| Support Topics | ||
| サポートトピックス・CAD/UC-1シリーズ | ||
|
||
|
「地盤改良の設計・3DCAD」では、土木基準として「陸上工事における深層混合処理工法設計・施工マニュアル」に準じた深層混合処理工法の設計を行うことができます。ここでは、土木基準における設計手法の使い分けや選択の方法についてご紹介します。 設計手法 設計手法としては、大きく「複合地盤的設計手法」と「構造物的設計手法」に分類されます。この設計手法は、主に改良体の配置形式によって使い分けられます。 構造物的設計手法(ブロック式改良地盤の設計) 改良体をラップして壁式またはブロック形式とし、改良体を一種の地中構造物として設計する場合に適用します。 改良体が一体として外力に抵抗するため、全体的にも内部的にも安定性が高く水平力に対する変形が小さいことが特徴です。 構造物下の設計の場合、製品では擁壁下の改良を前提としており、右側に主働土圧、左側に受働土圧が作用するものとして入力を行います。そのため、擁壁以外の構造物下の改良を検討する場合に、「偏土圧が発生しない改良体を土木基準の構造物的設計手法で設計できますか」とのお問い合わせをいただくことがあります。 偏土圧を考慮しない場合については、以下の入力方法が考えられます。
複合地盤的設計手法(杭式改良地盤の設計) 改良体を杭形式で配置し、改良体と無改良地盤との複合地盤として設計するに適用します。 すべり破壊の防止、沈下量の低減、支持力の増加、側方変位量の低減を目的として広く行われます。 製品においては、「盛土下の改良」「構造物下の改良」を選択することができます。 |
(Up&Coming '26 新年号掲載)

LOADING