■国土交通データプラットフォーム 最新版 ver.1.4の新機能
国土交通データプラットフォームのシステムでは、国土に関するデータ、経済活動に関するデータおよび自然現象に関するデータを検索・表示・ダウンロードすることができ、APIによりデータが最新の状態で提供されるようになっています。2021年5月17日にはver.1.4がリリースされ、直轄工事について新たに平成30年度発注工事の点群データやBIM/CIMモデルが追加され、プラットフォーム上で利用できるようになりました。
追加・更新データおよび機能
■直轄工事のデータ
BIM/CIMデータ、3次元点群データ(電子納品保管管理システム)
地図上でダウンロードアイコンをクリックすると元ファイルがダウンロード可能。BIM/CIMモデルの場合はビューワ上で外形を表示できる。
■地方公共団体工事のデータ
電子納品データ(My City Construction)
受注者が検査前に電子納品成果をアップロードすることで、点群データやUAV撮影データ等を円滑に表示・検索できる、低コストで包括的なオンライン型電子納品システム。今回200件のデータを追加。
■災害関連のデータ
統合災害情報システム(DiMAPS)
地震・風水該当の災害時に、関係部局からの被害報告やたシステムの情報をWeb地図上に集約し統合表示するシステム。額の全体像含め災害対応に必要な情報を迅速に把握できる。
鉛直積算雨水量等(情報通信研究機構・防災科学技術研究所→SIP4D経由)
雨量観測所、水位流量観測所位置データ(水文水質データベース)
■情報発信機能の更新
3次元点群データと台帳データとの連携モデル
現場の状況を3Dビューワ上で視覚的に把握でき、かつ幅員や高さ等の計測に対応。ジオタグ連携による地図や画像からの施設台帳検索、電柱等の専用物件情報との連携などが可能となった。
デジタル道路地図データベース(DRM-DB)
通行規制、路上工事、事故、重体、災害等の道路交通関連情報を官民が共通で利用できるよう、位置IDが関連付けられたデジタル道路地図。
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