ラーメン式橋台の設計計算(部分係数法・H29道示対応) Ver.3 バージョン更新内容

2024年 09月 11日 更新

Ver.3.00.00更新日:'21.03.31

機能拡張

  • 本製品単独の杭基礎において、杭基礎設計便覧(令和2年9月)に対応しました。
    1)杭頭結合部の押抜きせん断照査
    2)杭頭結合部のカットオフ照査
    3)安定計算の腐食代の取扱い
    4)プレボーリング工法 押込み支持力の周面摩擦力の控除範囲拡張
    5)杭頭接合部の仮想鉄筋コンクリート断面(耐荷性能の照査)の降伏曲げモーメントの特性値Mycの扱い
    上記1),3)の修正により、旧バージョンと結果に相違が生じる場合があります。
  • 計算:部材種類の選択(一般/気中/水中)を拡張しました。
    胸壁は前背面,竪壁は照査位置及び前背面,底版は前趾後趾上下面,翼壁は部材照査位置毎に指定が可能です。
  • 計算:受台のコーベルとしての計算に対応しました。

機能追加

  • 計算書の「結果詳細」において、震度算出・杭基礎製品の書式を統合し出力できるようにしました。
    ※震度算出製品との連携時は、「連動データの設定」画面の「設計計算書データを付加する」をチェック(レ)して下さい。
    ※杭基礎製品との連動時は、「出力項目の設計(結果詳細)」画面の「基礎製品の計算書を統合」をチェック(レ)して下さい。
  • 計算:橋座の設計において、台座を有する形状への対応を行いました。
  • 計算:付属設計において、一基下部構造の固有周期算出機能を追加しました。

機能改善

  • 入力:メイン画面の3D描画から躯体形状のIFCファイル出力を行えるようにしました。
  • 計算:翼壁の設計において、地表面載荷荷重をケース毎に入力できるように拡張しました。
  • 計算書:結果詳細計算書において、上部工反力の項目で荷重の種類が異なる場合は、数値が同じでも別々に表示するようにしました。

不具合対策

  • 計算:フーチングせん断位置の照査において、付け根位置と照査位置で曲げの方向が異なる場合に有効高が照査位置の曲げモーメントの向きで計算されていたのを修正しました。
  • 計算:頂版設計時に、底版部材のσckを参照していたのを修正しました。

ヘルプ修正

  • ヘルプ修正
    • バージョン及び改良点-Ver.3.0.0について
    • プログラムの機能概要-適用基準及び参考文献
  • 操作方法
    • 『入力』モードの操作-基礎(杭頭結合部)
    • 『入力』モードの操作-基礎(算出オプション)
    • 『入力』モードの操作-考え方(胸壁設計,翼壁設計,地覆設計,踏掛版の設計・受け台,落橋防止の設計)
  • 計算理論および照査の方法
    • 安定性の照査
      1)杭基礎-杭とフーチングの接合部の照査
    • 踏掛版の設計、受け台の設計-受け台の設計

Ver.3.00.01更新日:'21.08.04

機能改善

  • 計算書:結果詳細計算書に表示する上部工反力の水平力の地震時のコメントについて、地震ケース以外の場合はコメントを表示しないようにしました。

不具合対策

  • 計算:軸方向力を考慮する部材のせん断力の耐久性能照査において、コンクリートが負担できるせん断力Scdに誤りがあったのを修正しました。
  • 結果確認、計算書:橋軸方向または直角方向のみ照査する荷重ケースがあるときに、杭基礎の結果が正しく表示されない場合があるのを修正しました。
  • 設計調書:レベル2地震時の底版照査結果が表示されない場合があるのを修正しました。
  • 計算書:パラレル翼壁の下端部に水平部がある形状の翼壁の計算書において、土砂の補正高を指定した際のせん断力Pwの計算値に土砂の補正高を考慮しない値が表示されているのを修正しました。
  • 入力:上部工反力及び地表面荷重のケース数を変更した際に、「永続/変動作用時の荷重ケース」画面のデータチェックにかからないケースがあったのを対策しました。

ヘルプ関連

本体プログラム

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.3.0.1について

Ver.3.00.02更新日:'22.02.08

機能改善

  • 入力:「付属設計」-「翼壁の設計」において、曲げ引張応力度の制限値の入力範囲の下限値を70に変更しました。
  • 計算書:突起時の滑動照査の出力において、tanφが小数点以下1桁となっているのを3桁まで表示するようにしました。

不具合対策

  • 入力:橋台単独の杭基礎において、「考え方」-「安定計算」画面の「Kv算出時の杭長の扱い」は計算に不使用のため表示しないようにしました。
  • 計算:杭基礎連動で液状化有無同時考慮のとき、荷重ケースの圧縮処理に問題があり、杭反力が正しく取得できない場合があったのを修正しました。
  • 計算:単独設計の杭基礎の計算において、杭体突出部に慣性力を考慮としていても計算に考慮されていなかったのを対策しました。
  • 計算:単独設計の杭頭接合部の計算において、杭頭Mと地中部Mの大きい方を選択した場合に、設計曲げモーメントが正しく取得されない場合があるのを修正しました。
  • 計算:落橋防止構造の支圧応力度の計算において、係数ξ1の扱いを偶発作用時の値を用いるように修正しました。
  • 計算:杭基礎単独計算で、杭頭モーメントが負のとき、杭頭接合部の総括表の判定が正しくなかったのを修正しました。
  • 結果確認:杭基礎の液状化有無同時考慮の検討時に、「構造解析」結果確認画面で、[反力],[変位],[BM],[AF],[SF]のボタンを押す度に、表示される結果が変わってしまうのを修正しました。
  • 計算書:底版下面に突起がある形状において、安定計算の水平荷重に対する抵抗の限界状態3が表示されない場合があったのを対策しました。
  • 設計調書:翼壁のせん断補強鉄筋の表示において、せん断補強鉄筋がない場合においてD部のせん断補強鉄筋が表示されるのを対策しました。

ヘルプ関連

本体プログラム

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.3.0.1~3.0.2について
  • 計算理論及び照査の方法
    • 胸壁の設計-落橋防止構造を取り付ける場合の照査

Ver.3.00.03更新日:'22.04.08

不具合対策

  • 入力:「基準値-計算用設定値」画面の支持力の制限値について、最大周面摩擦力度の上限値(中掘杭,砂質土)が120(kN/m2)となってたのを100(kN/m2)に修正しました。
  • 計算:「荷重-翼壁設計」画面の載荷荷重が正しく計算に反映されない場合があったのを修正しました。
  • 計算:橋軸直角方向の照査において、地震時の慣性力が考慮されない場合があったのを修正しました。
  • 計算:単独の杭基礎で、杭頭仮想RC断面の耐荷性能の照査が不要なケース(1.0(D+L))にも照査を行っていたのを修正しました。
  • 結果確認:突起設計の結果表示で、直角方向のみ照査するケースの結果も表示されるのを修正しました。
  • 結果確認:直角方向安定計算の偏心量の結果表示が、橋軸方向の結果となっていたのを修正しました。
  • 計算書:結果詳細計算書において胸壁設計の土圧係数が0と表示される場合があったのを修正しました。
  • 計算書:結果一覧計算書において、直角方向の安定計算の結果が出力されないのを修正しました。

ヘルプ関連

本体プログラム

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.3.0.1~3.0.3について

Ver.3.00.04更新日:'22.07.01

機能改善

  • Web認証の安定性を改善しました。

不具合対策

  • 計算:頂版のコンクリート材料の指定が断面照査時に反映されない(底版コンクリートを参照している)のを修正しました。

ヘルプ関連

本体プログラム

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.3.0.1~3.0.4について
  • 操作方法
    • 『入力』モードの操作-考え方-考え方(部材共通)
  • 計算理論及び照査の方法
    • 断面計算-最大鉄筋量の照査

Ver.3.00.05更新日:'22.10.14

不具合対策

  • 計算:底版傾斜がある場合や底版中央部と後趾の高さが違う場合に、側面土砂のブロック割が正しく行われない場合があったのを修正しました。
  • 計算:頂版および背面土砂に勾配があり、胸壁高より後壁の方が高い場合に、頂版への輪荷重が計算時に考慮されないのを修正しました。
  • 計算:翼壁の設計において、D+TH+EQの照査をしない場合に自動配筋に失敗するのを対策しました。
  • 入力:段差フーチング時の連動制限(杭基礎の設計・3D配筋とは連動不可)のデータチェックに不備があったのを修正しました。

ヘルプ関連

本体プログラム

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.3.0.1~3.0.5について
  • 操作方法
    • 『入力』モードの操作-考え方-考え方(部材共通)

Ver.3.01.00更新日:'22.12.27

機能改善

  • 計算:雪荷重の入力に対応しました。
    • 上部工反力:道路橋示方書Ⅰ P.47の作用の組合せ以外でも雪荷重SWのケースを考慮できるようにしました。
      作用の組合せ以外のケースでは、荷重係数・組合せ係数は1.0として計算に考慮します。
      雪荷重の慣性力作用位置は、上部工反力作用位置と別に指定できます。
    • 地表面荷重:地表面荷重と同じ荷重係数・組合せ係数を用いる場合は地表面荷重に雪荷重を入力します。雪荷重の荷重係数・組合せ係数を用いる場合は、雪荷重に入力します。
    • 胸壁設計 :雪荷重の入力を追加しました。胸壁、受け台、踏掛版において、作用力計算時に雪荷重の荷重係数・組合せ係数を用いて計算を行います。
  • 計算:受け台のせん断照査位置において、無しを選択できるようにしました。
  • 計算書:結果詳細計算書において、胸壁の設計,受台の設計,踏掛版の設計の計算書の書式を変更しました。1.0(D+L)のケースでも荷重係数・組合せ係数を表記するようにしました。
  • 入力:任意荷重の入力を20ケースまで入力可能としました。
  • 設計調書:翼壁において、耐久性能と耐荷性能の照査断面位置を表示するようにしました。
  • 設計調書:フーチングにおいて、レベル2地震時の書式を橋脚と合わせた書式に変更しました。
  • 設計調書:下部工設計調書 下部工設計条件および材料総括(1)の出力書式を追加しました。
  • 64bitに対応しました。※x64版のみ

ヘルプ関連

本体プログラム

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.3.1.0について
  • 操作方法
    • 『入力』モードの操作-荷重-荷重(上部工反力)
    • 『入力』モードの操作-荷重-荷重(地表面荷重)
    • 『入力』モードの操作-考え方-考え方(胸壁設計,翼壁設計,地覆設計,踏掛版の設計・受け台,落橋防止の設計)

Ver.3.01.01更新日:'23.03.17

不具合対策

  • 計算:柱部材の最大鉄筋量照査において、My,Mu比較判定が正しくない場合があるのを修正しました。
  • 計算:杭基礎のとき、底版中央部のせん断スパンの扱いを(側壁間/2)にしても、せん断スパンによる係数Cds,Cdcが考慮されないのを修正しました。
  • 計算:レベル2地震時の底版中央部の計算において、フレームモデルの任意荷重に部分係数が考慮されないのを修正しました。
  • 計算書:レベル2地震時の底版(前後趾)照査で、杭反力が出力されない場合があるのを修正しました。
  • 計算書:レベル2地震時の底版中央部照査で、上部工反力の鉛直力にも部分係数が考慮されていないのを修正しました。

機能改善

  • 入力:調表ライブラリのインストールを製品インストール時に行うようにしました。
    ※本製品をアンインストールした際には、再度「調表ライブラリ」をインストールする必要がある場合があります。

ヘルプ関連

本体プログラム

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.3.1.1について

Ver.3.01.02更新日:'23.05.11

不具合対策

  • 計算:踏掛版の最大鉄筋量照査で、使用鉄筋量が二重計上されてしまうのを修正しました。
  • 計算:橋座高さと頂版下面の高さが等しいとき、橋座面位置のブロック割が正しく行われない場合があるのを修正しました。
  • 計算:パラレル翼壁の部材種類を区間ごとに指定して翼壁下端に水平部分がある場合に、e-f区間ではなくa-b区間の部材種類を参照していたのを修正しました。

機能改善

  • 翼壁の設計の計算書において、基準として2辺固定版(設計要領)を選択しているときにA部のせん断力の結果を表示するようにしました。

ヘルプ関連

本体プログラム

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.3.1.2について

Ver.3.01.03更新日:'23.06.14

機能改善

  • 入力:「荷重-上部工反力」「荷重-地表面荷重」画面のガイド図において、入力された荷重のみ表示するようにしました。

不具合対策

  • 計算:受け台を検討で有効高の変化を考慮したとき、結果確認画面と結果一覧計算書のせん断力値が有効高の変化を考慮していない値になっていたのを修正しました。
  • 結果確認:不要な単位系切替ボタンを非表示にしました。

ヘルプ関連

本体プログラム

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.3.1.3について

Ver.3.01.04更新日:'23.08.10

機能改善

  • 「深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.4」との連動に対応しました。

不具合対策

  • 結果確認:ラーメン部材の照査位置を削除しても、結果確認画面で照査位置の結果が表示されることがあったのを修正しました。

ヘルプ関連

本体プログラム

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.3.1.1~3.1.4について

Ver.3.01.05更新日:'23.10.11

不具合対策

  • 入力:「荷重-永続/変動作用時の荷重ケース」の「荷重一覧」画面の載荷荷重が正しく表示されていないケースがあるのを修正しました。
  • 計算:「考え方-安定計算」画面で受け台重量を考慮(躯体に加算)する設定にしているとき、震度連携時の剛性モデルにおける竪壁の重量が正しくなかったのを修正しました。

ヘルプ関連

本体プログラム

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.3.1.1~3.1.5について

Ver.3.01.06更新日:'24.01.19

機能改善

  • 「荷重-偶発(レベル2地震動)の荷重ケース」画面のデータチェックを強化(地表面荷重のチェック状態)しました。

不具合対策

  • 計算:レベル2地震時の底版断面照査時の断面力が、単位幅ではなく全幅の断面力で計算される場合があるのを修正しました。
  • 計算:端接合部の照査において、耐久性能のσsaの値が正しく考慮されない場合があるのを修正しました。
  • 結果確認:「結果確認-部材設計-翼壁断面計算」画面を開くときに、エラーが発生する場合があるのを修正しました。
  • 計算書:詳細計算書の出力(側壁・頂版の設計、底版中央部の設計)において、エラーが発生する場合があるのを修正しました。

ヘルプ関連

本体プログラム

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.3.1.1~3.1.6について

Ver.3.01.07更新日:'24.06.19

不具合対策

  • 計算:翼壁FEM解析時に、考え方画面のD部のせん断力の扱い(最大値/平均値)の選択が、曲げモーメントの扱いと同じになっているのを修正しました。
  • 計算書:底版のせん断補強鉄筋の材質に、主鉄筋と同じ材質が出力されるのを修正しました。
  • 計算書:落橋防止構造の照査を不静定構造で行うとき、常に背面側の鉄筋が表示されるのを修正しました。
  • 計算書:落橋防止構造の照査を不静定構造で行うとき、不要なモーメント算出式が表示されるのを修正しました。
  • 計算書:プレボーリング杭のときの極限支持力算出式の表示に誤りがあるのを修正しました。
  • 計算書:杭基礎の周面摩擦力算出で、地層データの表の粘着力がずれて表示される場合があるのを修正しました。
  • 計算書:最大鉄筋量の照査を行う設定のとき、NGの項目がないのに竪壁部材の耐荷性能の照査でNG表示となるのを修正しました。

ヘルプ関連

本体プログラム

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.3.1.1~3.1.7について

Ver.3.01.08更新日:'24.08.13

不具合対策

  • 入力:付属設計の翼壁設計において、多層を指定したときのD+TH+EQケースの土圧係数がファイルから正しく読み込まれないのを修正しました。
  • 計算:落橋防止構造(不静定構造)の照査で、曲げ照査におけるMy,Muの算出が正しくないのを修正しました。
  • 計算:落橋防止構造(不静定構造)の照査で、片持ち梁としてのせん断力によりせん断照査を行っていたのを修正しました。
  • 結果確認:橋軸段差フーチングのL2底版照査における判定(アイコン色)に誤りがある場合があったのを修正しました。

ヘルプ関連

本体プログラム

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.3.1.1~3.1.8について

Ver.3.01.09更新日:'24.09.11

機能改善

  • 入力:「基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.8」との連動に対応しました。
  • 計算:上部工反力のモーメント荷重Mx,Myにおいて、EQ時に死荷重(D)時の荷重係数の考慮した上で地震の影響(EQ)の荷重係数を考慮するようにしました。

不具合対策

  • 設計調書:基礎工調書(直接基礎)にて、照査方向の直角方向が橋軸方向と表示されているのを修正しました。

ヘルプ関連

本体プログラム

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.3.1.1~3.1.9について

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