏号掲載)
U型擁壁の偏土圧計算について(Up&Coming '17 新年号掲載)
土地改良「水路工」改訂について(Up&Coming '16 盛夏号掲載)
◆関連セミナー
擁壁の設計・3D配筋セミナー
3D配筋CAD 体験セミナー
スイート積算体験セミナー
BIM/CIM入門セミナー

プログラムの機能と特長

Lite版

標準機能

●Lite 版で設計可能な形状

形状入力 :逆T型(2種)、逆L型(2種)、L型(2種)、重力式(2種)、もたれ式(4種)、ブロック積、混合擁壁、任意形状
自動決定 :逆T型(2種)、逆L型(2種)、L型(2種)
図面作成 :逆T型-A、L型-B、逆L型-B、もたれ式(A~C)、ブロック積、重力式(一般形状)

●荷重

下記荷重を考慮可能。

  1. 積載荷重(一様分布、任意分布、雪荷重)
  2. 衝突荷重
  3. 風荷重
  4. 土砂(前面、中詰、背面)
  5. 静水土圧(前面、内部、背面)
  6. 動水土圧(前面、内部、背面)
  7. 土圧(主働土圧、静止土圧、受働土圧)
  8. 任意荷重(鉛直方向、水平方向の集中荷重、分布荷重、モーメント荷重)

土砂形状:
土圧算出式に対応する形状を任意形も含めた6タイプの中から選択可能で、多層地盤(2層)を検討することができます。

●土圧

  1. 試行くさび法(改良試行くさび法)、クーロン式、岡部・物部式(修正岡部・物部式)、テルツァギー・ペック、任意土圧(係数、強度、合力)、静止土圧に対応。
  2. 試行くさび法では、仮想背面の多点折れ、上段擁壁を考慮した二段積み擁壁の土圧算出、載荷荷重による慣性力の有無指定に対応。
  3. クーロン式では、粘着力の考慮、一定勾配以外の荷重換算、砂防基準の見かけの震度に対応。
  4. 仮想背面は、堅壁背面、実背面、かかと端から検討可能で、土圧作用面は2点折れを考慮できます。
    任意形状の場合は、任意に仮想背面を指定することもできます。
  5. 軽量盛土(EPS、FCB)による設計、側圧、軽量盛土後方の土圧の算出、上層部・中間部への配置に対応。

●水圧、浮力/揚圧力

  1. 背面水圧、前面水圧に対応。また、危険水位の算出が可能。
  2. 内側水位による動水圧の考え方に吸引方向考慮可能。
  3. 浮力の考え方として、つま先版先端では前面水位から算出した水圧を用い、かかと版背面では背面水位から算出した水圧を用いて直線変化として算出。
  4. 任意形状の揚圧力算出に複雑な底面、水位差の設定が可能。
  5. 水位位置>躯体全高の影響を、水圧及び水重、浮力に考慮可能。また、荷重 ケース毎の土砂ブロック編集が可能。

●基礎

  1. 杭配置及び各部材の配筋の自動決定が可能。
  2. 直接基礎の場合、荷重の偏心・斜面の勾配などを考慮した地盤の支持力検討、受働抵抗力の影響・突起を考慮した滑動の照査が可能。
  3. 支持力照査では、地盤反力度と許容支持力の比較が可能で、適用基準(道示IV、設計要領、土地改良、大型ブロック積擁壁の上界法)に準拠した照査可能。支持力検討、滑動の照査では基準毎に照査方法を切り替えることができます。転倒の照査では、安全率と偏心量の照査が可能です。
  4. 杭基礎の場合は許容支持力算出、杭本体の設計、杭頭と底版の接合部の照査が可能。底版剛体照査が可能。
    また、「基礎の設計・3D配筋」と連動が可能。(U型を除く)

●その他

  1. もたれ式、ブロック積擁壁の安定照査として、示力線(方程式、偏心量)による検討可能です。
  2. 断面照査は、曲げ応力度照査、せん断応力度照査に加えて付着応力度照査が可能。付着応力度計算は、道示IV及び土地改良(コンクリート標準示方書)に準拠した計算ができます。
  3. 限界状態設計法による剛体安定照査、部材断面照査に対応。
  4. 竪壁、底版は、鉄筋コンクリート、無筋コンクリートの設計が可能です。
    各部材の配筋は、鉄筋量を直接指定でき、スターラップを考慮できます。
    鉄筋配置は、異形、丸綱を複数指定(最大3箇所)でき、L型、逆L型、U型擁壁の場合は配置方法をシングル/ダブルより選択できます。スターラップは、使用量と必要量の判定が可能です。

宅造擁壁の設計(宅地防災マニュアル対応)

  1. 仮想背面は、かかと端(鉛直):底版のかかとから鉛直方向に伸ばした線、竪壁背面:竪壁の背面(実背面)にとる方法、かかと端(傾斜):竪壁の天端と底版かかととをむすぶ線の検討が可能。
  2. 透水マット使用時の壁面摩擦角、裏込め土の土質に応じた土圧係数を適用可能。
  3. 地震時の照査を中地震時と大地震時の2ケースの検討が可能。
  4. 荷重の組み合わせにおいては、慣性力の有無、土圧力の選択ができので、慣性力+常時の土圧、慣性力+地震時土圧の検討できます。
    自重及び土圧算出時に、鉛直震度を考慮できます。載荷荷重の慣性力の考慮の有無を選択できます。地震時荷重自動決定が可能です。
  5. 土圧の鉛直成分は、安定計算と部材設計で考慮の有無を選択可能。かかと版設計時の土圧の鉛直成分は、三角形分布とかかと端載荷を選択できます。
  6. 転倒の照査では、安全率と偏心量の両方の照査を行うことができます。
  7. 支持の照査では、国土交通省告示式(土質試験、平板載荷試験、SS試験)、建築基礎構造設計指針に準拠した検討が可能です。滑動の照査では、突起有時の抵抗土圧の考慮、突起有時の有/無の両照査が可能です。

衝撃力・崩壊土考慮

(1)落石防護擁壁

「落石対策便覧 H29 年 3 月 (日本道路協会)」を参考にした落石防護擁壁の照査に対応しています。

▲落石荷重入力画面

▲落石防護柵入力画面


(2)崩壊土による衝撃力

下記計算例を参考とした衝撃力と崩壊土砂を考慮した設計に対応しています。
計算例に基づいた崩壊土による堆積土圧,崩壊土による移動の力を考慮した計算が可能です。
『崩壊土砂による衝撃力と崩壊土砂量を考慮した待ち受け擁壁の設計計算例(全国地すべりがけ崩れ対策協議会)』

▲崩壊土による衝撃力

図面作成

  1. 逆T型、L型、逆L型、U型、重力式、もたれ式、ブロック積擁壁の一般図/配筋図作図が可能
  2. 縦断勾配に対応した配筋図の作図、平面折れの配筋図の作図が可能
  3. たて壁天端を「山折れ」、「片勾配」とし、「突起」・「すりつけ」・「地覆」を設けることが可能
  4. 開口部、水抜き穴、底版杭よけ配筋が可能
  5. 単位メートルあたりの配筋図、単鉄筋での配筋図の作図が可能
  6. コンクリート体積および型枠面積の数量表の作図および数量計算書の出力が可能
  7. 国土交通省「CAD製図基準(案)」、道路公団「CADによる図面作成要領(案)」、土木学会「土木製図基準[平成15年小改訂版]」に対応した作図が可能

▲逆T型擁壁 配筋図

▲L型擁壁(開口部) 配筋図

▲U型擁壁 配筋図

▲逆T型擁壁(杭基礎) 配筋図

▲平面折れ(竪壁) 配筋図

▲平面折れ(底版) 配筋図

3D配筋シミュレーション機能

3D配筋自動生成、表示機能に対応しています。

  1. IFC 形式および Allplan 形式などの 3D モデル出力に対応。
  2. 「3D配筋CAD」と連動し、干渉チェックが可能。

▲全体表示(U型擁壁)

▲全体表示(逆T型擁壁)

▲拡大表示(逆T擁壁)

▲継ぎ手部の表示

▲鉄筋圧接部の表示

▲組立筋の表示

▲竪壁開口部の表示

▲底版杭よけ部の表示

▲ハンチ筋の表示

▲3D 配筋 CAD(干渉チェック)表示

設計調書出力

予め用意してあるテンプレートを用いて、設計条件、図、計算結果等を自動的に反映した設計調書の出力に対応しています。
本出力は、「国土交通省 詳細設計照査要領(平成 29 年)」→「Ⅳ.道路詳細設計」の書式に基づいて出力します。

  1. 下記の書式に対応しています。※いずれも H29 年改訂版及び改訂以前の書式で出力可能です。

    1. 擁壁工詳細設計調書

    2. 基礎工詳細設計調書

    3. 擁壁工詳細設計調書(U 型)


※設計調書の出力は、当製品と別に「調表出力ライブラリ Ver.2」をインストールする必要があります(本プログラムのみでは動作いたしません)。


▲擁壁工詳細設計調書(H29)

▲擁壁工詳細設計調書(H29 U 型)

Standard版

U型擁壁の設計

  1. 基礎形式は、直接基礎、バネ基礎(弾性床上梁)、杭基礎から検討可能。バネ基礎の時は、安定照査の検討可能。
    杭基礎の場合は、底版の扱いを弾性体と剛体から選択できます。
  2. 側壁の背面に関しては、試行くさび、クーロン(物部・岡部式)の主働土圧(受働土圧)、土圧係数によって土圧を考慮。土砂が内部にある場合は、クーロン(物部・岡部式)の主働土圧、土圧係数により土圧を考慮。
  3. 浮き上がり照査は、土地改良と土工指針(共同溝設計指針)の考え方から選択が可能。
  4. 部材設計は、フレームモデルの剛域指定に対応。
    自重及び土圧算出時に、鉛直震度を考慮できます。載荷荷重の慣性力の考慮の有無を選択できます。地震時荷重自動決定が可能です。
  5. 設計時に、軸線位置の指定に対応。バネ基礎、杭基礎時の片側土砂での計算が可能。
    土地改良「水路工」の荷重ケース初期設定に対応。
  6. 側壁照査方法を「底版一体」、「片持ち梁」から選択可能、底版の突起設定、張出底版(片持梁として断面力算定)、底版とフーチング高さが異なる形状に対応。バネ基礎、杭基礎時の片側土砂での計算が可能。
  7. 底版主鉄筋定着位置計算が可能。
  8. U型擁壁の内部土圧式の選択肢に静止土圧及び修正物部・岡部法を追加しました。
    これにより、擁壁工指針に記載の常時:静止土圧、地震時:修正物部・岡部法の組み合わせに完全に対応。
  9. 蓋付きU型擁壁に対応。
  10. 蓋付きU型擁壁の蓋の断面照査に対応。
  11. ストラット付きU型擁壁の検討に対応。

▲土圧入力画面

ストラット付きU型擁壁

掘割式U型擁壁で用いられる、側壁間にストラットを設けたストラット付きU型擁壁に対応。

側壁と底版、ストラット部材を一体として扱い、フレーム(骨組み)モデルで解析します。
側壁部材との結合方法は剛結合とピン結合から選択できます。ストラット部材は、部材断面及びブロック長当たりの本数を設定することで、自動的に自重等を単位幅当たりに換算して考慮します。またストラット部材に作用する荷重は任意荷重で自由に設定することができます。

任意荷重は鉛直荷重、水平荷重、モーメント荷重をストラット軸線上に作用させることが可能です。

▲ストラット付きU型擁壁

▲構造解析結果画面(ストラット付きU型擁壁)

Advanced版

土圧関連の機能拡張(全体安定の照査、円弧すべり土圧、二点折れ切土土圧)

(1)全体安定の照査、円弧すべり土圧

土圧計算や全体安定性照査として、円弧すべり法による計算に対応。

  1. 円弧すべり法を用いた基礎地盤全体のすべりの安定性の照査が可能です。
  2. 斜面の崩壊防止工として擁壁の設計を行う場合等に用いる、円弧すべり土塊による土圧力を計算する手法に対応しています。

▲円弧すべり法


(2)二点折れ切土土圧

擁壁の背後に切土のり面または地山斜面等が接近している場合の切土部擁壁に作用する主働土圧の計算として、切土面形状
二点折れの場合の土圧算定に対応。
すべり面の角度を変化させながらトライアル計算を行い、最大となる土圧を算定します。

▲二点折れ切土土圧

▲二点折れ切土土圧図

地震時保有水平耐力法によるレベル2地震時照査

  1. 「河川構造物の耐震性能照査指針」や「道路橋示方書」を参考に保耐法によるレベル2地震時照査に対応しています。 保耐法の計算結果としては、安全性の検討,竪壁断面照査,底版断面照査を確認可能です。安全性の検討は結果判定を行うものではなく、浮き上がり限界状態と応答変位時の荷重状態,設計震度を表示します。判定に関しては、竪壁断面照査、底版断面照査毎の耐力照査で行います。

▲安全性の検討画面

杭種拡張

  1. 下記の拡張杭種の検討が可能となります。

    1. 鋼管ソイルセメント杭

    2. SC 杭

    3. SC+PHC 杭

    4. 回転杭


改良深さ・改良幅計算

擁壁工指針の記載を参考とした改良深さ・改良幅の計算に対応。
深さ z における地中での鉛直地盤反力度及び許容支持力を算出し、鉛直地盤反力度 ≦ 許容支持力となる最小のzを改良深さとして算出します。改良幅は、算出された改良深さ及び荷重の分散角を考慮して算出します。

▲改良深さ・改良幅計算

▲改良深さ・改良幅入力画面

適用基準及び参考文献

適用基準
土工指針 (社)日本道路協会、道路土工 擁壁工指針 平成11年3月
(社)日本道路協会、道路土工 擁壁工指針 平成24年7月
道路橋示方書 (社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 IV下部構造編 平成24年3月
(社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 V耐震設計編 平成14年3月
設計要領 東・中・西日本高速道路、設計要領 第2集-擁壁編- 平成28年8月
東・中・西日本高速道路、設計要領 第2集 -擁壁編・カルバート編- 令和元年 7月
東・中・西日本高速道路、設計要領 第2集 -擁壁編・カルバート編- 平成18年 4月
東・中・西日本高速道路、設計要領 第2集 -橋梁建設編- 平成28年 8月
東・中・西日本高速道路、設計要領 第2集 -橋梁建設編- 平成18年 4月
標準設計 (社)全日本建設技術協会、土木構造物標準設計 第2巻 解説書(擁壁類) 平成12年9月
(社)全日本建設技術協会、土木構造物設計ガイドライン 平成11年11月
農林水産省構造改善局、土地改良事業標準設計図面集「擁壁工」 平成11年3月
土地改良 農業土木学会、土地改良事業計画設計基準設計「農道」基準書・技術書 平成17年3月
農林水産省農村振興局整備部設計課、土地改良事業計画設計基準及び運用・解説
設計「水路工」基準・基準の運用・基準及び運用の解説 平成26年3月
農林水産省農村振興局、土地改良事業計画設計基準 設計「水路工」基準書・技術書 平成13年2月
宅地防災 ぎょうせい、盛土等防災マニュアルの解説 令和5年11月
ぎょうせい、宅地防災マニュアルの解説 第三次改訂版 令和4年4月
ぎょうせい、宅地防災マニュアルの解説 第二次改訂版 平成19年12月
大阪府建築都市部建築指導室、擁壁構造設計指針 平成14年5月
鉄道基準 鉄道総合技術研究所、鉄道構造物等設計標準・同解説 土留め構造物 平成24年1月
鉄道総合技術研究所、鉄道構造物等設計標準・同解説 基礎構造物 平成24年1月
鉄道総合技術研究所、鉄道構造物等設計標準・同解説 コンクリート構造物 平成16年4月
鉄道総合技術研究所、鉄道構造物等設計標準・同解説 耐震設計 平成24年9月
森林土木 高知県版 森林土木構造物標準設計(擁壁編) 平成27年10月
(財)林業土木コンサルタンツ、森林土木構造物標準設計 擁壁I 平成9年3月
自治体基準 東京都、都市計画法・宅地造成等規制法・開発許可関係実務マニュアル 平成22年4月
横浜市、宅地造成の手引き 平成24年4月
名古屋市、宅地造成工事技術指針 平成20年4月
京都市、京都市開発技術基準 平成21年3月
川崎市、宅地造成に関する工事の技術指針 平成22年10月
広島市、広島市開発技術基準 平成21年4月
札幌市、宅地造成の手引き 平成26年2月
神戸市、宅地造成工事許可申請の手引き 技術基準編 平成23年4月
大阪府、擁壁構造設計指針(改訂版) 平成26年4月
福岡市、福岡市開発技術マニュアル 平成28年4月
BIM/CIM基準要領 国土交通省 3次元モデル成果物作成要領(案) 令和3年3月
国土交通省 CIM導入ガイドライン(案) 令和2年3月
国土交通省 3次元モデル表記標準(案) 令和2年3月
CAD 国土交通省 CAD製図基準 平成29年3月
NEXCO CADによる図面作成要領(案) 平成29年9月
土木学会 土木製図基準 平成15年5月

参考文献
  1. 林道技術基準の解説・参考(溶込版) 令和3年3月
  2. (社)日本道路協会、落石対策便覧 平成29年12月

  3. (社)日本道路協会、杭基礎設計便覧 平成27年3月
  4. (社)土木学会四国支部、大型ブロック積擁壁 設計・施工マニュアル 平成16年6月
  5. (社)日本河川協会、建設省河川砂防技術基準(案)同解説 設計編[1] 平成9年10月
  6. 現代理工学出版、もたれ式・ブロック積擁壁の設計と解説 平成2年3月
  7. 理工図書、続・擁壁の設計法と計算例 平成10年10月
  8. (社)土木学会、[2002年制定]コンクリート標準示方書 構造性能照査編 平成14年3月
  9. 理工図書、EPS工法 発泡スチロール(EPS)を用いた超軽量盛土工法 平成10年8月

UC-1 Cloud 自動設計 擁壁 プログラム概要

本製品はWebアプリのためインストールの必要がなく、インターネットに接続できる環境があれば、PCやタブレット端末やスマートフォン等、デバイスを選ばず主要な Webブラウザで気軽に利用することが出来ます。さらにユーザアカウント毎に環境が用意されるため、別々の端末でも同様の設定やサービスが利用できます。
例えば、会社のPCで作成したデータを、外出先ではタブレット端末やスマートフォンで利用でき、複数の作業者が共同で編集を行うなど、高い利便性を実現します。

  • 現場状況等を踏まえた必要最小限の入力だけで、適切な形状の候補を提案。
  • 提案形状は国土交通省制定の土木構造物標準設計図面集を参考とし、全ての照査がOKとなる形状。
  • 選択形状は、躯体形状や背面土砂の条件などの簡単な条件の変更を行って再検討することも可能。
  • 最も安全設計となる土圧式を自動的に選択可能。
  • 全ての部材照査結果がOKとなる配筋状態を自動的に決定可能。
  • 概算積算連携データ(*.DLK)のエクスポートが可能。
  • エクスポートしたファイルは「UC-1 Engineer’s Suite 積算」にてインポート可能。

▲自動設計入力画面

▲形状候補選択

UC-1 自動設計シリーズ Auto Series 共通機能

Webアプリケーション
ソフトウェアのインストール必要なし
インターネット環境があれば、PCやタブレット端末やスマートフォン等、
デバイスを選ばず主要なWebブラウザで使用可能

ユーザアカウント毎の環境
別々の端末でも同様の設定やサービスが利用可能

高い利便性
会社のPCで作成したデータを、外出先ではタブレット端末 スマートフォン
利用とさまざまなシーンで利用 複数の作業者が共同で編集可能

最小限の入力
タブレットやスマートフォン端末といった比較的小さな画面での利用を
想定し、入力項目を最小限に抑え、少ない入力で概略的な 計算が行える
よう対応

レスポンシブなインターフェース
PCやタブレット等のマルチデバイス、マルチブラウザで快適に利用


▲入力インターフェース

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。

▲UC-1 Cloud 利用イメージ

Ver.2.1.0 改訂内容<2024年 4月 16日リリース>NEW

  • 擁壁の設計・3D配筋(Ver.24.0以降)とUC-1 Cloud 自動設計 擁壁のライセンスを統合。

関連情報

◆新製品情報
UC-1 Cloud 自動設計 擁壁 Ver.2 (Up&Coming '21 新年号)
◆開発中製品情報
UC-1製品に無償統合 クラウド自動設計機能の展開 (Up&Coming '24 新年号)NEW
◆フォーラムエイト クラウド劇場
UC-1シリーズにクラウド自動設計を無償統合! (Up&Coming '24 新年号)NEW
◆製品紹介動画
製品紹介動画(当社Facebookにリンクします)
◆プレスリリース
UC-1 Cloud 自動設計シリーズ 擁壁をリリース(2019/02/13)

プログラムの機能と特長

シンプルな入力

タブレットやスマートフォン端末といった比較的小さな画面での利用を想定し、入力項目を最小限に抑え、少ない入力で概略的な計算が行えるよう対応しました。操作についても、PCやタブレット等のマルチデバイス、マルチブラウザで快適に利用できるようレスポンシブなインターフェースを用意しています。

自動設計を強力サポート

適用基準の選択や形状,土質といった最小限の条件入力のみで、自動的に選択基準に準じた設計を行います。 例えば、仮想背面位置や壁面摩擦角の設定、もたれ式擁壁が後方偏心しているために計算できない場合の対応策など、基準に応じた適切な考え方による自動設計でサポートいたします。他にも自動配筋機能も対応しており、全ての部材照査結果がOKとなる配筋状態を自動的に決定することも可能です。
さらに本製品では、土圧計算式を自動的に選定する機能で強力にサポートいたします。例えばクーロン式の適用条件を満たしていない場合には「試行くさび法」を用いた土圧算定を行います。逆に適用可能であれば、試行くさび法以外に「クーロン式(物部・岡部)」「クーロン式(修正物部・岡部)」を加えたすべての条件での計算を実際に行い、擁壁にとって最も危険な結果を示した土圧式を自動的に選択します。もちろんあらかじめ設定した土圧式や配筋情報を元に計算を行う詳細設計も可能です。

▲最小限の設定で配筋や土圧式を自動決定

▲「擁壁の設計・3D配筋」用データエクスポートに対応

数量計算、材料費の確認

本体コンクリート体積(m3)、本体型枠面積(m2)、鉄筋重量(t)の数量計算に対応しました。また「結果」→「数量」ページに『単価(円)』の入力を用意しました。ここに単価を入力すると数量値を乗じて算出した『材料費(円)』とその全てを足し合わせた『合計値(円)』が確認できます。
数量計算を行うことができない条件下では、視覚的に分かり易いように「結果」ページの「数量」メニューが赤色表示となります。

▲「数量」ページ

概算積算連携データのエクスポート

概算積算連携データファイル(拡張子:DLK)のエクスポートに対応しました。エクスポートしたファイルは「UC-1 Engineer’s Suite 積算」の 「付属機能メニュー」-「概算積算」画面の数量取込からインポートできます。これにより本製品で算出した数量結果を元に「UC-1 Engineer’s Suite 積算」にて単価データベースから該当単価を取り込みながら材料費のみならず労務費や各管理費等を考慮した概算工費の見積もりを行うことが可能です。

▲DLKファイルの連携イメージ

計算仕様

逆T型等の片持ばり式擁壁や重力式,もたれ式擁壁を対象に、常時からレベル2地震時までの安定計算及び許容応力度法による部材照査をサポートします。レベル2地震時の部材照査は震度法による照査を行います。

適用基準 土工指針(H24), 宅地防災,土地改良
形状タイプ 逆T型,L型,逆L型,重力式,もたれ式
基礎形式 直接基礎
土圧式 試行くさび法,クーロン(物部・岡部),クーロン(修正物部・岡部)
計算対象 安定計算:偏心量,滑動安全率,地盤反力度
部材照査:曲げ応力度,せん断応力度

UC-1 CloudのクラウドサービスにおけるSLA(サービス品質保証)

SLA明示項目

  1. 重大障害時の代替手段

    運用サーバは東京と沖縄の二か所のデータセンターで稼働しておりますが、いずれか一方で障害が発生した場合は、残る一方に運用を切り替えます。
    その際には、DNSのレコードを変更しサービスのURLの接続先をバックアップサーバのものに書き換えて対応します。


  2. サービス時間

    24時間


  3. 平均復旧時間

    下記を考慮して、約3~7時間程度

    1. バックアップサーバ側での更新データ(ファイル、データベース)の本サーバへのマージ
    2. DNS設定の復元

  4. サービス稼働率

    99.9 %
    <稼働率の定義>
    稼働率は、以下の計算式に基づいて算出するものとします。

    月間稼働率=(月間総稼動時間-ダウンタイム)/月間総稼動時間×100


    1. 月間総稼動時間
      720時間(30日)として計測します。
    2. ダウンタイムの考え方
      ダウンタイムとは、本サービスにおいてサーバエラーによりお客様が本サービスを利用できない時間が10分以上続く状態とします。
      ダウンタイムは、サーバ側のエラー率に基づいて計測します。
      なお、メンテナンスに伴うサービスの停止はダウンタイムとみなさず、ダウンタイムとして計測しません。
      これらの予定されたサービス停止については、停止期間5日前に予めお客様に通知します。

  5. サポート時間帯

    電話サポートは、当社営業時間内(9:00~17:30)


  6. バックアップの方法

    市販のサーバ向けバックアップソフトを使用し、ユーザのファイルを格納する保存領域を同セグメント内に設置したNAS上に、アーカイブとして一定期間おきに保存します。
    また、データベースについてはデータベースエンジン標準のバックアップ機能を利用し、同じくNAS上に一定期間おきにフルバックアップファイルを保存します。


  7. バックアップデータの保存期間

    1週間


  8. オンライン応答時間

    3秒以下


  9. ログの取得

    HTTPアクセスログおよび、アプリケーションの認証ログを保存します。
    認証ログには以下の情報を保存し、将来的にユーザがアプリケーションを利用した時間等の集計を行える機能の提供を想定しています。


    1. 接続元IP
    2. 製品情報
    3. 時刻
    4. 認証種別(認証 or 開放)
    5. 認証結果
    6. アクセス先のURL

  10. 障害通知プロセス

    監視ソフトウェアを使い、ウエブサイトへのアクセスとサーバの状況を監視しています。不正な状況が発見される場合、管理者に自動的に通知されます。
    障害内容はユーザー情報ページに掲載します。特定のユーザーに固有の障害が発生している場合はメールにて連絡します。


  11. サービス解約時にデータやAPが削除されたことを証明する方法

    現状では、アプリケーションの利用が行えなくなるのみで、データを削除した旨の自動通知(メール)は発行していませんが、利用者が希望した際にはデータを確実に削除した旨の通知(メール)を発行します。


  12. 解約時の違約金の有無


  13. SLAの変更の可否

    可能

※ 2021年4月からの消費税総額表示義務化に伴い、価格表記を「税抜」から「税込」へ移行いたします。

製品価格

本体価格

価格は税込表示です

■本体価格

製品名

価格

擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Advanced ¥396,000(税抜¥360,000)
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Standard ¥319,000(税抜¥290,000)
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Lite ¥217,800(税抜¥198,000)
擁壁の設計・3D配筋(中国基準) ¥695,200(税抜¥632,000)

■フローティングライセンス価格

本体価格の40%を追加いただくことで、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能となります。

製品名

価格

擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Advanced ¥158,400(税抜¥144,000)
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Standard ¥127,600(税抜¥116,000)
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Lite ¥87,120(税抜¥79,200)
擁壁の設計・3D配筋(中国基準) ¥278,080(税抜¥252,800)

■UC-1 Cloud 自動設計 擁壁 単体価格

製品名

価格

UC-1 Cloud 自動設計 擁壁 Ver.2
¥215,600 (税抜¥196,000)


>>ライセンス形態についての詳細はこちら

グレードアップ


グレードアップ価格

価格は税込表示です

プログラム名 対象製品 価格/種別 備考
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Advanced 擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Standard ¥92,400(税抜¥84,000) グレードアップ
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Advanced 擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Lite ¥213,840(税抜¥194,400) グレードアップ
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Standard 擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Lite ¥121,440(税抜¥110,400) グレードアップ

サブスクリプションサービス 契約価格


サブスクリプションサービス 契約価格

■サポート内容
・バージョンアップ無償提供  ・電話問合せテクニカルサポート
・問合せサポート(電子メール、FAX)  ・ダウンロードサービス  ・保守情報配信サービス  

※ライセンス管理コスト削減、製品ご利用形態ニーズ多様化への対応を充実させることを目的として、従来の保守・サポート形態からより便利な、「サブスクリプションサービス」へ順次移行いたします(2016年4月1日~)。

価格は税込表示です

対象製品 初年度 1年
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Advanced サブスクリプション 無償 ¥158,400(税抜¥144,000)
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Standard サブスクリプション ¥127,600(税抜¥116,000)
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Lite サブスクリプション ¥87,120(税抜¥79,200)
擁壁の設計・3D配筋(中国基準) サブスクリプション ¥139,040(税抜¥126,400)
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Advanced サブスクリプションフローティング ¥221,760(税抜¥201,600)
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Standard サブスクリプションフローティング ¥178,640(税抜¥162,400)
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Lite サブスクリプションフローティング ¥121,968(税抜¥110,880)
擁壁の設計・3D配筋(中国基準) サブスクリプションフローティング ¥194,656(税抜¥176,960)

■UC-1 Cloud 自動設計 擁壁 単体 サブスクリプション価格

対象製品 初年度 1年
UC-1 Cloud 自動設計 擁壁 Ver.2 無償 ¥86,240(税抜¥78,400)

レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス価格


■レンタルライセンス:短期間での利用により、低廉な価格でのライセンス利用が可能

■レンタルフローティングライセンス:ライセンスの認証をWeb経由で受ければ、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能

■レンタルアクセス:既に購入済みの製品の利用ライセンス数を増やす事が可能です。事前契約により、レンタルライセンス期間(1ヵ月~3ヵ月)の単位で自動的にライセンスが付与されます。利用実績に応じて後日請求いたします。事前申込価格として、レンタルライセンス価格の15%引きとなります。ユーザ情報ページにてお申込みいただけます。

※サービス強化、利便性向上を図る目的で「レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス」を2007年9月3日より提供を開始しました。

※レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス開始後の期間変更は出来ません。期間延長の場合は再申込となります。

レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス

価格は税込表示です

■レンタルライセンス

対象製品 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Advanced ¥178,200 ¥209,880 ¥257,400
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Standard ¥143,550 ¥169,070 ¥207,350
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Lite ¥98,010 ¥115,434 ¥141,570
擁壁の設計・3D配筋(中国基準) ¥312,840 ¥368,456 ¥451,880

■レンタルフローティングライセンス

対象製品 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Advanced ¥297,000 ¥352,440 ¥435,600
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Standard ¥239,250 ¥283,910 ¥350,900
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Lite ¥163,350 ¥193,842 ¥239,580
擁壁の設計・3D配筋(中国基準) ¥521,400 ¥618,728 ¥764,720

アカデミー価格


教育機関の関係者、研究者、学生などの教育目的のご利用に向けて、アカデミーライセンスを提供しています。

アカデミー価格

価格は税込表示です

製品名 アカデミー価格
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Advanced ¥316,800(税抜¥288,000)
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Standard ¥255,200(税抜¥232,000)
擁壁の設計・3D配筋 Ver.24 Lite ¥174,240(税抜¥158,400)
擁壁の設計・3D配筋(中国基準) ¥556,160(税抜¥505,600)

バージョンアップ開発履歴


バージョンアップ開発履歴

■バージョンアップ、リビジョンアップ(無償保守)の主な内容を一覧にしています。
旧版改訂、リバイバル版リリース時などの場合にご参考ください。

 擁壁の設計・3D配筋 Ver.24
バージョン リリース日 主なバージョンアップ内容
24.0.0 24/04/16
  1. 擁壁の設計・3D配筋とUC-1 Cloud 自動設計 擁壁(Ver.2.1以降)のライセンスを統合。(Lite版)
    本製品のライセンスにて、PCやタブレット端末等でUC-1 Cloud 自動設計 擁壁を無償で利用することが可能です。フローティングライセンスの場合、端末の種類を問わずブラウザでご利用いただけます。
  2. L2地震時照査(保耐法)拡張(Advanced版)
  3. U型擁壁の受働土圧(試行くさび法)対応(Standard版)
  4. U型擁壁の内壁形状拡張(Lite版)
  5. 盛土等防災マニュアル(令和5年11月版)対応(Lite版)
 UC-1Cloud 自動設計 擁壁 Ver.2
バージョン リリース日 バージョンアップ内容
2.1.0 24/04/15
  1. 擁壁の設計・3D配筋(Ver.24以降)とUC-1 Cloud 自動設計 擁壁のライセンスを統合。
2.0.0 20/12/23
  1. 設置位置のみの指定で最適擁壁を提案する機能に対応
  2. 数量計算対応
  3. 「概算積算連携データ(拡張子:DLK)」保存対応
1.0.0 20/02/10 新規リリース

動作環境


動作環境

OS Windows 10 / 11
CPU Intel Coreシリーズおよび完全互換のあるCPU
必要メモリ(OSも含む) OSのシステム要件を満たし、問題なく動作する環境
必要ディスク容量 32bit版:約500MB以上(推奨約600MB以上)
64bit版:約800MB以上(推奨約900MB以上)
ディスプレイ(画面解像度) 1024×768以上
入力データ拡張子 F8R、F4O
<旧データ>RWI、ARWI
ファイル出力 HTML、VRML、3DS、PSX、SFC、P21、DXF、DWG、JWW、JWC、TSD、XPR
F8出力編集ツール対応:TXT、HTM、 PPF、DOC、 DOCX、XLSX、XLS、PDF、 JTD、JTDC
他製品との連動 <連動>
   基礎の設計・3D配筋
<保存>
   UC-win/Road(3DS、VRML)
   UC-Draw(PSX、TSD)
   基礎連動ファイル(XPR)
   3D配筋CAD
   Allplan
備考 調表出力対応
連動にはF8 COM SERVERが必要

製品購入/お問い合わせ窓口


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■FORUM8 オーダーページで購入

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画面サンプル

▲メイン画面

▲段差フーチング

▲3D拡大表示

▲初期入力

▲改良深さ、改良幅

▲衝突・風荷重

▲崩壊土

▲危険水位

▲危険水位確認

▲組み合わせ入力

▲重力式擁壁-裏法付加

▲土砂形状入力(仮想背面)

▲フーチング照査位置の入力画面

▲図面編集(逆T式擁壁)

▲3D配筋機能 拡大表示(逆T式擁壁)

▲IFC形式-逆T型杭基礎

▲Allplan形式-逆T型直接基礎

▲杭断面力計算結果

出力例

▲印刷プレビュー(詳細出力)

▲結果詳細判定表示

▲計算結果(杭の安定計算)印刷プレビュー

▲印刷プレビュー(数量計算書)

▲設計調書印刷プレビュー

▲図面出力例(開口部あり)

▲図面出力例(平面折れあり)


PDF出力例 (3D PDF対応の3次元モデル挿入)

 
「土木構造物標準設計第2巻 擁壁類」 「逆T型擁壁」 03-RCT-001-H12の例
 ( 35P, 485KB )
「土木構造物標準設計第2巻 擁壁類」 「重力式擁壁」 03-RG-01-H12の例
 ( 15P, 201KB )
「土地改良事業標準設計図面集 擁壁工」 利用の手引き 「混合擁壁」の設計計算例
 ( 32P, 575KB )

側壁高さ,盛土勾配が異なり、偏土圧が作用する「U型擁壁」の計算例
 ( 63P, 1,241KB )

「土地改良事業設計指針ため池整備」の「洪水吐の安定計算」の設計計算例
 ( 65P, 1,448KB )

衝撃力と崩壊土を考慮した「重力式擁壁」の設計計算例
 ( 31P, 480KB )

危険水位を考慮した「もたれ式擁壁」の設計計算例
 ( 29P, 478KB )

「大型ブロック積み擁壁設計・施工マニュアル」 切土部擁壁の例
 ( 22P, 350KB )

宅地防災マニュアルに準拠した「逆T式擁壁」の計算例
 ( 47P, 780KB )

「逆T式擁壁」の杭基礎の計算例
 ( 54P, 945KB )

側壁高さ,盛土勾配が異なり、偏土圧が作用する「U型擁壁」の計算例
 ( 54P, 921KB )

「逆T式擁壁」の段差フーチングの計算例
 ( 42P, 574KB )

Q&A(製品評価や導入の際に役立つQ&Aです)

適用形状は?

形状:逆T型(2種)、逆L型(2種)、L型(2種)、重力式(2種)、もたれ式(4種)、ブロック積、混合擁壁、任意形状
図面作成:逆T型、L型、逆L型、U型、重力式、もたれ式、ブロック積



Lite・Standard・Advancedの違いは?

製品構成

Lite Standard Advanced
安定計算
許容応力度法
限界状態設計法
片持ち梁式、重力式、もたれ式、ブロック積、混合擁壁、任意形
U型擁壁
全体安定の検討
保耐法によるレベル2照査
杭種拡張
鉄道基準
改良深さ・改良幅計算
円弧すべり土圧
二切土土圧
複数土質時の土圧
縦断変化点毎の検討
フーチング尻下がりの照査
  1. 杭基礎の設計、基礎の設計計算と連動。
  2. 地盤改良の設計計算、置換基礎の設計計算への地層データエクスポート。
  3. 基礎連動(*.XPR)ファイルエクスポート。
  4. 基礎設計に用いるデータをXML形式のファイルとして保存。置換基礎の設計計算、地盤改良の設計計算で、このファイルを読み込む(インポート)ことにより、本プログラムで入力、計算した基礎設計用データを取り込める。

レベル2地震時照査(保耐法照査)について

保耐法照査(Advanced機能)
平成24年の道路土工 擁壁工指針改訂により、大規模地震動がレベル2地震動という表記に変更されましたが、照査内容については従来からの変更はありませんでした。しかしながら、地震時保有水平耐力法(以下、保耐法)での照査は今後増えていくものと考えられます。そこで、「河川構造物の耐震性能照査指針」や「道路橋示方書」を参考に保耐法によるレベル2地震時照査に対応しました。



適用基準及び参考文献は?

適用基準

土工指針 (社)日本道路協会、道路土工 擁壁工指針 平成11年3月
(社)日本道路協会、道路土工 擁壁工指針 平成24年7月
道路橋示方書 (社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 IV下部構造編 平成24年3月
(社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 V耐震設計編 平成14年3月
設計要領 東・中・西日本高速道路、設計要領 第2集-擁壁編- 平成28年8月
東・中・西日本高速道路、設計要領 第2集 -擁壁編・カルバート編- 令和元年 7月
東・中・西日本高速道路、設計要領 第2集 -擁壁編・カルバート編- 平成18年 4月
東・中・西日本高速道路、設計要領 第2集 -橋梁建設編- 平成28年 8月
東・中・西日本高速道路、設計要領 第2集 -橋梁建設編- 平成18年 4月
標準設計 (社)全日本建設技術協会、土木構造物標準設計 第2巻 解説書(擁壁類) 平成12年9月
(社)全日本建設技術協会、土木構造物設計ガイドライン 平成11年11月
農林水産省構造改善局、土地改良事業標準設計図面集「擁壁工」 平成11年3月
土地改良 農業土木学会、土地改良事業計画設計基準設計「農道」基準書・技術書 平成17年3月
農林水産省農村振興局整備部設計課、土地改良事業計画設計基準及び運用・解説
設計「水路工」基準・基準の運用・基準及び運用の解説 平成26年3月
農林水産省農村振興局、土地改良事業計画設計基準 設計「水路工」基準書・技術書 平成13年2月
宅地防災 ぎょうせい、宅地防災マニュアルの解説 第三次改訂版 令和4年4月
ぎょうせい、宅地防災マニュアルの解説 第二次改訂版 平成19年12月
大阪府建築都市部建築指導室、擁壁構造設計指針 平成14年5月
鉄道基準 鉄道総合技術研究所、鉄道構造物等設計標準・同解説 土留め構造物 平成24年1月
鉄道総合技術研究所、鉄道構造物等設計標準・同解説 基礎構造物 平成24年1月
鉄道総合技術研究所、鉄道構造物等設計標準・同解説 コンクリート構造物 平成16年4月
鉄道総合技術研究所、鉄道構造物等設計標準・同解説 耐震設計 平成24年9月
森林土木 高知県版 森林土木構造物標準設計(擁壁編) 平成27年10月
(財)林業土木コンサルタンツ、森林土木構造物標準設計 擁壁I 平成9年3月
自治体基準 東京都、都市計画法・宅地造成等規制法・開発許可関係実務マニュアル 平成22年4月
横浜市、宅地造成の手引き 平成24年4月
名古屋市、宅地造成工事技術指針 平成20年4月
京都市、京都市開発技術基準 平成21年3月
川崎市、宅地造成に関する工事の技術指針 平成22年10月
広島市、広島市開発技術基準 平成21年4月
札幌市、宅地造成の手引き 平成26年2月
神戸市、宅地造成工事許可申請の手引き 技術基準編 平成23年4月
大阪府、擁壁構造設計指針(改訂版) 平成26年4月
福岡市、福岡市開発技術マニュアル 平成28年4月
BIM/CIM基準要領 国土交通省 3次元モデル成果物作成要領(案) 令和3年3月
国土交通省 CIM導入ガイドライン(案) 令和2年3月
国土交通省 3次元モデル表記標準(案) 令和2年3月
CAD 国土交通省 CAD製図基準 平成29年3月
NEXCO CADによる図面作成要領(案) 平成29年9月
土木学会 土木製図基準 平成15年5月

参考文献

  1. 林道技術基準の解説・参考(溶込版) 令和3年3月
  2. (社)日本道路協会、落石対策便覧 平成29年 12月
  3. (社)日本道路協会、杭基礎設計便覧 平成19年 1月
  4. (社)土木学会四国支部、大型ブロック積擁壁 設計・施工マニュアル 平成16年 6月
  5. (社)日本河川協会、建設省河川砂防技術基準(案)同解説 設計編[1] 平成 9年10月
  6. 現代理工学出版、もたれ式・ブロック積擁壁の設計と解説 平成 2年 3月
  7. 理工図書、続・擁壁の設計法と計算例 平成10年 10月
  8. (財)林業土木コンサルタンツ、森林土木構造物標準設計 擁壁 I 平成 9年 3月
  9. (社)土木学会、[2002年制定]コンクリート標準示方書 構造性能照査編 平成14年 3月
  10. 理工図書、EPS工法 発泡スチロール(EPS)を用いた超軽量盛土工法 平成10年 8月

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