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国交省の機能要件に対応した発注者/受注者の情報共有システム |
●新規価格
220,000円(税抜 200,000円)
●リリース2024年9月
はじめに
国土交通省は情報共有システムを介して、受注者が設計業務や公共工事の電子データを納品するオンライン電子納品を開始しました。FORUM8では、「業務履行中における受発注者間の情報共有システム機能要件」(https://www.cals-ed.go.jp/mg/wp-content/uploads/kinoyoken_gyoumu15_yoken.pdf)に対応したWebアプリケーション「情報共有システム(オンライン電子納品)」をリリースいたします。ここでは「情報共有システム(オンライン電子納品)」についてご紹介します。
情報共有システム
発注者と受注者は情報共有システムを介して、情報の共有を行います。受発注者はワークフローの発議を通して、情報の交換、確認、承認や差し戻しを行えます。また、掲示板を通してコミュニケーションを図ることができます。
図1 発議ワークフロー |
書類管理機能では、電子納品物の管理が可能です。同時編集の防止や履歴管理機能により誰が編集したかを把握出来るほか、削除の取り消しがおこなえます。上書きした場合でも履歴から上書き前のファイルをダウンロードできます。登録できるファイルサイズの上限は、プロジェクト毎に設定可能です。複数のプロジェクトを同時に扱うことができ、その際の総容量は標準で50GBとなります。
登録されたPDFやJpegの画像ファイルのプレビューはもとより、点群ファイル(LAS)、IFCファイルのプレビューを表示できます。
図3 点群データプレビュー(中央)IFCデータプレビュー(右) |
オンライン電子納品機能
納品データを情報共有システムに保存し、情報共有システムのAPIを介して、保管管理システムに登録することで、納品をおこなえます。
FORUM8製品との連携
今後、「情報共有システム(オンライン電子納品)」の契約者には、対応した製品より本製品の書類管理にファイルを直接アップロード/ダウンロードする機能を提供します。これにより、編集中のファイルの保存、履歴の管理が可能になります。また、電子納品を行う際に改めてファイルをアップロードする手間を省くことができます。
今後について
今回、「情報共有システム(オンライン電子納品)」の初版として「業務履行中における受発注者間の情報共有システム機能要件」に対応したものをリリースします。今後は、「工事施工中における受発注者間の情報共有システム機能要件」(https://www.cals-ed.go.jp/mg/wp-content/uploads/kinoyoken_rev55_yoken.pdf)への対応を進めるとともに、既存機能についても継続的に改良を行っていきます。
(Up&Coming '24 秋の号掲載) |
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