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サポートトピックス・Shade3D | ||
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Shade3Dに限らず3DCG全般でも言えますが、制作する形状は、使用する用途によりモデリング方法が異なります。例えば、レンダリングでイメージ制作を目的としている場合や3DプリンタのSTL、メタバースのglTF形式を利用してShade3D以外にデータを移行することなどが挙げられます。 また、制作する形状データは、制作者の資産とも言えるもので様々なシーンに流用し、制作時間の短縮などコスト面を考慮してモデリングする必要があります。 なかでも、重要視する機能がブーリアン機能です。モデリングする際に原型を形成する時に必ず使用する機能であることや、Shade3Dで制作されたデータを他のアプリケーションへ出力する際は、最終的にはポリゴンメッシュやNURBSへ変換され原型を維持するためにも欠かせない機能にもなりますので、今回は基本的なブーリアン機能について解説いたします。 ブーリアンの種類 ブーリアンとは、2つの形状がある場合、片方の形状でくり抜く「差」、融合する「和」、重なる部分を取り出す「積」を基本としてモデリングを行う機能です。ブーリアンは、モデリングブーリアン(ブール演算)とレンダリングブーリアン、Professional版ではブール演算パート(フローティング方式)が搭載され、それぞれに特徴がございます。 レンダリングブーリアンとは ブラウザにて形状名に記号を指定することで複数形状の差/和/積を表現します。例えば、2つの形状を配置して1つの形状名の前に”*”記号を入れた場合、重なる部分を削り、削った部分に”*”記号を付けた形状の表面材質を適用します。 ただし、形状自身が削られているわけではなく、記号はレンダリングでのみ有効です。他ファイル形式で出力しても効果は適用されません。 【注意】レンダリングブーリアンでは、形状毎に曲面の分割レベルを調整する「<」「>」など便利な記号がございます。詳しくはナレッジベースやマニュアルをご確認ください。 モデリングブーリアン(ブール演算)とは モデリングブーリアン(ブール演算)は、複数形状の差/和/積を表現することに違いはありませんが、状況に合わせた様々な操作・効果を行うことができます。 ブーリアン実行後は、差/和/積の効果に応じて形状自体が変形するため、他ファイル形式で出力しても効果を継続させることができます。 ブール演算パート(フローティング方式)とは(Professional版のみ) ブール演算の効果をモデリング画面で視覚的に確認し何度でも変更できるブール演算パート(フローティング方式)が搭載されています。 ブール演算パートは「ブール演算(ポリゴン)」と「ブール演算(NURBS)」の2種類に分かれ形状に応じて実行することができます。 ブラウザの「ブール演算」メニュー、もしくは、ツールボックス>パート>プール演算から演算パートを作成し形状を内包することで差/和/積の効果を適用させることができます。 また、他のファイル形式へ出力しても効果を継続させることができ、ブール演算パートに内包された形状は、図形ウィンドウで形状を移動させても演算の効果をリアルタイムに反映することができます。 最後に Shade3Dに関する様々なテクニックや情報を「Shade3Dナレッジベース」にて公開しています。操作や表現に迷ったら、是非ご活用ください。 |
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