フォーラムエイトは2019年8月9日にSDGsミッションを公開し、ソフトウェア開発を通したSDGs貢献についての方針と活動内容を発表しました。さらに、デジタルツインを展開するWebプラットフォームシステムF8VPS(フォーラムエイト・バーチャルプラットフォームシステム)や完全クラウドのUC-1 Cloud自動設計の開発・提供などに伴い、SDGsミッションの内容を順次更新・拡張しています。 第18回 スポーツ応援企業! スポーツ支援を通じた持続可能な社会の実現 交通安全や環境保全に貢献するモータースポーツをサポート フォーラムエイトは、安全安心なモータースポーツの定着に期待し、2021年からFIA世界ラリー選手権(WRC)日本ラウンドの1社単独オフィシャルタイトルパートナーとして大会に全面協力しています。 昨年11月の『FORUM8 Rally Japan 2023』開催期間中は会場の豊田スタジアムに企業ブースを出展。廃棄物問題を身近に感じてもらうために、VR空間で海中ごみ拾いを体験できるシミュレータをはじめ、様々な展示を実施しました。 さらに、「バーチャルフォーラムエイトラリージャパン2023」として、誰でも楽しむことができるメタバースを公開。豊田スタジアム特設コースや開催市町PRブースなどを多くの方に体験いただきました。 『FORUM8 Rally Japan 2024』は11月21日(木)~24日(日)の開催です。本年もフォーラムエイトはラリージャパンをサポートします。
環境負荷を軽減! FIA環境認証プログラム3つ星を獲得 『FORUM8 Rally Japan2023』は、FIA(国際自動車連盟)環境認証プログラムにおいて、最高ランクとなる3つ星を獲得しました。
FIA環境認証プログラムとは、モータースポーツ界全体で環境への負荷を軽減し、持続可能な未来を実現するための取り組みで、組織が持続可能性を重要視し、積極的に行動していることを示すための認証制度です。このプログラムでは、環境に及ぼす影響を最小限に抑えるための方針や実践を定め、環境に配慮した運営を推進。廃棄物管理、エネルギー使用の最適化、持続可能な輸送手段の利用など17のセクションの審査を受け、三段階で格付けされます。
スリースターレベルに到達するには、ワンスターおよびツースターレベルのすべての必要なステップを達成しなければなりません。FIAの認証を受けたイベントは、環境に対する影響を最小限に抑え、環境に配慮した運営が行われていることが保証されます。 ラリージャパンの取り組みとフォーラムエイトの関連ソリューション 1. クリーンエネルギーを使用した大会運営 メイン会場である豊田スタジアムの電力は、水素発電、太陽光発電を利用し、100%クリーンエネルギーを達成しています。
クリーンエネルギー推進に関するフォーラムエイトのソリューションとして、VRを活用した計画検討・合意形成の活用事例があります。太陽光発電パネルによる反射光など周囲の建物への影響をシミュレーションしたり、風力発電事業の推進にあたって景観や騒音、施工方法の検討を行ったりすることが可能です。
2. 環境に優しい素材の積極的な使用 大会で使用する素材は、環境配慮素材を積極的に活用しています。
3. 地元の小中学生への環境教育 関係自治体の小中学生に対して、ラリーの魅力を伝えるとともに、持続可能な社会を考える機会を提供しています。
環境教育、安全運転教育に活用できるソリューションとして、フォーラムエイトでは、UC-win/Roadの走行ログにより二酸化炭素排出量を計算し結果表示する「ECOドライブ」や、運転中の危険場面や注意場面を体験できる「安全運転シミュレータ」など、様々なシミュレータシステムを提供しています。
4. 山林の保全 大会を通して、森林が果たす役割、山村の魅力を国内外に発信しています。 モータースポーツ文化を支援しサスティナブルへ貢献! 今後も、モータースポーツ文化を支援すると共に、これらの製品・ソリューションの提供を通じて、サスティナブルへの貢献やSDGsの達成に貢献していきます。 |
(Up&Coming '24 盛夏号掲載) |
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